急斜面
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ドイツでは大人気の「ヴァルナー&クロイトナー」シリーズの第四作。今回はクロイトナーの警察官らしき行動が鍵となるフーダニット、ワイダニット作品である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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結末が読めてくる前は違和感を覚えるが、結末に至る過程で急転直下、違和感が解消される。 次回作が楽しみ。 | ||||
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ヴァルナー&クロイトナー・シリーズ「急斜面」(アンドレアス・フェーア 小学館)を読み終えました。 前作「聖週間」を読んだのが2022/8月ですから、素早い翻訳ペースだと思います。 男女三人による或る<犯罪行為>とそのことに関わりあう徹夜での賭けカード・ゲーム後のクロイトナーが発端にありますが、それから三年後。 いつものように(笑)、ミースバッハ刑事警察署付き保安警察隊巡査・クロイトナーがゲレンデでベンチに座った"雪だるま"を見つけますが、それは凍った雪に覆われた女性の遺体でした。尚且つ一緒にその遺体を発見したのは、その女性の妹。状況から自殺と判定されますが、謎の写真と姉が亡くなる前に不吉な出来事があったという妹の供述によって、事件は不穏な様相を呈し連続殺人事件へと発展していきます。 自殺か?他殺か?他殺だとして犯人は誰なのか?その事件と巻頭の事件がどう関連してくるのか?ヴァルナーが謎を追うに従って、<連邦憲法擁護庁>の捜査官が登場し、或る"世界的な出来事"が浮上してきて飽きさせない展開が待ち受けています。スリラーですので書けるのはここまででしょう(笑)。 不埒で破天荒なクロイトナーの存在がこのシリーズの要ですので、今回もそれは変わりません。警部ヴァルナー側のドメスティックなやり取りもいつものように読ませますが、シリーズ4作目を迎えて、徐々にその面白さが失せてきたような気もします(私が慣れてしまったのかもしれませんが)。普通のよく出来たスリラーと言えばいいのか、その期待値を上回ることはありませんでした。 わが国の五社体制時のプログラム・ピクチャーを見るように、安心して読めることに変わりはありません。 | ||||
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