貘の檻



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ミステリ→

↑現実的

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初公開日(参考)2014年04月
分類

長編小説

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貘の檻 (新潮文庫)

2016年12月23日 貘の檻 (新潮文庫)

1年前に離婚した大槇辰男は、息子・俊也との面会の帰り、かつて故郷のO村に住んでいた曾木美禰子を駅で見かける。32年前、父に殺されたはずの女が、なぜ―。だが次の瞬間、彼女は電車に撥ねられ、命を落とす。辰男は俊也を連れてO村を訪れることを決意。しかしその夜、最初の悪夢が…。薬物、写真、地下水路。昏い迷宮を彷徨い辿り着く、驚愕のラスト。道尾史上最驚の長編ミステリー!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.75pt

貘の檻の総合評価:5.77/10点レビュー 30件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

らしい作品

いかにも道尾秀介氏らしい作品でしょう。物語の中で並行する様々な対比関係を浮き彫りにしながら、その中で起こるすれ違いを描いているのは他の作品でも見受けられます。

現実?の話が進む中で、各章の終わりにおそらく夢であろう内容が挿入されています。ここが何ともわかりにくい。人によって読み方が大きく異なるでしょうし、ここの読み方で物語全体の受け取り方も変わってくると思います。難解な印象は拭えません。

物語の退屈さをフォローするような解説が巻末に載っていますが、この良さがわかる人にはわかるということなんでしょう。好みは分かれると思います。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.3:
(3pt)

貘の檻の感想


▼以下、ネタバレ感想

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FSD78H58
No.2:
(7pt)

貘の檻の感想

ミステリの手法を使った内容の物語と捉えた方が良いと思います。本格物のミステリではありません。子供のころの経験や記憶でネガティブな精神状態にある主人公の物語は割と多くあるように見受けられますが、結果として主人公の胸の内を語るモノローグは暗い重いトーンで書かれることなどが多くて、読んでいて
気分の良いものではなくどちらかと云うと敬遠したいものです。過去の記憶と現在に起こった出来事をきっかけに確かめておきたいことを調べるために過去に住んでいた村に帰った主人公の物語ですが、いろいろなピースがすべて繋がるなどミステリの要素がキチンとはめ込まれていますが、物語自体が読んでいて面白い話
ではないのでごく普通の印象です。きめ細かくいろんな事象やエピソードを散りばめてそれらが収束されていく様は見事ですが、いかんせんストーリー自体に魅力がなければ読み終えた後の感想も尻つぼみになります。まだ、荒唐無稽の内容でもああ面白かったと言えるものの方が良いように思います。
もっともこれは私個人の感想なので他の人が読めば面白いと感じるかも知れません。何度も書きますがいろいろな出来事がすべて収束する様子は手慣れた作業と感じさせる筆者の力量ですが、もう少し物語自体に魅力を感じるものを書いて欲しいと思います。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:
(5pt)

貘の檻の感想

道尾秀介さん初読了。全体に暗い雰囲気で幻想的・情緒的な文章は綾辻さん、または横溝正史の岡山物に似ている。過去に事件と悪夢・それを調べつために故郷に戻った先で起こった事件が徐々に重なっていく。個人的には本格ミステリではないように感じましたが、旧農村の陰鬱な雰囲気は味わえました。

水生
89I2I7TQ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.26:
(1pt)

ただ長いだけのお話

カラスの親指ではまり、それ以後、道尾秀介のほとんどの作品を読破してきましたが、この作品を読んで、同じ人が書いたものとは思われませんでした。タイトルや表紙の絵、裏面の紹介文に騙されてはいけません。悲しいことですが今後道尾作品は二度と手にとらないでしょう。
貘の檻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:貘の檻 (新潮文庫)より
4101355568
No.25:
(3pt)

ストーリー展開は大したもの

最初から暗い暗い、陰陰滅滅。この暗さが最後までずーっと保たれるのは大したものだと思う。
ただ、方言がとにかく鬱陶しい。あまりにわけわからないので、飛ばして読んだら、あたりまえだがもっとわからなくなったので、ほんとに鬱陶しかった。(でも最後まで大分飛ばした)
ストーリー展開は非常に魅力的なんだが、いろいろな鬱陶しさがちょっと勝ってしまって、★3つどまりです。
作者の意図したところだろうが、もっと簡潔明快な道を選べば、このストーリー展開が明確になったのでは?とちょっと残念。
貘の檻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:貘の檻 (新潮文庫)より
4101355568
No.24:
(1pt)

駄作

あまりにもつまらなくて驚いた。
ラットマン、本作と、私が読んだ道尾秀介作品は、2作続けて空振り三振。
主人公の夢の中でのボヤけた出来事を延々と書き続けているが、内容に謎解きトリックが仕込まれている訳でもなく、ただただ字数が多いだけ。ミステリー小説なら、もっと読み手の関心が続くテンポ・字数を意識して物語を展開させて欲しい。道尾作品にも、カラスの親指にはそうした読者目線の配慮があったように思う。
本作は残念ながら駄作です。道尾秀介作品とは暫くお別れします。
貘の檻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:貘の檻 (新潮文庫)より
4101355568
No.23:
(3pt)

パズラーに徹してほしい

他人の夢の話を聞いても面白くない。
夢野久作くらい弾けてくれないと読んでいて厳しい。

この作者は本格ミステリのパズラーに徹するくらいのつもりで
作品を書いた方が、ちょうどよいのではないかと思う。
文芸性とか文学性とかは、意図しなくても勝手ににじみ出てくるものだろう。
それがうまくマッチしたのが『向日葵の咲かない夏』だったと思う。
貘の檻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:貘の檻 (新潮文庫)より
4101355568
No.22:
(4pt)

怨念だー

長い、とにかく長い。途中残念仕掛けたが、とにかく完読、主人公の空想と、現実が、交互に、なる、物語。道尾秀介の、想像力と、知識の多さに、驚き、読み進める。
貘の檻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:貘の檻 (新潮文庫)より
4101355568



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