たとえ天が墜ちようとも



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初公開日(参考)2020年09月
分類

長編小説

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たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)

2020年09月24日 たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)

高級住宅街で女性が殺害された。刑事マックスは、被害者の夫の刑事弁護士プルイットに疑いをかける。プルイットは元弁護士で大学教授のボーディに潔白を証明してくれと依頼した。ボーディは引き受けるが、それは命の恩人である親友のマックスと敵対することを意味していた。たとえ友情を失おうとも、正義を為すべく対決するふたり。予想外の展開となる白熱の陪審裁判の行方は。『償いの雪が降る』の著者が描く激動の法廷ミステリ!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.33pt

たとえ天が墜ちようともの総合評価:8.54/10点レビュー 13件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

久々に良いミステリーが読めました

「償いの雪が降る」に続いて二冊目です。
「償いの雪が降る」は、それほど感動しなかったのですが、今回の「たとえ天が堕ちようとも」は正に私の好みにドンピシャで大満足でした。
こういう出会いがあるから、読書は止められないんですよね。

新作が出るのが楽しみな作家さんが一人増えました。

ももか
3UKDKR1P
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

捜査側と弁護側、正義を貫く手段は異なれど

デビュー作「償いの雪が降る」で鮮烈な印象を残したエスケンスの邦訳第2弾。富豪である妻殺しの疑いをかけられた刑事弁護士の裁判を巡って、親友同士である刑事と弁護士が対決することになる犯人探しと法廷劇の傑作ミステリーである。
ミネアポリスの高級住宅地に住む刑事弁護士・プルイットの妻が殺害され、捜査を担当するマックス刑事は、向かいの家の住人の証言もあり被害者の夫を第一容疑者として捜査を進める。事件当時、プルイットはシカゴにいたというアリバイがあるのだが、それを疑問視する捜査側によって裁判に追い込まれたプルイットは、かつての同僚で敏腕弁護士だったボーディに弁護を依頼する。母を亡くし、父を失うことになりそうなプルイットの一人娘を気にかけるボーディは弁護を引受けるのだが、それはまた、親友であるマックス刑事と敵対することでもあった。しかしながら、たとえ天が墜ちようとも正義は貫かれるべきだと信じるボーディは裁判に勝利すべく、友情を犠牲にした裁判闘争を展開するのだった…。
まず、弁護士の妻殺しの犯人は誰か? 動機、犯行手段の解明プロセスがスリリング。言わばアリバイ崩しのパターンなのだが、アリバイが成立するかしないか、めまぐるしく入れ替わりサスペンスがある。さらに、正義と正義がぶつかり合う知性の戦いである裁判劇は検察官、弁護人、裁判官のそれぞれの個性が遺憾なく発揮されて白熱するアメリカの裁判の典型で、最後まで予断を許さずぐいぐい引き込まれる。謎解きミステリーとしても、法廷ミステリーとしても一級品である。それに加えて、登場人物の背景、人物像がきちんと描かれていてヒューマン・ドラマとしても完成度が高い。
謎解きミステリーのファン、法廷ミステリーのファン、どちらも満足させる傑作としてオススメする。

iisan
927253Y1
No.1:
(7pt)

いい法廷劇が読めた

とても好きなジャンルです

御福頂戴
1UFU3QOD
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10:
(4pt)

「これはソシオパスの所業なのだ。」

一事不再審の法則を計画に入れた知能的殺人事件、見事な法廷ミステリーだ。
たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)より
4488136095
No.9:
(4pt)

カスタマー

妻殺しを捜査する刑事と容疑者を弁護する教授(弁護士)との物語です。
刑事の家族、過去の捜査、教授の今までの弁護の話、殺された妻の姉妹の話、会社の話など、物語の進行とともに挿話されます。少しくどいように思いますが、これらが徐々に収束されていきます。
最後の方での目撃は都合よすぎるのでは、と思います。教授の法廷での弁護には読んでいて力が入ります。タイトル通りの結末になります。
内容だけでは☆5つですが、事件が解決した後の刑事のこと、教授のこと、一人残された娘のこと、隣人の夫婦のこと、妻の姉妹のことなど書いてほしかった。それで☆4つにしました。
たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)より
4488136095
No.8:
(3pt)

書き手が誠実であること。それが時間を共有できるヒントです。

この作者は知らなかった。ミシェル.ビュッシの大のファンで翻訳本は読み尽くしたので手持ちぶさたになっていた。そんなとき、amazonからのプロモーションでこの作者を知った。これが当たり! あっという間に三作目になる。なぜこうも居心地よく読みすすめるのだろう。本編に登場する刑事も対局的な立場で奮闘する弁護士も、奥底にあるのは『誠実』なのである。だからストーリーの中に抵抗感なく入っていけるのである。次の新作が待ち遠しい春である。
たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)より
4488136095
No.7:
(3pt)

意外性でなく不自然さで終えている。

アレン・エスケンスの『償いの雪が降る』を読んで他の作品も読んでみようと本作『たとえ天が墜ちようとも』を読むことにした。
『償いの雪が降る』で登場した刑事マックス・ルパートとロースクール教授のボーディ・サンデンの二人が主人公のクライム&リーガルサスペンスである。
ただ二つばかり納得いかない点があったので書いてみました。
その1)辣腕刑事のマックス・ルパートがなぜ共犯がいるということに気が付かなかったのか。
その2)唯一の検察側の証拠しての目撃者マリーナ・グウィンが証言を翻したのに陪審たちが有罪にしたこと。
この二つが最後に一つになる不自然さ(意外性ではない)が、評者はどうにも納得できなかったのです。
著者の弁護士としての経験や知識を生かした作品にはなってはいますが、『償いの雪が降る』を超えている作品とおもえなく読み終えました。
たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)より
4488136095
No.6:
(5pt)

素晴らしい

最初から最後まで飽きさせずに読ませる作品でした。
最後のパートは動悸が激しくなるほどの展開。

大どんでん返しってこういうのを言うんですよ。
たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:たとえ天が墜ちようとも (創元推理文庫)より
4488136095



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