よろずのことに気をつけよ



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

6.88pt (10max) / 8件

6.37pt (10max) / 38件

Amazon平均点

3.57pt ( 5max) / 47件

楽天平均点

3.67pt ( 5max) / 3件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
10pt
サイト内ランク []B総合:653位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

10.00pt

80.00pt

20.00pt

20.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2011年08月
分類

長編小説

閲覧回数11,351回
お気に入りにされた回数12
読書済みに登録された回数57

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

よろずのことに気をつけよ

2011年08月09日 よろずのことに気をつけよ

第57回江戸川乱歩賞受賞作       呪いで人が殺せるか。変死体のそばで見つかった「呪術符」を手がかりに、呪術の研究を専門にする文化人類学者・仲澤大輔が殺人事件の真相に迫る、長編ミステリー (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.88pt

よろずのことに気をつけよの総合評価:7.11/10点レビュー 55件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(4pt)

面白くなかった

まとまりがない。

わたろう
0BCEGGR4
No.7:
(6pt)

よろずのことに気をつけよの感想

呪詛とか念仏とか…基本このような題材は好みですので、楽しみに読み始めました。結果、前半は京極氏の作品と比べてしまい物足りなく、だんだんと登場人物二人の関係描写がたて込んでくると、なんだか軽い恋愛小説?といった様相も呈してきて、深みが薄れて、ラストは期待外れといったところです。
文体は簡潔で読みやすく、中身もそこそこですが、再読はないと思います。休日の友として楽しめました。

はつえ
L7BVQMDY
No.6:
(7pt)

よろずのことに気をつけよの感想

著者初読み。第57回江戸川乱歩賞受賞作。乱歩賞(デビュー作)らしく力の入った、しかしやや詰め込み過ぎて少々纏まりに欠ける作品でした。提示された手がかりから事件を推理するのでは無く、主人公と一緒に流されながら徐々に真相に近づくタイプの構成。思わせぶりな人物が結局そうでも無かったり、偶然の出会いと刑事の情報漏洩にかなり頼った捜査、イケメン先生と美少女女子大生コンビの微妙な関係性等、つっ込めばキリが無いが、真面目に書いているので好感を持って読みました。ただ、犯人の造形と犯行動機はある意味一番の衝撃、オチもね。

なおひろ
R1UV05YV
No.5:
(6pt)

よろずのことに気をつけよの感想

 

 「呪い」で人を殺せるか? そんなことは無理だろうと一蹴することは簡単であろう。 しかし事実として被害者の傍に眠っていたのは60年来の怨みの籠った呪術符。 調べてゆくうち明かされるは被害者の隠匿された過去と罪業、誰が何のために途方もない企てをしたのか被害者の孫と呪術専門家で迫っていく。

 「呪い」を全面に押し出した作品。 この作品を楽しめるかどうかは「呪い」という非科学的、超常現象とも言えるテーマを受け入れられるかにかかっています。 私自身は好みのテーマで呪術や因習に関する蘊蓄じみた知識に嫌悪感を持つことはなかったです。 仮に興味がなかったとしても説得力を持った丁寧な説明があり理解することに苦心することは無いと思います。 この気難しいテーマを万人に扱えるように昇華させたのは作者の研究と筆力の賜物でしょう、私の想像するミステリとは些か違ったのですが、なるほどこのような作品も悪くないです。 ★は6つ



▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

りーり
9EDFH0HC
No.4:
(7pt)

よろずのことに気をつけよの感想

今マイブームの作家さんのデビュー作にて乱歩賞受賞作。
「呪い」がテーマで、主人公が、殺人の被害者にかけられていた呪いの謎を追っていくというお話。
歴史、風習、信仰なんぞの薀蓄を垂れ流されても疲れるだけですが、主人公に軽くそれを語らせているので助かりますね。
被害者の孫娘を主人公のパートナーに置いていますが、この頭の回転の早い女性をパートナーにおいているのも効いてますね。
ですので、「呪い」という言葉から想像できてしまう気味悪さやおどろおどろしさはそれ程感じません。
しかし迫力あり、何故か読後感もよしです。
やはり、この作者侮れません。

梁山泊
MTNH2G0O
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

よろずのことに気をつけよの感想

呪術は心理戦という文化人類学者の主人公仲澤大輔と砂倉真由のコンビが、文献にも出ない隠れた呪術師たちを追って四国や東北を旅し、その土地の念仏を探っていく物語である。何者かに祖父を殺された真由が家の軒下から見つけた呪術符。それは50年も前のもので、強力な呪いを込められた本物の札であった。殺された祖父の過去と影の陰陽師たちとの係わり合いはどの様なものだったのか。謎を追ってわずかな手がかりから真相に迫っていく二人の行動が、犠牲祭祀や陰陽道に関するウンチクを絡ませながら描かれていて興味深く読み進む。かなりマイナーな事柄であると思う呪術についても、昔の人々の暮らしの中で根付いていた理由とかその役割なども解かりやすく主人公の口から語られていて新鮮であった。クライマックスの緊迫した事態も中々迫力ある描写で読ませる力があり、刑事コンビや関係者の動きなども無駄が無く展開を変えていくホンの小さな発見などが上手く描かれ、始めから最後までテンポ良く進むストーリーは読みやすく楽しめる。
この後もどんな作品を見せてくれるのか興味ある人である。同時受賞の完盗オンサイトとはまったく違った毛色の物語だけれど個人的にはこちらの方が断然面白いと言える。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.2:
(9pt)

どちらか選ぶならこっち

「呪い」をテーマにした作品ということで、どろどろした内容を期待したが、案外軽妙でさっぱりしたものでした。
全体的に軽妙さを感じさせるのはおそらく会話の部分が多く、登場人物に薀蓄を語らせすぎ(?)なところが原因か。でも全体的な流れでみると、よく練られてるし、民俗・習俗のおどろおどろしい伝統が奥深く描かれていると思います。それでいて読後感はさっぱりしていて好印象でした。
乱歩賞同時受賞の「完盗オンサイト」と比して内容も深いし、どちらを推すかと問われればこちらを取るでしょう。次回作も期待できそうです。

本好き!
ZQI5NTBU
No.1:
(8pt)

よろずのことに気をつけよの感想

江戸川乱歩賞の受賞作品で、期待を込めて、読んだ。先が見えない展開で、久々に読み応えのある作品でした。呪いで、人を殺せるかという非現実的な話であるため、初め八墓村のような内容を想像したが、いい意味で裏切られた感じがした。

ビッケ
K1LY4PU3
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!



その他、Amazon書評・レビューが 47件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク