犯罪小説家
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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序盤は、小説「凍て鶴」から「落下の会」につながる強引な展開に入り込めず、また、なかなか進まない冗長なページが苦痛でした。 | ||||
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最後の最後に「えっ?そういうことっ!?」っていう終わらせ方。 | ||||
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小説家、脚本家、ライターの3人が主要登場人物で、過去あった自殺系サイトの真相が謎の中心になっています。最初の内は何が出て来るのかさっぱり分かりませんが、中盤から事件の内容と、犯人は何を隠したかったのかが見えてきます。ずっと自殺についての記述が長く続きうんざりしますが、全体を覆う不思議な、落ち着かない雰囲気に引き込まれました。終盤はまさにサスペンス。どちらが犯人なのか?、ラストも悪くないと思いました。 | ||||
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全編を通して受ける印象は「暗い」。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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著者の小説は初めて読んだ。小説家の待居と脚本家の小野川、それにライターの今泉が織りなすミステリーであり、この三人の登場人物の会話がボリューム感と興味をそそる展開とともに小説の主流を成し、グイグイと引っ張って読ませる。特に終盤は、ほかの用事の手を止めてでも続きを読みたくなる力強さがあり、見事だと思った。文章表現も優れていて、プロの作家の力量をまざまざと見せつけられた。 ストーリー展開には概ね無理な点はないように感じたが、いくつか疑問が残った。一つは、小野川や山崎がリリーと一緒にいるところを見たという男はヒバだったのかどうか。二つ目は、森の洞窟で落花したリリーの遺体をどうやって公園の池まで運んだのかが不可解なこと。洞窟から池までの経路は悪路もあり、きれいな状態で運搬するのは困難であると思った。三つ目は、ヒバとみこし草は同一人物だと思うが、今泉を森の洞窟まで誘導する仕掛けをしたのはみこし草なのかどうか。もしみこし草だとしたら、森の中の木々へ36ヶ所もノンブルを貼り付けるという手間をかけるのだろうか。また、みこし草は今泉を殺害する意志があったのかどうか。四つ目は、小野川は、今泉を死に追いやったみこし草のことを警察に話さなかったのかどうか。小野川は映画製作を完遂させたが、みこし草のことは不問に付したということなのか。これらの疑問が解消される記述があればベストであったと思う。 | ||||
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自殺サイトの描写が異常に多いなぁ。作品の動機が弱すぎるなぁ。作品内に出てくる「凍て鶴」、この小説自体が読みたいので、出版して欲しい。 | ||||
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ミステリー大賞受賞作の映画化を巡り、小説家と映画脚本家のあいだで溝が深まる。脚本家は小説家の作品を映画用にいじる。これが小説家の気にくわない。しかし、脚本家から見れば、原作のままでは映画にならない。両者の個性がぶつかり合い、自殺サイト主宰者女性殺人事件が複雑に絡まる。『犯罪小説家』というタイトルが面白い。実にこの作品の本質を言い当てている。 原作がそれほどの作品ではなく、映画化されて有名になる作品は実に多い。それくらい、映画というものは、原作の別な興味深い側面(しかもそれは作者が気づかぬもの)を引き出すことが可能なのだ。いやむしろ、その才能が脚本家の力量である。しかし、これが原作者には腹立たしい。原作なくして、脚本は書けないからだ。人のふんどしで相撲を取るのが脚本家である。この二律背反の関係性がこの作品の魅力を際立たせている。傑作であることは間違いない。 お勧めの一冊だ。 | ||||
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うーん、これは読みきるのが正直、きつかった。とにかく、自殺サイトの真相を掴もうとする話。でも、読み初めで、犯人が分かってる上に、とにかく長い。しかも、自殺願望のある登場人物だけで構成されているため、話に入り込めない。とにかく、暗いだけじゃなく、中だるみがする。ラストも案の定で、作者の作品の中で今までで一番、非現実すぎる。 | ||||
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ミステリー。ある小説家が受賞した。受賞作品を巡って物語は思わぬ方向へ・・。ストリートは悪くないのだが、何故か自殺サイトと結びつけられ、物語は自殺サイト中心になっていく。その唐突感に戸惑いながら読み進めていくが疑問は終盤まで拭えないまま。ラストでやっとミステリーは盛り上がるも、盛り上がりまでが長過ぎる。 | ||||
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