火の粉
【この小説が収録されている参考書籍】 |
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.90pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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読んでいて陰鬱な気分にさせられるにもかかわらず,なぜかページを進めずにはいられない. | ||||
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この作者 初読 | ||||
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裁判官の梶間勲は証拠不十分として死刑も視野に入る殺人容疑者に無罪判決を下す。 己の正義の下で揺るぎない判断をしたと自負する彼だったが二年後無罪を言い渡した男が隣家に越してきた。 じわじわと勲の周辺で何者かの悪意が迫る、、、安全圏から事件を判断してきた彼に降りかかる火の粉は如何に・・・。 | ||||
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嵌まって読めましたね。 | ||||
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面白い | ||||
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いい意味で“もどかしい” | ||||
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分厚い本なので何年も積読状態でした。読み始めたらアッという間。ページ数が気にならず、物凄く惹き込まれた作品でした。もっと早く読んでおくんだった。 | ||||
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ミステリーではなくサスペンス。 | ||||
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臨場感がすごい! | ||||
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正統派サスペンスです。 | ||||
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登場人物の心理描写がうまく引き込まれました。 | ||||
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殺人事件の裁判で無罪になった男、その男に無罪判決を言い渡した元裁判官 とその家族の物語。 | ||||
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ストーリーは展開も上手く読ませる。特に後半はページを捲る手が止まらない。サイコ・サスペンス的な要素のあるストーリーだが、梶間勲の人生の皮肉さもひとつの問題提起を表わしており多様な見方の出来る物語といえる。雪見の活躍が手に汗握るところで、作者の人物の動かし方の上手さが良く観れるところでもある。俊郎のノー天気さは読んでいてイライラするが、大半の人はこの様な反応と見方で隣近所との付き合いを考えているんだろうなと思ってしまった。というか一歩離れたところで実情を知らないものにはこの様な反応しか出来ないものだと納得する。そういった気持ちのすれ違いがいろいろな問題を生み出していく訳で、人の世はすべからずそう出来ているのだと今さらながら気付いた。武内真伍はかなりデフォルメされた異常さを持った人間に描かれているが、程度の差こそあれこういった人物は居る。実社会に確実にいる。それが世間の荒波のひとつであるわけだ。自分ならどうするか、深く考えさせる物語だった。エンターティメントとしても面白い読み物だった。 | ||||
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最近評価10が多い | ||||
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最初は少し退屈な感じがしたが、読み進むにつれて裁判官や冤罪、死刑いろいろと考えさせられた。 | ||||
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人間は誰しも他人に対して親切にする時、心のどこかに見返りを求めている部分があるかも知れませんね。 | ||||
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ミステリー要素は薄い作品で、そのミステリーの内容(タネ明かし)は意外とあっさり。 | ||||
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多くの方がレビューで記しているように、警察の追求の甘さや裁判決定に至る背景の乏しさは否めませんが、この小説の最も注目すべき点は「人ってわからない」ということではないでしょうか。武内真吾のキャラクターが前面に押し出され衝撃的だから「こんな人居たら怖いなあ」とか「こういう人うちの隣にもいるよ」なんて事に集約されてしまうのだけれど、介護に疲れても理解してもらえない自分がいたり、嘘偽りなく述べても旦那に理解してもらえない自分がいたり、脳天気に目の前に見えるごく一部を現実と捉える男や決定を下せない優柔不断(人任せ)な男は、みんなどこか自分に当てはまるのではないでしょうか。つまり自分のことを他人に理解してもらうと言うことは、難しい。多かれ少なかれそんな体験ありますね。犯罪につながってしまうと「確信犯」といわれますけど、疑いもなく自分のしていることを常識と信じている人はたくさんいます。そういう私も、ある部分ではきっとそうなのではないかと思います。だから「人って分からない」そのテーマを突きつけられて、世の中を一歩引いて客観視できないものかと、考えさせられます。 | ||||
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