血の葬送曲
- レニングラード (6)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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イギリスの二人の合作者によるデビュー作。第二次大戦から6年後、スターリンによる恐怖政治時代のレニングラードを舞台に、いつ粛正の対象になるかという不安をかかえながらも難事件の解明に邁進する刑事の苦悩に満ちた捜査を描いた歴史警察ミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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旧ソ連の恐怖政治時代、レニングラードを舞台にしたフィクション。 凄惨な状況で転がった5つの死体。そこから始まる物語。 主人公は元音楽家の警察官となります。 元音楽家というのもしっかり意味があるのが面白い。 世界観が好きそうという方には是非読んでみて欲しい作品でした。 | ||||
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旧ソ連を舞台にした、歴史警察ミステリーです。表紙に雪の中に線路が描かれてますが、その情景や、寒さなどがものすごく伝わってくるような臨場感あふれる文章だったのでとてものめりこみました。線路に並べられた5つの遺体というのが帯にも大きく描かれていますが、物語はそこから始まります。特に難しい表現もなくすらすらと読めました。著作権があるので内容が細かく言えませんが、刑事ものが好きでない人にもオススメです。 | ||||
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生硬な文体とグロテスクな描写のせいで、いやな本を買ったなと思ったが、楽譜が出てきたところで、驚いた。歴史物で、しかも警察小説。 こういう作品には、松江さんのミステリ小説としての解説のほかに、ショスタコービッチの第七交響曲誕生の本当の背景、初演のための演奏者かき集めの苦労、歴史に残るベリヤの猟色犯行、ベリヤとマレンコフが同志でありながら政敵であったことなど、歴史的背景の解説も加えてほしいと思う。 | ||||
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読みやすい文体で一気に読めました。 フィクションですが、実際の出来事や人物が出てくるためソ連の不穏な空気が伝わってきて、涼しい部屋で読みながら罪悪感を覚える程のリアリティ。 ただ歴史も音楽も詳しくないため、知っていたらもっと面白かったかと。読後に調べました。 ラストは少しあっさりでしたが、続編を楽しみにしています。 | ||||
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舞台は1951年のソヴィエト社会主義共和国連邦・レニングラード。 疑わしくは罰せず、ではなく、疑わしくなくても逮捕な時代に 二本の線路の上に5つの死体が置き去りにされていた。 なぜ彼らは殺されたのか、人民警察警部補、主人公レヴォル・ロッセルが事件を担当することになるが 事件を解決しようと動く主人公が、捜査を進めるうちに 連続殺人犯の正体を突き止められるのは自分しかいないと気づく。 元ヴァイオリニストの自分しかできないその理由とは…。 その時代背景の恐ろしさと、残忍な殺人事件。 これらがうまく融合され、始終なんともいえない怖さがつきまとう作品。 冒頭の死体を発見するシーンからもう面白いなこの小説はと感じさせられ 見事読み終わるまでその印象は変わらなかった。 作者は本書がデビュー作で、今秋には本書の続編が刊行予定らしい。 そちらもぜひ翻訳して出してもらいたいなー。面白いの一言。おすすめです。 | ||||
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