沈底魚
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沈底魚の総合評価:
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全3件 1~3 1/1ページ
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これが江戸川乱歩賞ですか。 | ||||
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第53回江戸川乱歩賞受賞作。公安警察ものであり、スパイ小説であります。誰が敵か味方か分からない(理解できない)、二転三転して結局どうなったのか良く分からん(理解できない)、と言う事で超苦手分野の作品でした。先の読めないストーリー展開には面白味は感じましたが、主人公のキャラに感情移入出来なかった所もあり、私には合いませんでしたね。中国人の名前が読めないしなぁ。んー、残念。 | ||||
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公安警察を舞台としたミステリー、第53回江戸川乱歩賞受賞作。 諜報小説にありがちな、展開がどんどん複雑になり過ぎるという事態に辛うじて陥らずに、会話主体の物語のテンポは良い。 ただ、それまで事件の核だったことがあっさり分かるなと思っていたら、やはり終盤は二転三転して、結局最後はモヤモヤした感じでした。 公安警察の刑事たちのキャラが立っていたので、その面々の鍔迫り合いの方をもっと読みたかったです。 | ||||
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輝かしい授賞作品なんだが、無意識にページを繰らせるような引力は無い。簡易な文体なんで読みやすい。でもキャラが立ってないから無味乾燥。ー | ||||
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国会議員に紛れ込んだ中国のスパイ(=沈底魚)を炙り出そうとする、公安の刑事を描いた謀略小説(だね)。 誰が味方で誰が敵か、誰が嘘をついているのか。捜査が進むにつれ、公安の刑事たちにうずまく疑心暗鬼。二転三転転々する展開に読者はすっかり混乱してしまうことだろう(とはいえ驚きは少いのだが)。 つらつらと流していると分けがわからなくなるので、しっかりと読みすすめるべきだろう。そのわりに見返りが少ないのが残念。 なんといっても、国家の一大事ではあるものの緊張感に欠けるし、登場人物の魅力が乏しいように思う。【乱歩賞】 | ||||
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素朴な感想としては、面白かった。 二転、三転する状況で、誰が味方で、誰が敵かわからない。どの情報が正しくて、どの情報がうそなのかもわからない。あまり批判的に見ずに楽しむべき作品だろう。 もし、疑問点を書くとすると、国家機密を扱うべき部署の人々がここまで疑心暗鬼になるような状況があり得るのだろうか。2重スパイはあり得るとしても、味方を犠牲にするような手法を多用すれば、組織は壊滅するのではないだろうか。 ルカレやフォーサイスのような、スパイ組織と密接な関係を持ちながら小説を書いた人々の作品の中には、味方を平気で犠牲にするようなストーリーは、あまりなかったと思う。 | ||||
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息もつかせぬ展開というのはこういう小説のことを言うんだと思います。こんなにスピード感があって状況が二転三転また一転するような小説は読んだことがありません。とにかく休む暇がない。しかしものすごく面白い! 本作は警察小説でありスパイ小説でありミステリー小説でもあります。色々な要素が混ざっていますが、ざっくり言うと国家の情報を他国に漏らしているスパイを探しだそうというストーリーです。国対国なので大規模な話になりますが本書を執筆するにあたって作者はかなり綿密な調査をされているようで設定・展開に甘いところはありません。まさに隙なし。 エンタメ性も高く文章力も文句なし、欠点らしい欠点がなく、久々に大満足させてくれた小説だったのでこの評価の低さは驚きました。本作が普通かそれ以下、ありきたりだと感じる方は普段どんなハイレベルな小説を読んでいるんだろう。気になってしまいました(笑) 乱歩賞受賞作という看板も納得の出来だと思います。最初から最後まで誰を信じていいかわからない、推理する暇もない、始終物語に振り回されページをめくる手が止まりませんでした。一気読み推奨です。おすすめ! | ||||
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