天使と嘘



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初公開日(参考)2021年06月
分類

長編小説

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天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2021年06月16日 天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

臨床心理士のサイラスは、かつて異様な殺人現場で発見された少女と施設で邂逅する。イーヴィと呼ばれる彼女は、人がついた嘘を見破るという特殊な能力を持っていた。折しも、スケートの女子チャンピオンが惨殺される事件が発生。将来を期待された選手にいったいなにが起きたのか? 捜査に加わったサイラスは、イーヴィと事件の真相を追及する――。世界各国で激賞された英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー受賞作(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

天使と嘘の総合評価:7.68/10点レビュー 22件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

傷付いた者同士が、過去を乗り越えられるか?

オーストラリアの人気作家・ロボサムが「生か、死か」に続く二度目のゴールド・ダガー賞を受賞した作品。異常な経歴から心に深い傷を持つ少女と凄絶な過去を抱える臨床心理士が殺人事件の謎を解く長編ミステリーである。
子供の時、両親と妹たちが実の兄に殺されるという過去を持つ臨床心理士のサイラスは、男の腐乱死体が発見された家の隠れ部屋に潜んでいるのを発見された少女・イーヴィの診断を依頼された。児童養護施設に保護されており、攻撃的で誰とも心を通わせないイーヴィだが、実は高い知性を持ち「人がついた嘘を見破る」という能力を備えていた。サイラスは、一筋縄ではいかない狡猾なイーヴィを里親として自宅に引き取り、試行錯誤しながら心を通わせようとする。同じころ、イギリスフィギュアスケート界の新星と呼ばれた15歳の少女・ジョディが行方不明になり、暴行殺害される事件が発生。サイラスは心理学の専門家として警察から捜査への助力を依頼される。捜査が進むにつれ、優等生と思われていたジョディの隠された一面が明らかになり、犯行の動機も犯人像も謎が深まるばかりだった…。
「天使と嘘」のタイトルが示すように「よい少女」と「悪い少女」が主役になるのだが、イーヴィとジョディのどちらがどっちなのか? 二転三転するストーリー展開はスリリング。さらに極めて特異な過去を引きずるサイラスとイーヴィの二人の鏡の裏表のような心理戦もサスペンスがある。ただ、物語の構成としては「生か、死か」には及ばない。本作は新シリーズの第一作ということで、今後の展開に期待したい。
心理ミステリーのファンにオススメする。

iisan
927253Y1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ロボサム氏、二作目!上々です!

「生か死か」に気をよくして二作目に挑んでみました。

好みは分かれるでしょうが、私は「生か死か」の方が断然好きです。
「天使と嘘」は読みやすくはあるけれども、ちょっと現実離れしたところがあって、どうかな~。

主人公のサイラスを追ってゆくと、「特別心理捜査官」でしたか、あの人を思い出しました。
人と接する感じがよく似てるな〜と。
ただ、こちらのサイラスの方が闇が深くてもっともっと隠していることがありそうです。それが続編(続編があると解説にありました)で明らかになるのでしょうか、神のみぞ知る。

ロボサム氏の魅力が伝わる良いミステリーです、未読の方にはお勧めです。

ももか
3UKDKR1P
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.20:
(1pt)

驚きはない

安っぽい主要人物設定によくある事件。それでも英国の権威ある賞を受賞しているから予想外の展開をしてくれるのだろうと、スローペースの上巻をなんとか読了し少しづつ話が転がり始める下巻を読み進めたが予想通りの結末。なんの驚きもない。
主役2人の心理描写も別段新しさもない。

ふた昔くらい前の作品かと思いきやそうでもなかったことの方に驚かされた。作品の『肩書』に期待して読み始めたが特筆することのない平凡な作品だった。
天使と嘘 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:天使と嘘 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151832548
No.19:
(3pt)

普通

嘘を見破る少女が出てくるには出てくるが、特に目立った活躍をするわけではない。期待すると肩透かしを食う。つまらなくはないので続編に期待しよう
天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
415183253X
No.18:
(3pt)

嘘は日本で当たり前!!

リスベットと比べたら、イーヴィのキャラが弱いかな? 嘘を見抜く位の技では、日本の庶民の方が上だと
思うよ。何故なら、国が年中嘘をばら撒いているので当然だよね!!サイラスもブルムクヴィストの突破力や強引さには負けますね。入れ墨の意味が伏せられたけど、リスベットに勝てるかな?
天使と嘘 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:天使と嘘 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.17:
(5pt)

こんな面白いのがあったの?

この作者を初めて読んだんですが、これは面白かった!すぐに上下巻読破。半端無き悲劇の中で育った主人公二人がそれぞれを助けて巨大な悪に向かう。
少女の持つ特殊能力と携帯を持たない精神科医のクライムサスペンス!
是非読んでほしい逸品です!
天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.16:
(5pt)

間違いなく面白いです

イーヴィーとサイラス。対照的なようでいて実は似た者同士の少女と男。
内省的な性格の2人のモノローグが面白い。
特にサイラスのストイックで理性的な心の動きは男も女も読者を魅了する事でしょう。日本人はこういうキャラクターが好きだと思う。
【ネタバレ注意】
続編の「天使の傷」をあわせて読むつもりの方、これだけはご注意。
この本の中には続編で重要な役割を示す、とある“家政婦”の名前がさりげなくチラッと一度だけ出て来ます。
それを読み落とすと、続編の方の解釈が全然変わって来ます。
その家政婦の名の記憶なしでも、続編だけでも楽しめるには楽しめるのですが、覚えていた方が絶対にいいです★
天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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