(短編集)
有栖川有栖選 必読!Selection9 後ろ姿の聖像 もしもお前が振り向いたら
- 有栖川有栖選 必読! Selection (12)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
有栖川有栖選 必読!Selection9 後ろ姿の聖像 もしもお前が振り向いたらの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本作は、東京創元社『本格ミステリ・フラッシュバック』でも笹沢左保の代表作のひとつとして取り上げられている。 しかし・・・本作のこの書き方では、作者が地の文で読者に嘘をついていたことになり、アンフェアなのでは? あくまでも「宿命小説」であり「もしもお前が振り向いたら」登場人物の運命も違っていた、と描くことが作者の意図であった事はわかるが・・・ ミステリとしては破綻してしまっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
運命に翻弄される登場人物たちの屈折した心理の陰影が、複雑に交錯し猫の目のようにクルクルと変転をみせる人間模様。叩き上げのベテラン刑事と若いエリート刑事という、対照的な二人の探偵役の視点から、方向や強弱のちがう推理の照射をうけて、幾重にも絵柄を変えてゆく事件の様相。派手な趣向や驚くほどのトリックはないものの、そうした人間ドラマの光と影を探索する、謎解き劇のじっくりとした面白さが味わえる良作である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
探偵役の刑事二人が凄く良い。最初は二人とも嫌な奴かと思っていたら、中盤から、ものの見事にひっくり返された。ストーリーも一緒にひっくり返されているんだけど、それはついでのようなもの。とにかく、この二人の、仕事以上友情未満の、ホモらない関係性が素晴らしい。トリックは、まあ、良いんだけど、情緒的すぎるかな。ドライで格好良いと思っていたヒロイン(?)も、最後は情に絆されているし。最後まで貫いてほしかった。結局、登場人物の約一名が暴走したからこうなった、的な感じの物語。読了後の結論としては、「笹沢先生の作品は面白すぎる」。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|