致死量未満の殺人
- アガサ・クリスティー賞 (2)
- アガサ・クリスティー賞受賞 (13)
- クローズド・サークル (178)
- 倒叙ミステリ (73)
- 処女作 (383)
- 密室 (311)
- 山荘 (115)
- 推理合戦 (71)
- 本格ミステリ (563)
- 毒殺 (157)
- 雪の山荘 (45)
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【この小説が収録されている参考書籍】 |
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.80pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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雪に閉ざされた山荘で一人の女子大生が毒殺され、それぞれが動機を持つ、残り4人の大学生たちは犯人を探し出す「検討」を行う……といったシンプルな構成ながら、複雑に入り組んだ真相が用意されている作品です。 | ||||
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著者初読み。第3回アガサ・クリスティー賞受賞作。犯人の告白から始まる倒叙ミステリー、かと思いきや、終盤で二転三転の本格ミステリー、なんでしょうね一応。まず悪い点、文章が読み辛い。回りくどく気取った表現の連発で、読んでいてぐったり疲弊した。また、被害者が余りに酷い性格で、なぜ皆一緒に旅行に行くのかそこから納得出来ない。同行者全員に動機がある、と言う状況を作りたかったのでしょうけど。良かった点は、トリックでしょうか。実効性はともかく、なかなか面白いと思った。まあ、ホントに気に入ったのはタイトルだけでしたけど。 | ||||
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閉じ込められた山荘。ゼミ仲間のメンバー4人全員に殺意があった。15年の時効寸前に現れた一人の男が語る言葉。あの時の真犯人は俺だ。そんなシチュエーションで始まるストーリー。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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倒叙形式で始まる序章から、昔に遡り、その人物が毒物入手し、山荘に仲間と集うも、衆人環視の中、どうやって毒物を混入したのか、明らかにならないまま、仲間たちの被害者(非現実的なヒール)に対する恨みつらみの描写が冗長との意見もわからないでもないが、その冗長さにトリックが成立しているのは見事。 そしてやはり、ラストで唐突に探偵役になる、ある登場人物には、アンフェア感は否めない。 それでもトリックの見事さで、☆4つ。 | ||||
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比較的読みやすい作品。最初に犯人が名乗るスタイルは倒叙ミステリーを思わせたが、後半の大逆転には正直驚かされた。しかし、最後の最後のコンダクターの展開には少々やり過ぎ感も。いずれにしてもアガサ・クリスティと刑事コロンボを足して3で割ったような印象。足して2ではなく、3であることに作者の、伸びしろに期待する。 | ||||
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表現が過剰に装飾されているきらいはありますが、それが静かな夜や降り積もる雪、また張り詰めている空気感を感じさせるものなので、気になる要素ではなく、逆にその静けさと張り詰めた空気でどんどん物語に引き込まれました。 そしてページを繰る手ももどかしく一気読み。 二転、三転とひっくり返る結末といい、読後かなりの満足感が得られました+.(≧∀≦)゚+.゚ | ||||
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確かに賞と取るだけのトリック、どんでん返しにはミステリーらしさが感じられるが、いかんせん登場人物の言動に現実味がないため残念な作品になってしまっています。 被害者が複数の人間から殺したいほど憎まれている割にはその悪人振りが伝わってきておらず、またそれでいながら同級生たちも当人と普段から行動を共にする心理が納得できない。 さらに明らかに脇役と思われていた人物が、終盤に入り突然名探偵に豹変する流れもどこか取って付けたように感じ、最後に開かされる黒幕の存在もいささかやり過ぎのきらいがあるように思えてしまう。(どんでん返しもやり過ぎると却ってくどさだけが残ってしまうのでは?) 個人的には、現実の15年という時の持つ重みがあまりにも軽く書かれていることに、最も違和感を感じてしまったことが残念でした。 (15年間まったく話題にもならなかったことが、昨日のことのように思い出されるものでしょうか? また何も云わずに普通に生活していけるものなのでしょうか?) 是非人間が描けている作品を期待したいと思います。 | ||||
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書名は、応募時の『コンダクターを撃て』よりも内容に合っているとは思いますが、これだと完全とは言えないかもしれませんが、トリックが分かってしまいます。 叙述には工夫がこらされていますが、弥生の“悪人”ぶりがイマイチで、犯人が類推しやすいことにも難点があります。 | ||||
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