すべての罪は血を流す
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今一番脂が乗っているアメリカン・ノワールの俊英の最新作(2023年刊)。アメリカ南部の町を震撼させた残酷な殺人犯を黒人保安官が追い詰める警察ミステリーであり、重厚な犯罪小説である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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登場人物の何気ないの動作の一つに於いても細かな描写を施しており、文字を追っているようで、まるで映像を見ているかのような臨場感があります。 キーとなる犯罪を確認した主人公は、こう思います。 「自分の一部が穢れて二度と戻らない気がした。一生回復できないほど汚染された。(本文引用)」 わたしも作者の表現力故か、読んでいる最中、そんな気持ちになりました。 共感力に優れている方は、少し要注意です。それほど、引き込まれてしまいます。 | ||||
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アメリカ南部の人種差別問題。今でも差別意識が残っており、白人至上主義が勢力を伸ばしている現実にハッとする。残念ながら自分達の周りでも同様なことが・・・。 | ||||
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読みやすい文章、イメージできる光景、テンポの良いストーリーは評価できるけど、 主人公はともかく、端役に近い人名は憶えられず、 唐突に名前だけで登場するので 「こいつはどういう人だっけ?」と誰が誰だか大混乱… キンドル冒頭の人名リストを見ても、よく分からないw この点が大御所のマイケル・コナリーやジェフリー・ディーヴァーとの違いやろなぁ。。。 | ||||
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大満足の読み応え。 これからも、発売即買いを続けます。 面白い小説にそうそう出会えないなか、 本当に同時代にいてくれて有り難い作家さんです! | ||||
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根底にあるのは恐ろしいほどの黒人差別。レイシストたちが日本では考えられにほどあからさまにに差別を言葉や態度にあらわしていく。郡の保安官は選挙で決まったのに黒人である、ということだけで敵意をむき出しにする。 そんななかで突然、高校で乱射事件が発生する。誰からも慕われる教師を射殺したのは麻薬で錯乱状態にあった青年だが彼も警官に射殺される。教師の遺品となった携帯電話にはおぞましい写真が残されており、過去に封じられた大事件が発覚する。ふたりのほかに第3の男も関与しており、ここからはノンストップの捜査が始まる。他人のいいなりにはならない主人公の鋼の意思をご堪能あれ。 「日曜朝の教会のほかに完璧な人種隔離があるのは葬儀場だけだ。」「告白の代償はつねに血で払うことになっている。」「この残酷な場所からは逃れられない。」「謙虚さとは、自分を軽んじることではない。自分のまわりを重んじることだ。」「酒に真実あり。」など箴言,金言も満載。 | ||||
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