身代りの女
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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2010年代前半に3作の邦訳が日本でも評価されたS.J.ボルトンの10年ぶりの邦訳作品。6人組の若者たちが交通死亡事故を起こし、その責任を一人で負った女性は20年の刑期を務めて出所。他の5人に20年前の約束を果たすよう要求する、傑作心理サスペンスである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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途中までは引き込まれるが、結末が雑でガッカリ | ||||
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原題は”THE PACT”=約束、672P。 それは英国サスペンスのタッチ。 ここはオックスフォード。 18歳の若者たち6人と、その20年後。 贖罪チャンスはあったものの、保身は負のスパイラルに陥っていく。 青春時代を共にした旧友に勝る友はないが。 想定外のラストに驚。 | ||||
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ゲーム理論「囚人のジレンマ」を思い出しました。共犯の囚人ふたりを別々の部屋で取り調べると結局自分の罪を少しでも軽くするために両者とも簡単に自白してしまう、という説です。 裕福な家に生まれて青春を謳歌する18歳の6人組は馬鹿騒ぎ、悪ふざけをはるかに超えた深刻な事件を起こしました。飲酒、逆走、定員オーバー、スピード違反で交通違反では収まらない犯罪で対向車の母親と子ども2人に命を奪ってしまいました。運転者と同乗者は救急車、警察を呼ぶことさえせずにその場から逃げ帰りました。 実は奨学金で高校に通っていた主人公の女性が、残りの5人に念書を書かせて写真を撮りひとりで罪をかぶります。殺人罪を課せられ懲役は20年。長い月日が流れて出所した彼女は5人組に復讐を開始したように見えますが・・・。 社会的地位を得た5人は自分だけが助かろうと一見協調するように見せながら、謀略をめぐらし他人を出し抜こうと必死に行動を始めますが、真綿で首を絞められるように徐々に追い詰められます。 そして迎える驚愕の結末は!というお話です。ひじょうに練りこまれた筋立てでおのおののキャラクター造形も見事でした。結局、すべては6人の誰かが何かを、とう帰結になりますがたいへん出来の良い小説でした。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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先が読めない | ||||
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