黄土館の殺人



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初公開日(参考)2024年02月
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長編小説

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黄土館の殺人 (講談社タイガ)

2024年02月15日 黄土館の殺人 (講談社タイガ)

殺人を企む一人の男が、土砂崩れを前に途方にくれた。 復讐相手の住む荒土館が地震で孤立して、犯行が不可能となったからだ。 そのとき土砂の向こうから女の声がした。 声は、交換殺人を申し入れてきた――。 同じころ、大学生になった僕は、 旅行先で「名探偵」の葛城と引き離され、 荒土館に滞在することになる。 孤高の芸術一家を襲う連続殺人。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

黄土館の殺人の総合評価:6.14/10点レビュー 21件。Bランク


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(7pt)

黄土館の殺人の感想

シリーズ3作目。このシリーズは1作目から順に読む事が必須です。
1作目は少し好みと違う作品でしたが、その後の2作目、3作目は期待通りの面白い作品となっています。4部作なので、次巻も楽しみです。

シリーズを通して感じる「名探偵とは」のテーマは今回も健在です。さらにそのテーマに負けないくらいミステリ要素が豊富なのが魅力的でした。地震&落石によるクローズド・サークル、交換殺人、序盤は片側の犯人視点による倒叙ミステリ、後半は館で起こる連続殺人。ミステリ好きにはたまらない展開です。ただ、豊富なミステリ要素は大好物ですが、数が多すぎて事件の把握に難航しました。加えて、600ページ超の長さなので読了までかなりの時間がかかったのが少し大変でした。読みやすく面白かったのですが、読書中は先が気になる面白さというより、犯人や結末をなんとなく予感してしまい、答え合わせまでの道のりが長く感じました。

とはいえ、3人組のキャラや元名探偵との間柄も好みですし、近年のミステリの新作の中では期待のシリーズです。次巻の災害は嵐をテーマにしたものでしょうか。とても楽しみです。

▼以下、ネタバレ感想

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.20:
(4pt)

できれば一作目は読んでおいた方がいい

シリーズ三作目。ストーリー全体としては回を追うごとによりドラマチックになって面白くなってきている。過去作未読でもある程度楽しめるが、できればシリーズ一作目は読んでおいた方がいい。伏線が沢山張られており、who・why・howといった推理小説の醍醐味だけではなく、主要キャラの心理描写もある程度描かれていて人間ドラマとしても楽しめると思う。シリーズを通して、謎を解こうとすることによって大切な人が巻き込まれたり、かえって犯人の思うツボになったり、推理することで人を傷つけることもあるかもしれないという負の面に対する葛藤が描かれていて、真摯にミステリーに対して向き合おうとする生真面目なキャラクターが描かれているが、そういう描写が合わない人には退屈な面もあるかもしれない。
黄土館の殺人 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:黄土館の殺人 (講談社タイガ)より
4065347289
No.19:
(2pt)

違和感が多い

衆目を集める行動の直後に行った行動が、皆に感知されないのは違和感がある。
黄土館の殺人 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:黄土館の殺人 (講談社タイガ)より
4065347289
No.18:
(2pt)

新世代を代表する本格ミステリ作家の1人

この作家はとにかく本格ミステリ界隈での評価が高い。自分は本書含め数冊読んだが好きなタイプの作家だがそこまで作品は評価しておらず微妙に界隈とのズレを感じている。ポジティブな面は作者が読者として本格ミステリを読むという視点がありこんなものを読みたいを自分で実現させている点。ネガティブな一面は構成面に緻密さがないこと。名探偵論に拘るのは結構だが掘り下げが甘く「ごっこ」にしか見えない点。
黄土館の殺人 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:黄土館の殺人 (講談社タイガ)より
4065347289
No.17:
(1pt)

めちゃくちゃご都合主義の後出しジャンケン

すごくつまんなかったです、、!
レビュー高評価が多かったので期待しすぎてしまったかな、、。

連続殺人の犯人をさがす物語です。
登場人物達のスケジュール(アリバイ)や館の見取り図など、かなりの分量を付けている割に全然関係ないトリックや設定がわんさか出てくるので全く推理させる気がないなと、、。これならコナン読んでる方がマシかも
黄土館の殺人 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:黄土館の殺人 (講談社タイガ)より
4065347289
No.16:
(4pt)

シリーズ最新作、さらに緻密に張り巡らされたロジックを楽しめる

地震により孤立化した館での連続殺人。
凝っているのは、館と関係者が滞在する近くの温泉旅館それぞれで事件が起き、それが微妙に絡み合っていることで、様々な伏線が張り巡らせているうえに、謎解きも緻密。

なのに、今一つ楽しめないのはキャラが魅力に乏しい事。ここらは好みなのだろうが、キャラがデフォルメされてはいても、どれもありきたりでセリフにも現実感がないため、全く感情移入できない。

作者がフェアに伏線を張ってるがゆえに、結構事件の謎の多くは分かってしまうし、肝心の犯人も簡単に想像できてしまうのは残念。

過去シリーズのキャラと絡みが結構持ち越されているので、以前の作品を読んでいるとより楽しめる。
黄土館の殺人 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:黄土館の殺人 (講談社タイガ)より
4065347289



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