川瀬七緒(かわせななお)の作品一覧

海外で荒稼ぎして帰国した詐欺師の藍は、ある政治家のパーティーで知り合ったみちるに興味を抱く。

誘拐犯に仕立て上げられた自殺志願者たちの運命は。

隠しても隠せない。服がすべてを自白してしまう。

片田舎での暮らしを厭う高校生の奈緒は、東京から越して来た亜矢子と親しくなる。

東京の高円寺南商店街で小さな仕立て屋を営む桐ヶ谷京介は、美術解剖学と服飾の深い知識によって、服を見ればその人の受けた暴力や病気などまでわかる特殊な能力を身につけていた。

麻布署捜査課の刑事だった藪下浩平(43)は、寝たきりの母を介護するため、期待されるキャリアを捨てて1年前に退職した。

東京・杉並区で男性の腐乱死体が見つかり、法医昆虫学者の赤堀と岩楯刑事が司法解剖に立ち会うことになった。

東京都内の一軒家で、おびただしい血痕と三つの左手の小指が見つかった。

福島の田舎町で、ポルノ漫画家の母と暮らす男子高生・海色。

羽野千夏は、民俗学の「口頭伝承」を研究する大学生。“消えない記憶”に興味を持ち、認知症グループホーム「風の里」を訪れた。

伊豆諸島の「神ノ出島」でミイラ化した女性の遺体が発見された。首吊りの痕跡から、解剖医は自殺と断定。

この本を読んではいけない―奇妙な警告文の挟まれた古書がオカルト雑誌の編集部に持ち込まれた。

東京都西多摩で、男性のバラバラ死体が発見される。岩楯警部補は、山岳救助隊員の牛久と捜査に加わった。

第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。

のどかだった町は、すっかり変わってしまった―。

東京・葛西のトランクルームから、女性の全裸腐乱死体が発見された。

全焼したアパートから1体の焼死体が発見され、放火殺人事件として捜査が開始された。

第５７回江戸川乱歩賞受賞作　　　　　　　呪いで人が殺せるか。