詐欺師と詐欺師
- 復讐 (158)
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詐欺師と言うタイトルに惹かれて買ったが、騙し合いやどんでん返しもなく非常につまらなかった。そのうえ、最後には残酷でグロテクスな描写があり、本当にこの本を買わなければ良かったと後悔した。そもそもこのストーリーに詐欺師が登場する必要があるのか、そこからして疑問だった。同時期に望月諒子のフェルメールの憂鬱を読んだが、こちらの方が遥かに面白かった。詐欺師と詐欺師と言うタイトルを冠するには、もっと緻密で起伏のある物語を展開してもらいたい。でないと、読者は単に作者に騙されて買わされたと思ってしまう。 | ||||
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川瀬七緒『詐欺師と詐欺師』読了。 この著者の作品は初めてである。女性服飾デザイナーでもあり、推理作家でもあるそうだ。日経新聞夕刊のブックコーナーで紹介さえていたので、読んでみた。 なかなか面白い。 世界を股にかけた女性詐欺師と、両親の復讐に凝り固まっている若い女性詐欺師が主人公だ。 対照的な性格の二人を上手く描き分けていると感じる。 どんでん返しも、それなりだ。 が、切断された誰かの足が、この二人のリュックに何故か入れられているという「出来事」だけは、唐突過ぎて一連の流れの中でも浮きすぎている。 物語の大転換点をなすのだけれど、不自然さ、理由の薄弱性、合理性の欠如というか、そんな感じで違和感が残ってしまうのだ。 3日間で集中して読めたが、そこが残念だった。 | ||||
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海外に長くいた美貌の詐欺師藍と、日本で復讐に燃える貧困層の詐欺師みちる。 その2人がタッグを組んで、日本屈指の巨大企業グループへ詐欺を仕掛ける。 その結末は?というストーリー。 毎回、みちるの金への異常な執着と藍がそれを宥めたりするシーンが何度も何度も出て来てウンザリする。ページ数稼ぎかと思うほどで、全然ストーリーが進まない。 法医昆虫学シリーズの博識さと、ハラハラする展開、丁々発止の遣り取りとは程遠い出来でした。 | ||||
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このタイトルであれば勝手に「一般人、つまり素人を騙す『シロサギ』を手玉に取って巨額の金を奪い取る玄人『クロサギ』の相棒モノでちょっとコミカルな痛快勧善懲悪小説」だと思い込んでいました。 実際に冒頭では悪徳政治家を嵌めて金を搾り取ります。しかし、読み進めるうちにどんどんシリアスな展開になりおどろおどろしさまで感じるようになります。登場人物は「美貌の女性詐欺師」「その妹的存在の弟子」「大富豪の老女」「その世話を続ける家政婦」「しょぼい探偵」「タクシー運転手」「(冒頭の)政治家」だけですので犯人捜しの意外性はありません。 けれども物語は(多少強引ではありますが)まったく予想もしなかったラストまで一気に駆け抜けました。 個人的にはほんとうのタイトルは「復讐と復讐」だと思います。 | ||||
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世界を股にかけて、大金持ちから金を奪い取る詐欺師。ひょんなことから、ある女性と知り合い、ターゲットを追い込む。しかし、ターゲットもそう簡単には落ちない。死闘の果てに、見える結末は・・・ | ||||
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