永劫館超連続殺人事件 魔女はXと死ぬことにした
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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タイムループを用いたファンタジーミステリとしてかなり面白い作品でした。 | ||||
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まずコードギアスが好きだと、より楽しめる。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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とても面白かった。前の作品「傭兵と小説家」もそうなのですが、主人公(俺)とキーパーソンの女性(今回は魔女)との距離感というか関係性がすごく好き。掛け合う言葉にもカッコよさが透けて見えるんです。お互いがきちんとまっすぐ立って生きている感じとでもいうか。物語自体の面白さももちろんなのですが、登場人物のカッコよさも大事。 あとがきにある作家さんの思い、ちゃんと届いてます。作品を読ませてもらうことで余すところなくいただける幸せを感じております。また次回作を読みたいです。 あと本の紙質も好みで。紙の本はこういう触り心地や装丁でも満足感が上がります。 | ||||
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全部理解するには読み直さなきゃだけど、取り敢えずめちゃくちゃ面白かった! | ||||
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「特殊設定ミステリ」というジャンルになるらしい。 (そういうネーミングがあったとは!?) 産業革命頃のイギリス?を舞台に、女性主人が無くなった洋館での遺書公開に集まった、一癖も二癖もありそうな家人に客人、そして最後に現れた魔女…。 本格モノにタイムリープが織り込まれているが、キャラ設定もしっかりしているし、何より話のテンポが良く次々に話が切り替わっていく展開は見事。 複雑すぎてついていけないほどだが、最後の最後まで意外な展開もありながら、終わり方も鮮やか。 映像化は難しいだろうが続編を書いてほしい。 | ||||
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作者の前作『傭兵と小説家』もミステリ的な構造をしていたのでそれなりに期待はしていたのですが、予想を大いに上回る作品でした。特殊設定ミステリは「読者の盲点」を突くのに適したジャンルですが、その盲点の突き方や伏線回収が絶妙で、密室トリックも「この設定だからこそ」のものに仕上がっており、本格ミステリとしてフェアな構造になっています。そして登場人物二人が互いに隠し持つ秘密が交錯したときに起きる怒濤の解決パート。たしかにこれは「超連続」という冠を付けるに相応しい。こんな解決パートは読んだことがありません。 さらにはミステリ好きならば馴染みのある、ミステリというカテゴリが持つ例の構造的問題をあえて逆手に取った展開には、思わず膝を叩いて唸りました。あとがきに「作者はミステリ初挑戦」と書いてましたが、本当ですかね…あのマニアックな構造はよほどミステリを熟知してないと書けないと思いますが…。 ともあれ、同じくタイムループを扱ったミステリの金字塔とも言える『七回死んだ男』に勝るとも劣らぬ、間違いなく特殊設定ミステリの新たな傑作です。 | ||||
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まず書きたいのは、評価するなら何かしらコメントを書こうよ!ってこと。 これまでに7人の方が☆をつけてますが、コメントは無し。 詳しく書かなくても、面白かったのか、トリック(推理)は納得できるものだったのかとか 簡単でいいから書きましょうよ。 と思いつつネタバレを避けて書きますが「まぁ、面白かったかな」という読後感。 特殊設定は難しいですよね。 後になって「実は~」みたいに明かされても「はぁ、そーだったんですかぁ」としかならないし、 上記したような「納得」というのはあまりできないし。 でも、この作者さんは好きだし、「推理」の部分は置いといて、二人の話として今後に期待という感じでしょうか。 ということで、今後に期待して☆3つ寄りの☆4つ。 (「傭兵と小説家」の続きを読みたいと思ったりしますが) | ||||
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