ぼくの家族はみんな誰かを殺してる



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    初公開日(参考)2024年07月
    分類

    長編小説

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    ぼくの家族はみんな誰かを殺してる (ハーパーBOOKS)

    2024年07月24日 ぼくの家族はみんな誰かを殺してる (ハーパーBOOKS)

    ぼくたちカニンガム家は曰くつきの一族だ。35年前に父が警官を殺したあの日以来、世間からは白い目で見られている。そんな家族が3年ぶりに雪山のロッジに集まることになったのだから、何も起こらないはずがない─その予感は当たり、ぼくらがロッジに到着した翌日、見知らぬ男の死体が雪山で発見された。家族9人、それぞれが何かを隠し、怪しい動きを見せるなか、やがて第2の殺人が起こり……。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    ぼくの家族はみんな誰かを殺してるの総合評価:6.71/10点レビュー 7件。Cランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (7pt)

    謎解きミステリーの真髄、という謳い文句は妥当か?

    本邦初訳となるオーストラリア作家の長編ミステリー。最近のミステリーが物足りなく、探偵小説黄金期の手法で現代ミステリーを書いたのが本書だという。前文に1930年の「ディテクション・クラブ会員宣誓」を、本文の前にわざわざ「ロナルド・ノックス『探偵小説十戒』(1928年)」を掲載してあることからも、その意気込みが分かる。
    スキーシーズン真っ盛りのスキーリゾートに、カニンガム一家が顔を揃えることになった。主人公はミステリーの書き方ハウツー本を業とする作家アーニーで、殺人で服役していた兄のマイケルが3年ぶりに戻ってくるのを祝うためだった。ところが猛吹雪に襲われた翌朝、ゲレンデで見知らぬ男の死体が発見され、マイケルが地元警官に拘束されてしまった。カニンガム一家は35年前に父親が強盗事件で警官を射殺し、自分も殺されたのを筆頭に、交通事故で相手を殺してしまった叔母、外科手術で患者を死なせた義妹などメンバー全員が何らかのやましい過去や隠し事を持っていた。アーニーは身元不明死体の謎を解くべく調査を始めるのだが、すぐに第二の殺人が発生。さらに猛吹雪で全員がロッジに閉じ込められることになる。
    外部から切り離された環境、怪しい動機を隠したメンバーが一人、また一人と消えていく。まさに古典的フーダニットの典型である。また、ノックスの十戒に忠実に謎解きの鍵は全て本文中に書かれていて、読者に名探偵になるチャンスを与えている。英国本格派謎解きミステリーのファンなら垂涎の作品だろうが、アーニーの謎解き大団円にちょっとした違和感があり、個人的には不満が残った。
    本格フーダニットのファンにオススメする。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.6:
    (1pt)

    私には、ストレスになった

    ひとことで言えば、つまんない。せっかく買ったので、最後まで辛抱して読んだけど、時間がかかった。主人公の解説は、ただの目立ちたがりのおしゃべり男のように思って、小説本来の面白さの足を引っ張ってるように感じた。
    ぼくの家族はみんな誰かを殺してる (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ぼくの家族はみんな誰かを殺してる (ハーパーBOOKS)より
    4596961328
    No.5:
    (3pt)

    ちょっとイラ立たせる作風

    謎解きになりそうなセリフとセリフの間に必ず余計な註釈が入る。 最初のうちは面白いと感じ読んでいたが、あまりにも註釈が多過ぎでイラッ!200ページを越えた頃から註釈の飛ばし読みでなんとか読み終えた。 
    ストーリーは一族の繋がりとそれぞれの隠し事?でなかなかの面白味があった。
    別の作品は、ちょっと手が伸びない作家です。
    ぼくの家族はみんな誰かを殺してる (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ぼくの家族はみんな誰かを殺してる (ハーパーBOOKS)より
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    No.4:
    (4pt)

    (2025-2冊目)「家族というのは、同じ血が流れていることが重要なんじゃなくて、この人のためなら血を流してもいいと思える相手のことなのよ」(70頁)

    』を読んだときにも、富永氏の鮮やかな翻訳に感嘆したことを思い出しました。
     今回の訳文も大変読みやすく、バタ臭さは一切感じられません。原著の英文に照らしてみましたが、良い意味で“飛ばした訳”になっていて、違和感がないのです。
     Witty repartee is not well serviced by truth「気の利いた台詞も真実の前では形無し」
     She caught herself in a sob「声が涙に呑まれ」
     More than anything, but「~したいのは山々だが」
     こんな具合に、こなれた日本語に助けられ、文庫本で500頁の長編小説も難なく読むことができました。
    .
    ぼくの家族はみんな誰かを殺してる (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ぼくの家族はみんな誰かを殺してる (ハーパーBOOKS)より
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    No.3:
    (3pt)

    全て揃ってはいるが?

    確かに謎解きの要素は揃っており、最後のどんでん返しもあるが、何故かすっきりしない。没入して謎解きが出来ない。残念。
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    4596961328
    No.2:
    (4pt)

    古典的な面白さ。だけど古臭くない

    古典ミステリを思い出す面白さ。最後にきっちり回収してくれて、もう一度読み返したくなる。そういう作品だと予め聞いていたので「騙されないぞ」というつもりでじっくり読んだのだが、それでも見逃していたところが多かった。

    犯人はわかる人はすぐわかると思うが、それを措いてもメインの事件以外の謎、タイトルの回収、ウィットに富んだ語り口で楽しませてくれる。軽妙な語り口で、ミステリとしては古典的なのに決して古臭くはない。
    本国では第2弾が出ているらしく、そちらもぜひ読んでみたい。
    ぼくの家族はみんな誰かを殺してる (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ぼくの家族はみんな誰かを殺してる (ハーパーBOOKS)より
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