地雷グリコ
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.25pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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面白かったのは面白かったんですがカイジとか賭ケグルイとか観たことあるのでゲームの設定とかがちょっと浅いように感じました。でも子供の頃に遊んだグリコとかだるまさんがころんだとかを元にしてるので楽しめたのは楽しめました。 | ||||
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ギャンブルをやったことのある大人の読む本ではないな。 | ||||
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???ですが、読後は爽快! | ||||
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これは面白かった!読んでいて楽しい読書でした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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文章のタッチも軽く、気楽に読み進めることができるし、キャラクター達も馴染み易い。 ミステリというよりは、文字通りゲームやパズルを読み解いていく物語。 冒頭、表題の「地雷グリコ」はすごく楽しめたが、その後の各話も詰まるところ「古くからある遊び・ゲーム…というより、登場人物たちがそこに『後付けしたルールの解釈』」が肝になっていて、読んでいて主人公たちの駆け引きや頭脳戦よりは、若干の「後出し」感は否定できない。 「カイジ」の限定ジャンケンみたいな展開を期待すると、ちょっと肩透かしを食らうかな。 でも、特に本の苦手な方たちでも楽しめる良作だと思います。 | ||||
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よくもまあ、次から次へとトリッキーな仕掛けが思いつくものだと驚きました。独創的なゲームと意外な展開、緻密に組み立てられた理論…。作者は天才ですね。また、終わり方に作者の優しさが出ているようで、温かい気持ちになりました。この手の作品はあまり読まないのですが、話題になっていたので読んでみました。読んでよかってと心から思っています。 | ||||
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「デスゲーム」という言葉から想像される血生臭い世界とは真逆の場所で、息をのむような心理戦が繰り広げられる――青崎有吾氏の『地雷グリコ』は、そんなギャップに度肝を抜かれる一冊だ。高校の文化祭という牧歌的な舞台で展開されるのは、小学生の頃に誰もが熱中した「あの遊び」をベースにした、驚くべき頭脳の格闘技だった。 ただの運任せの遊びではない。そこに加わるのは、相手の表情、仕草、過去の選択、そしてその一挙手一投足から「次の一手」を読み解く洞察力と、自らの意図を隠し、相手を欺くための高度な戦略だ。あたかも将棋やチェスのように何十手先を読み、同時にポーカーフェイスの裏で相手の心理を探り合う。本作の「グリコ」は、単なる遊びを遥かに超えた、人間心理の極限を試すエンターテイメントへと昇華されている。 登場する高校生たちの思考回路は、読者の予想を軽々と超えてくる。私たちが「まさか」と目を疑うような奇策や、絶体絶命のピンチを切り抜ける鮮やかな逆転劇は、彼らがどれほど深く、そして多角的にルールと心理を解釈しているかを示している。「なるほど、その手があったか!」と膝を打つ瞬間が何度訪れることか。読者はまるで特等席から、天才たちの思考の応酬を息を詰めて見守る観客となるだろう。 本作のもう一つの魅力は、不変に見える「ルール」の中に、いかに無限の「自由」な解釈が存在するかを示してくれる点だ。決められた枠の中で思考を巡らせることで、常識に囚われない発想が生まれ、困難な状況を打破していく。これはまさに、私たちの日常にも通じる示唆ではないだろうか。一つの物事を多角的に捉え、既成概念を打ち破る思考の柔軟さこそが、この作品から得られる最大の学びであり、読後にはきっと、凝り固まっていた自身の視野がふわりと広がる感覚を味わえるはずだ。 「地雷グリコ」は、デスゲームのような緊張感と、謎解きのような爽快感、そして人間ドラマのような奥深さを併せ持つ、唯一無二の作品だ。一話完結型で、どの物語も息つく暇なく読破できるだろう。この稀代の「頭脳戦エンターテイメント」を、ぜひあなたの目で体験してほしい。 | ||||
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連作短編集である。 ・地雷グリコ グリコ。誰もが子どもの時にやったことがある遊びだが、この作品ではそれが実に高度な勝負に様変わりする。射守矢真兎(いもりやまと)が主人公である。高校1年生で、もうすぐ行われる文化祭で出展する場所を争って「地雷グリコ」で勝負するわけだ。しかし、真兎といい、相手になる椚(くぬぎ)先輩といい、こんな高校生いるのか?と思わせる。あまりにも読みが深すぎるのだ。まあ小説だからいいが、実際は大人でもここまで読んで勝負する奴はいないだろう。凄すぎてリアリティがない。 ・坊主衰弱 ある喫茶店でマスターともめて、出入り禁止になった真兎の高校のかるた部。それを解決するためにマスターと「坊主衰弱」をすることになった。しかしそのゲームはいかさまだった。真兎の取った対策とは…。相変わらず高校1年生とは思えない洞察力と対処力を見せる真兎である。 ・自由律ジャンケン 生徒会会長の佐分利(さぶり)が、真兎の活躍を耳にして生徒会に入れと言ってきた。変則ジャンケンで勝負をする。勝負は7回。グー、チョキ、パーに加えて真兎と佐分利の設定した独自手を使うことができる。真兎の手は「銃」、佐分利の手は「スネイル(蝸牛)」である。この2つの手には自分が考えた「効果」を持たせることができる。たとえば、グー、チョキには勝つがパーには負けるといった感じである。両方の手の効果は審判の椚しか知らない。ここでも、高校生離れした超人的な読み合いが行われる。その上、真兎には秘策があった。 他2編収録。 こんな高校1年生いるわけないだろ、というのが感想である。まあ、全体的な話のトーンもシリアスではないし、射守矢真兎という名前もおそらくヤマトイモリから来ているのだろう。それぞれの勝負の読みと種明かしにだけは感心した。リアリティのなさも、最初から狙っているのだろう。「共感」はできないが、「感心」はできる小説である。 | ||||
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3日前に買った商品が、発送キャンセルになったので、こちらから購入、[可]のグレードでしたが発送も速いので駄目元で購入。素晴らしい美品でした。看板に偽りなし内容も | ||||
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