火の粉



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↑現実的

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初公開日(参考)2002年12月
分類

長編小説

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火の粉 (幻冬舎文庫)

2004年07月31日 火の粉 (幻冬舎文庫)

元裁判官で、現在は大学教授を務める梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い…武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴んでいく。手に汗握る犯罪小説の最高傑作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.90pt

火の粉の総合評価:8.34/10点レビュー 235件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全20件 1~20 1/1ページ
No.20:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

火の粉の感想

読んでいて陰鬱な気分にさせられるにもかかわらず,なぜかページを進めずにはいられない.

▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.19:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

火の粉の感想

この作者 初読
本は厚いが中身が乏しい。
登場人物すべてにキャラが立ってないのに
雑な会話と描写により、話が長くなっている。
冤罪・介護・家族ごちゃ混ぜで
まるでイヤミスのように読んでて気分が悪くなる。
伏線も動機もミステリーとしては無いに等しい。
終わりに向かってのいい加減さにはがっかりした。
最後まで文句を言いつつ読んでしまう魅力は
あるのかもしれない。


▼以下、ネタバレ感想

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jethro tull
1MWR4UH4
No.18:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

火の粉の感想

 裁判官の梶間勲は証拠不十分として死刑も視野に入る殺人容疑者に無罪判決を下す。 己の正義の下で揺るぎない判断をしたと自負する彼だったが二年後無罪を言い渡した男が隣家に越してきた。 じわじわと勲の周辺で何者かの悪意が迫る、、、安全圏から事件を判断してきた彼に降りかかる火の粉は如何に・・・。

 舞台は梶間家、勲の両親と息子夫婦の三世帯家族の隣家に元容疑者武内真伍が越してくるところから始まる。 善良な隣人なのか或いは殺人鬼なのか武内氏の正体を追っていく形で物語は進行していく、600ページ弱の分量ながら24に及ぶ細かい章立て息つかせない展開の連続は流石は高評価作品。

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りーり
9EDFH0HC
No.17:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

じわりと近づくサスペンス感が、、、

嵌まって読めましたね。
この忍び寄るサスペンス感は絶妙です。
文庫本のページ数約600ページ弱。分量的にもある程度読み応えがあって丁度いい。
読みやすくて、ページはどんどん進みます。



▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.16:
(8pt)

火の粉の感想

面白い

呑んだくれ
P3S7II56
No.15:
(10pt)

火の粉の感想

いい意味で“もどかしい”
じれったいというか、なんというか。ぐーっと引き込まれて一気に読んでしまいました。

msy0228
VGUO2GM5
No.14:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

火の粉の感想

分厚い本なので何年も積読状態でした。読み始めたらアッという間。ページ数が気にならず、物凄く惹き込まれた作品でした。もっと早く読んでおくんだった。

悲惨な殺人事件が発生しても、他人事であれば死刑だろうが無罪だろうが一歩引いた位置での傍観者気分。
序盤は家族の悩みと、被告人は殺人犯なのか冤罪なのかと思いながらの軽い読書でしたが、段々とおかしな話に展開になっていき、事件が身近な疑惑として存在し始めた時には、登場人物と共に自分も不安ともどかしさを感じる読書体験でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.13:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

火の粉の感想


▼以下、ネタバレ感想

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とも
4ND5R58B
No.12:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

火の粉の感想

ミステリーではなくサスペンス。
しかもかなり上質のサスペンスです。
主人公格の二人の女性の心理描写が絶妙なためリアリティが半端ないです。
その上それぞれの旦那の行動への苛立ちが物語の臨場感を更に現実的にしていると言えます。
この辺りの家族を描く文章だけでも一見の価値があると思います。
序盤から中盤までの静かな展開の中に潜ませた隣人への違和感。
中盤からラストまでの恐怖感あるスリリングな展開。
直球勝負のサスペンスは久々に震えました。

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歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.11:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

火の粉の感想

臨場感がすごい!
最後まで結末が気になって読む手が止まりませんでした。

りこっくま
OJP3HKGY
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

火の粉の感想

正統派サスペンスです。
殺人事件で無罪判決を受けた武内が隣に引っ越してきてから、梶間家がおかしくなります。
巧妙な罠に崩された家庭に、読者も、「いつの間に?」なんて思うかもしれません。
人物の背景や心理が丁寧に描かれており、いろんな出来事がドラマを見ているかのように思い描けます。
武内は被害者なのか、加害者なのか?
結末が気になって途中で止めれませんでした。

Hidezo
GX0TU62Y
No.9:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

火の粉の感想

登場人物の心理描写がうまく引き込まれました。

Ralph
YYNH4PU8
No.8:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

火の粉の感想

殺人事件の裁判で無罪になった男、その男に無罪判決を言い渡した元裁判官 とその家族の物語。
男は元裁判官の家族に入り込み、翻弄していくのです。その過程の見事さと翻弄される家族の心の内がよく書かれております。
期待せずに読んだのですが、意外と面白かったので、得した気分です。

松千代
5ZZMYCZT
No.7:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

火の粉の感想

ストーリーは展開も上手く読ませる。特に後半はページを捲る手が止まらない。サイコ・サスペンス的な要素のあるストーリーだが、梶間勲の人生の皮肉さもひとつの問題提起を表わしており多様な見方の出来る物語といえる。雪見の活躍が手に汗握るところで、作者の人物の動かし方の上手さが良く観れるところでもある。俊郎のノー天気さは読んでいてイライラするが、大半の人はこの様な反応と見方で隣近所との付き合いを考えているんだろうなと思ってしまった。というか一歩離れたところで実情を知らないものにはこの様な反応しか出来ないものだと納得する。そういった気持ちのすれ違いがいろいろな問題を生み出していく訳で、人の世はすべからずそう出来ているのだと今さらながら気付いた。武内真伍はかなりデフォルメされた異常さを持った人間に描かれているが、程度の差こそあれこういった人物は居る。実社会に確実にいる。それが世間の荒波のひとつであるわけだ。自分ならどうするか、深く考えさせる物語だった。エンターティメントとしても面白い読み物だった。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.6:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

火の粉の感想

最近評価10が多い
この小説は、作者の内面描写の緻密さと、展開のタイミングが実にすばらしく、
後半の加速感と焦燥感はぴか一。
また、好きな作家に巡りあえた。
このサイトに感謝。

塞翁
6AR0FFJN
No.5:
(7pt)

火の粉の感想

最初は少し退屈な感じがしたが、読み進むにつれて裁判官や冤罪、死刑いろいろと考えさせられた。

magnum
3BLY1DHH
No.4:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

火の粉の感想

人間は誰しも他人に対して親切にする時、心のどこかに見返りを求めている部分があるかも知れませんね。
恐ろしい凶悪事件だが、これを身近に起こっても全く不思議ない設定で読ませる作者は上手い。
同じ状況に直面した時、自分は火の粉をはらう事ができたか・・・まず無理かな。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

火の粉の感想

ミステリー要素は薄い作品で、そのミステリーの内容(タネ明かし)は意外とあっさり。
ミステリーというより、登場人物、人間関係がメインの作品で、その人物、それによる関係に恐怖しました。
こんな人がいるのか…。でも確かに、こういったタイプっている…。背筋が凍る!
面白くて読みやすいので、あっという間に終わりました。

よしこ
JD1J9I50
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人ってわからない・・・

多くの方がレビューで記しているように、警察の追求の甘さや裁判決定に至る背景の乏しさは否めませんが、この小説の最も注目すべき点は「人ってわからない」ということではないでしょうか。武内真吾のキャラクターが前面に押し出され衝撃的だから「こんな人居たら怖いなあ」とか「こういう人うちの隣にもいるよ」なんて事に集約されてしまうのだけれど、介護に疲れても理解してもらえない自分がいたり、嘘偽りなく述べても旦那に理解してもらえない自分がいたり、脳天気に目の前に見えるごく一部を現実と捉える男や決定を下せない優柔不断(人任せ)な男は、みんなどこか自分に当てはまるのではないでしょうか。つまり自分のことを他人に理解してもらうと言うことは、難しい。多かれ少なかれそんな体験ありますね。犯罪につながってしまうと「確信犯」といわれますけど、疑いもなく自分のしていることを常識と信じている人はたくさんいます。そういう私も、ある部分ではきっとそうなのではないかと思います。だから「人って分からない」そのテーマを突きつけられて、世の中を一歩引いて客観視できないものかと、考えさせられます。
無理なんですけどね・・・。そんな小説です。実に面白い。秀作です。

yattazetaketyan
TK5QOEIL
No.1:
(9pt)

火の粉の感想

この本を読んで雫井脩介のファンになりました。
この後、立て続けに雫井作品を読みましたが、私的にはこの作品が一番好きです。

のきま
PLEETMYE
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