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【雫井脩介】
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犯罪小説家の評価:
7.00/10点 レビュー 4件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.00pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
犯罪小説家の感想
序盤は、小説「凍て鶴」から「落下の会」につながる強引な展開に入り込めず、また、なかなか進まない冗長なページが苦痛でした。しかし、落下の会の真相が徐々に明らかになり、たたみかけるように結末をむかえる展開はとても良かったです。
最後の最後に「えっ?そういうことっ!?」っていう終わらせ方。違う終わらせ方だったら、まぁ普通って感じの内容なんですが、読了後、妙に感心してしまいました。
小説家、脚本家、ライターの3人が主要登場人物で、過去あった自殺系サイトの真相が謎の中心になっています。最初の内は何が出て来るのかさっぱり分かりませんが、中盤から事件の内容と、犯人は何を隠したかったのかが見えてきます。ずっと自殺についての記述が長く続きうんざりしますが、全体を覆う不思議な、落ち着かない雰囲気に引き込まれました。終盤はまさにサスペンス。どちらが犯人なのか?、ラストも悪くないと思いました。
全編を通して受ける印象は「暗い」。ジメジメしている感じでしょうか。しかし人物描写は緻密であり、それぞれのキャラクタはしっかりと掴めます。トリック云々よりもストーリーを楽しむ話だと思います。
序盤は、小説「凍て鶴」から「落下の会」につながる強引な展開に入り込めず、また、なかなか進まない冗長なページが苦痛でした。
しかし、落下の会の真相が徐々に明らかになり、たたみかけるように結末をむかえる展開はとても良かったです。