襲名犯
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.75pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ややこしくしてる。 | ||||
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読者を最後までハラハラドキドキさせるって難しい。 | ||||
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久々に乱歩賞受賞作を読みましたが処女作にしてはよく出来ていると思います | ||||
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ミステリ作家の新人賞の意味合いを持つ乱歩賞は、基本的に受賞者の処女作であることが多く、従ってその内容などは欠点も多く見受けられる。刊行にあたって修正を施されてはいても、それは完全になされているとはいえない部分がある。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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読みながらいろいろな疑問が湧き出てくる作品だった。 「これは誰がしゃべっているの? この人誰だっけ? 今どこにいるんだっけ?」 そんなこんなで、話の筋を追いかけるので手いっぱい。 読み終えるのに苦労したあげく、読み終えても、なんでこうなったのかわけわからない。 整理がつかないままの読書はくたびれました。 | ||||
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県警捜査一課にキャリアが出てくるが、有り得ない。キャリアが出てくるとしたら捜査二課。こんな初歩的な間違いを指摘できない選考委員も講談社の編集部も、情けない。 | ||||
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切り裂きジャックを思わせるプージャム。目の付け所は面白い。前半から中盤、つまり新田祐子に会いに行く場面までは終盤に向けてのオーケストレーションを感じ、終盤の怒涛の展開を予期させたが、まさかの失速。エモーショナルな歌を16ビートで奏でるような違和感。もう少し終盤に力を入れるとさらに盛り上がったかと思うと惜しい作品。ただまだ30代の若いミステリー作家だけにこれからに期待持てるかも。 | ||||
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すっかりベストセラー作家の登竜門という売りを同じ講談社のメフィスト賞に譲り渡した感のある21世紀に入ってからの乱歩賞。 本作も最終候補作の作者の平均年齢が50歳以上という憂うべき状況の中、選考委員評ではほぼ褒めている人がいないが、作者が一番若いという事で選ばれたようだ。 設定自体はなかなか近年の乱歩賞作品としては鮎川賞寄りの技巧派サスペンスミステリーになっていて面白そうなのだが、後半になるに従って話のスケールが身内のレベルに収束していき、真犯人も最初から明らかに変な設定の人がそのままということもあり、尻すぼみである。 作者が司書なので図書館員を主人公にしているが、ミステリーで司書が主人公ってほぼ意味がないような・・・。 乱歩賞に顕著な特定業界を舞台にしないと受賞できないパターンを意識して取りあえず自身の仕事を入れ込んだのが見え見えであまり効果を上げていない。 視点描写が入り混じる一種の叙述トリック系で、折原一とかがよく書きそうなパターンのミステリーだが、それにしては落ちがこじんまりとし過ぎでこのネタならもっと結末にウルトラCが欲しいところだ。 が、それやると乱歩賞は取れないしな・・・・・。 この堅苦しさと息苦しさが若手作家志望者がほぼ現在メフィスト賞にばかり応募するという乱歩賞の危機的状況を招いていると感じさせる。 | ||||
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数多くの乱歩賞受賞作というのは(個人的には、ほとんどの作品があまり面白いとは思わない)、記憶に残らない。池井戸潤の受賞作”果つる底なき”さえ、いまいち面白くなかったし、記憶に残らない。記憶に残っているとすると、最初の殺人が蜂に刺されて殺されたということぐらいである。しかし、その後の池井戸氏の活躍は周知のとおりである。 この作品、襲名犯、は多少の批判はあるだろうが、記憶に残る推理小説だと思う。おそらくTitain`s Moonという英語から、新田、霜野という登場人物、二人のプージャムといわれる人物の名前を設定することからこの小説は始まったと想像する。エピローグにでてくる月の話は後付けだとしても。一読の価値はあると思う。 ”ただし、容疑者が簡単に二人に絞れます。そして、推理小説に慣れた人なら、簡単に犯人が特定できます。そういった意味では、推理小説として、少々残念と言わざるを得ません。”などとおっしゃっている方もいらっしゃるようですが、本質的に推理小説はそのようなものである。しかし、そのような展開で、いかに読者をとらえるかどうかが作者の腕の見せ所である、ということをご理解されていないようである。こんなことをいう人は、もっと推理小説を読んでから言ってほしい。 | ||||
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