サナキの森
- 処女作 (383)
- 小説家 (28)
- 引きこもり (26)
- 新潮ミステリー大賞受賞 (7)
- 遺言 (82)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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第一回の「新潮ミステリ-大賞」の受賞作と言うことですが、本書を本屋さんでたまたま見かけるまで、こういう賞が新設されていたのを全く知りませんでした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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作家だった祖父に託され,孫娘たちが探し物と探偵の真似事を…という物語ですが, ラノベ風のキャラクタや言い回しは,旧仮名遣いの作中作との対比効果はあるものの, シリアスなミステリへの期待が強いと,カバー絵を含めて戸惑いを抱くかもしれません. また,そのノリでたびたび挟まれる彼女の恋愛事情や,卑屈で自虐的な自分語りは, 青春小説にしたいのか,それでも興味は向かず,ダラダラした様子は邪魔ですらあり, それらを絡める幕引きも,触れたからには…とはいえ,どうしても違和感は拭えません. 一方でミステリについては,過去の事件に流れるも,最後は始まりの物探しへと収束. 事件よりも祖父の思い,そしてその背景にあった古き因習と男女の謎が軸となっており, こちらは話の組み立てやゾクリとする作中作など,うまくまとまっていた印象を受けます. ただ,昔も昔だけに推測とされるも,事件のトリックについては『穴』があるようで, それを導き出した人物にしても,顔が見えず,話に都合のいいだけの存在に映りました. | ||||
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岩手の遠野を舞台に、実際に起きた「冥婚」を語る祖父の小説と、現代に生きる孫娘の推理が交互に紡がれる。 なにより注目すべきは、横溝を思わせる怪奇的な雰囲気と密室殺人の謎が、片思いの恋をモチーフとして、27歳ニートの主人公の秘められた 物語と共鳴しあうという設定にある。謎は本格派らしく、フェアな手がかりと共に読者へ差し出されているが、枠組みである主人公の 物語の方が興味深く、その意味で本作は青春小説としても読める。昔の小説の文体と、現代の若者の話し言葉の文体を巧みに使い分けつつ、ふたつの物語をリンクさせる手際は見事。次回作も読んでみたい。 | ||||
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最初は、ラノベ文体と旧字体に疲れてしまいました。 が、読み進めるうちに、そんなことは気にならなくなるくらい引き込まれました。 冥婚がからんだ動機が新しい。そして切ない。 レビューにあったトリックの庇護、気付きませんでした。修正されているのかな?? | ||||
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他の人も書いているが、本格密室トリックのはずが、成立していない。重大な間違いがあるのに、選考委員も編集者も、誰も気づかず、直させなかったのは、どういうことか。「金返せ」ものの作品。それでも読みたい人は、アマゾンで1円になるか、ブックオフで100円になるまで待つのが賢明。 | ||||
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続きが気になって一気に読みました。 早送が早く本の状態もとてもよかったです。 | ||||
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