ぼくの家族はみんな誰かを殺してる
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本邦初訳となるオーストラリア作家の長編ミステリー。最近のミステリーが物足りなく、探偵小説黄金期の手法で現代ミステリーを書いたのが本書だという。前文に1930年の「ディテクション・クラブ会員宣誓」を、本文の前にわざわざ「ロナルド・ノックス『探偵小説十戒』(1928年)」を掲載してあることからも、その意気込みが分かる。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
確かに謎解きの要素は揃っており、最後のどんでん返しもあるが、何故かすっきりしない。没入して謎解きが出来ない。残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古典ミステリを思い出す面白さ。最後にきっちり回収してくれて、もう一度読み返したくなる。そういう作品だと予め聞いていたので「騙されないぞ」というつもりでじっくり読んだのだが、それでも見逃していたところが多かった。 犯人はわかる人はすぐわかると思うが、それを措いてもメインの事件以外の謎、タイトルの回収、ウィットに富んだ語り口で楽しませてくれる。軽妙な語り口で、ミステリとしては古典的なのに決して古臭くはない。 本国では第2弾が出ているらしく、そちらもぜひ読んでみたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久々に家族で再開する為、雪山に集まった家族に殺人が起こり・・・というお話。 著者の方は最近のミステリを読んであまり感銘を受けなかったので、アガサ・クリスティなどの30年代に本格推理小説を読んだら面白く、それを現代で展開したらと思って書いたそうですが、そういう感じの作品になっております。 登場人物が多く、その属性、キャラ、名前を把握しながら読む進むのが大変ですが、その辺も昔のミステリらしかったです。 錯綜する謎、二転三転するプロット、最後の謎解きと、黄金時代の推理小説を彷彿とさせる展開には、若い頃学校の図書室で読んだジュブナイルのミステリっぽく、素直に楽しめました(探偵役のアーネスト・カニンガムという名前もマージョリー・アリンガム風ですよね)。 かねがね、欧米の推理小説は、謎解きよりも小説として深化する方向に向かっている感じがしておりましたが、この著者の方みたいに、謎ときなどに重きを置く作家もいらっしゃる様で、個人的には嬉しいです。 黄金時代の本格推理小説を彷彿とさせて、素直に楽しめる作品。ぜひご一読を。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|