死亡推定時刻
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事件が起こったときは、「初動」が肝心であることは言うまでもない。 その後のプロセスには、いわゆる「法曹三者」の出番であるが、この三者も含めて初動の捜査員らもよく読んでもらいたい。この書籍は、一度通読しただけでは、理解ができないだろう。いったん、時を経て読み返すと、自身のこれまでの「仕事」が誇らしい方と、恥知らずであった自身を責める方、なんとも思わない救いようのない者の「三者」になるだろう。 | ||||
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テーマが「冤罪」の前半は少女誘拐事件の警察小説、後半は法廷闘争ドラマ。現役弁護士の筆者らしく、実務を含めた裁判の描写に圧倒的リアリティがあり、ノンフィクションを読んでいるかのようでした。 読者は冤罪と分かっているため、作中の検事や裁判官への憤りはあるが、一方作者あとがきを読めば、そのような見方もあり得ると考えさせられました。小説としてはラストは釈然としませんでしたが、またそれも筆者の一つの結論かと思うと、すこし切ない気持ちになります。 | ||||
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中盤を読んでいる時の気持ちは憂鬱でした。 警察や裁判所は信じられないのだろうか…とか。 最後、ちょっと、勇気づけられました。 この後、あるべく姿に落ち着いてくれるんじゃないかと期待させられました。 とにもかくにも、読み始めたら、最後まで止められませんでした。 とても、考えさせられました。 | ||||
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あとがきに、事件自体はフィクションだが流れはドキュメンタリーのつもりで書いたとあるとおり、冤罪が克明に描写されていきます。 作者は現役の「法律家」とのこと。弁護士なのか裁判官なのか検事なのか、匿名作家のようです。 あまりの臨場感に気持ち悪くなりました。読み返すことは多分ないと思いますが、世の中の現実を垣間見れたとも思うので、目を背けたくなるけど知っておくべきことを教えてくれるという意味で、この作品は傑作だと思います。 | ||||
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昔、「刑事コロンボ」というテレビ番組がありました。視聴者に最初に犯罪の現場を見せておいて、コロンボが推理を重ねて犯罪者を追い詰めるというパターンでした。 本書も同様に、一審で死刑となったが冤罪であることを予め示していて、後半ではそれを崩そうとする弁護士が活躍します。いろいろなことが絡んでいてそれを「縄」と著者は表現しています。 ラスト近くの酒場に出向く奥さんの話は少しほっとさせてくれました。面白い本ですよ。 | ||||
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