道徳の時間
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.75pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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第61回江戸川乱歩賞受賞作。「これは道徳の問題です」とだけ自供して黙秘を続ける男。謎の提示が魅力的でしたが中弛みを感じてしまいました。動機特定の手がかりと真の動機解明に意外性を感じられたので読後感は悪くありませんでした。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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「道徳の時間」というタイトルともちろん内容も最近の乱歩賞受賞作の中では秀でていると思います。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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2015年度の江戸川乱歩賞受賞作品です。 | ||||
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この著者のデビュー作であり本書は最終その年の江戸川乱歩賞を受賞するが、一部選考委員から 強い指摘を受け文章を大きく修正させられたと文末の解説で知る。我々が今読んでいるのは修正 後の作品だが、本書のメインストーリーとなる2001年の教育者殺人事件の犯人の動機も些か複雑すぎる 感は否めないと思う。しかしながら、深い謎解きを伴った社会派推理小説として秀逸の作品である ことには違いない。この2001年で逮捕されたのは被害者の教え子でなんの抵抗を試みることなく 罪を認め15年の刑に服している。この事件の舞台となる関西のある県に帰ってきて燻ぶった 生活を送る気鋭のビデオジャーナリスト伏見はある日越智という女からこの事件を扱ったノンフィクションビデオの カメラマンになるように依頼される。この事件をメインにしながら、伏見の住む町で起こる不可解な 数々の事件の謎解きが並行して描かれていく。この作品では随所で、ジャーナリズムのあり方、教育の 持つ意味と限界、そして筆舌に尽くせぬ劣悪な生活環境で生きざるを得ない人間たちの持つ 「道徳観」等々、くどくない形で掘り下げられていく。推理小説の枠を超えて、そのような掘り下げは 深くて読者を引きずり込んでいく。デビュー作とは思えぬ骨太の作品に仕上がっていると思う。 | ||||
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<ネタばれあります>江戸川乱歩賞で意見が割れたとのことだが、どちらかというとわたしは池井戸潤に賛成かな。文庫本解説で解説者が元少年aの本を例に挙げて本書の犯人の「動機」について擁護していたが、殺人者が殺人のあとで本を書くのと本を書くために殺人をするのでは全然違う話でしょう。やはり動機はちょっと荒唐無稽と思う。人間ドラマが良く書けてるという書評もあったが、どこが?横山秀夫や池井戸潤なんかと比べるとぺらぺらでしょう。最後の方の夫婦の会話なんておぞましい限りだし主人公のとがったもの言いとかうっとうしくて、かえってテクニカルでドライな作風の方が良かったと思う。と悪口ばかりだがまあ駆け出しの段階でこれだけ書けるのは驚異的とは言える。 | ||||
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直前に読んだ朝井リョウさんの『死にがいを求めて生きているの』にも関連して、作中の犯人と映像監督の動機が"生きがい"で印象的。 | ||||
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なかなかの読みごたえ | ||||
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読んでて期待感はあるし、展開も悪くないけど、いくつか怪しいところもある。 粗探しする気はないが、読後感がパッとしない。 なんというか、期待してたカタルシスと違った。 | ||||
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