水族館の殺人



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初公開日(参考)2013年08月
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長編小説

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水族館の殺人 (創元推理文庫)

2016年07月28日 水族館の殺人 (創元推理文庫)

夏休みも中盤に突入し、風ヶ丘高校新聞部の面々は、「風ヶ丘タイムズ」の取材で市内の穴場水族館に繰り出した。館内を館長の案内で取材していると、サメの巨大水槽の前で、驚愕のシーンを目撃。な、なんとサメが飼育員に喰いついている!駆けつけた神奈川県警の仙堂と袴田が関係者に事情聴取していくと、すべての容疑者に強固なアリバイが…。仙堂と袴田は、仕方なく柚乃へと連絡を取った。あのアニメオタクの駄目人間・裏染天馬を呼び出してもらうために。平成のエラリー・クイーンが贈る、長編本格推理。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.71pt

水族館の殺人の総合評価:6.59/10点レビュー 49件。Aランク


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全7件 1~7 1/1ページ
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

容疑者が多いが…

容疑者が多いのですが、分かりにくいということは無いです。本作も一作目に続き、時間と場所が密室を作り出すという内容ですね。
主人公の裏染天馬が一つ一つ謎を解いていくサマはスッキリします。

陰獣
Z0SROFAS
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

シリーズ第2弾

学校のシーンを入れることで、誤魔化していたのかもしれないが、犯人当てのロジックに重きを置き過ぎだと感じた。

犯人の動機を考えると、犯人が捕まったとしても無事再開されるか疑問が残るのに、意図的ではないにしろ、明確な犯人候補を用意しないトリックにはしないはず。
被害者以外にも犯人がよく思っていなかった人物がいたことを踏まえると、その人物が犯人になるようなトリックにする方が自然かな。

最後、主人公にあのセリフを言わせたかったからこんなトリックにしたのかなと思えて仕方がなかった。

エーカー
NWKWLAAY
No.5:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

水族館の殺人の感想

私には合わない
事件が起きている水族館と
学校がまじりあってない。
数だけ多くて出来の悪いパズルを解いている感覚でした。

jethro tull
1MWR4UH4
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

水族館の殺人の感想

館シリーズ?の第2段。
前作同様、1つの物的証拠に徹底的に拘っての論理的消去法推理。
あくまでもロジックという姿勢は好感が持てるし、リーダビリティの高さも相まって好きだという人は多いだろう。

今作は、表紙の絵にもあるようにモップとバケツ。
事件発生現場が水族館という特殊な場所であるため、犯人の取った行動にも必然性という意味で納得できるものになっています。
別の可能性に対する推理抜けといった点でも前作のような粗さもなく、かなり進化しているように感じました。

難点を上げるとしたら容疑者の数が多いことか。
最後にあの動機を持ってくるのなら、もう少し容疑者の数を減らして、キャラの掘り下げをしたら良かったのではないかとも思います。
それとシリーズ化を意識しているのだろうが、事件と無関係な枝葉の話が多過ぎたようにも思われます。
柚乃の卓球の試合そして天馬と強豪校主将との関係や天馬の家族の登場、そして父親との確執。
そして、新聞部のイケメン副部長らの新キャラに、前作の関係者まで登場してくる。
容疑者が多い割に冗長な部分が多く、肝心な部分の描き込みが浅い。
そのため、動機と殺害方法が異様なまでにアンバランスに感じてしまいました。
でもまぁ続編が出たら是非読みたい。
という意味でもシリーズ化には成功しているのかなって思います。

梁山泊
MTNH2G0O
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

水族館の殺人の感想

2作目も満足。シリーズが楽しみになりました。

前作ファンの期待に答えるロジカルな推理が健在。前作は1本の傘。今作はモップとバケツの手がかりから真相を導き出していく思考錯誤は楽しいです。
警察が高校生に事件捜査を頼ったり、アニメオタクな探偵など、読者を選ぶ要素がありますが、私は金田一少年の事件簿系統の学園かつ本格物はとても好物なのでハマります。

11人の容疑者から犯人を特定していく流れについても、前作同様に推理の過程が丁寧。
○○だから、数人一気に除外という荒削りな消去法はなく、1人1人丁寧に論理的に除外されていきます。
犯人が絞り込まれていく過程は読んでいて大興奮でした。

ただ正直な所、事件やトリックなど特出して印象に残るものではありませんでした。また、分単位で事件を検証する所に、そんなに正確な時間をみんな意識して行動しないよなぁ、と感じたり、本当にこれが唯一の解なのか?と思えたりとするのですが、
そんな細かい事は気にせず、なんか推理している様子が単純に楽しいと思える作品なのが好みです。

2作目だから水車館をもじった水族館についても、言葉だけではなく、ちゃんと水族館ならではの事件・動機であり、とても考えられていて面白かったです。
また、製本の見返しや、しおりひもも水族館ぽく青に染めてあり、色々とこだわりを感じました。

次回作も楽しみです。

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egut
T4OQ1KM0
No.2:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

水族館の殺人の感想

前作の「体育館の殺人」に続く裏染天馬が推理の冴えを見せるシリーズ二作目。読んでいて思ったのがこの作品の世界は完全に出来上がっていること。登場人物たちのそれぞれの役割とかキャラクター設定が出来上がっているので、彼らが物語を動かしていくのにうまく機能している。刑事が高校生に捜査に詰まったからといって協力を仰ぐなんてそんなバカな、なんてつまらない野暮な突っ込みは止めましょう。そんなところにも利害関係をちゃんと用意して天馬の隠された素性が少しずつ明かされていく計算を作者はしています。平成のエラリー・クイーンと評する裏表紙のとうり、論理の積み重ねにより表面には見えない事実を読み取っていく彼天馬の推理は圧倒的に凄く、物事の真理を突き詰めた人の心理面までをも鋭く見抜く天馬の推理力。何故それがそこにあるのか?黄色いモップと青いバケツ。事件を解決するのは結局その黄色いモップと青いバケツでした。論理的展開の圧倒的な面白さ。ミステリーの醍醐味がここにあります。この作者、只者ではない。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

水族館の殺人の感想

裏染天馬シリーズ(あるいは青崎館)2作目。随所に放り込まれるサブカルチャーネタが笑える(分からないのもあるが)。今回はアリバイ崩しもの。これがパズラーと言う物だろうか。犯人を特定する最後の条件となった○○(文字数とは関係無し)には気付けなかったが読み返してみるとさりげなく提示されている。条件を1つ1つ積み上げて犯人を絞っていく過程は読んでいてわくわくさせられた。裏染自身の謎についても今回は少し触れられたのでシリーズを通して徐々に明かされていくと予想。

水生
89I2I7TQ
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