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貘の檻



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【この小説が収録されている参考書籍】
貘の檻
貘の檻 (新潮文庫)

貘の檻の評価: 4.75/10点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.75pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

らしい作品

いかにも道尾秀介氏らしい作品でしょう。物語の中で並行する様々な対比関係を浮き彫りにしながら、その中で起こるすれ違いを描いているのは他の作品でも見受けられます。

現実?の話が進む中で、各章の終わりにおそらく夢であろう内容が挿入されています。ここが何ともわかりにくい。人によって読み方が大きく異なるでしょうし、ここの読み方で物語全体の受け取り方も変わってくると思います。難解な印象は拭えません。

物語の退屈さをフォローするような解説が巻末に載っていますが、この良さがわかる人にはわかるということなんでしょう。好みは分かれると思います。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.1:
(5pt)

貘の檻の感想

道尾秀介さん初読了。全体に暗い雰囲気で幻想的・情緒的な文章は綾辻さん、または横溝正史の岡山物に似ている。過去に事件と悪夢・それを調べつために故郷に戻った先で起こった事件が徐々に重なっていく。個人的には本格ミステリではないように感じましたが、旧農村の陰鬱な雰囲気は味わえました。

水生
89I2I7TQ

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