月と蟹



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

4.86pt (10max) / 7件

5.60pt (10max) / 48件

Amazon平均点

3.42pt ( 5max) / 92件

楽天平均点

4.38pt ( 5max) / 16件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
23pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

82.33pt

0.00pt

83.67pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2010年08月
分類

長編小説

閲覧回数16,225回
お気に入りにされた回数1
読書済みに登録された回数85

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

月と蟹

2010年08月31日 月と蟹

「ヤドカミ様に、お願いしてみようか」「叶えてくれると思うで。何でも」やり場のない心を抱えた子供たちが始めた、ヤドカリを神様に見立てるささやかな儀式。やがてねじれた祈りは大人たちに、そして少年たち自身に、不穏なハサミを振り上げる―やさしくも哀しい祈りが胸を衝く、俊英の最新長篇小説。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.86pt

月と蟹の総合評価:6.71/10点レビュー 99件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(2pt)

月と蟹の感想

気持ちが悪い
それが狙いかもしれないけど

mick
M6JVTZ3L
No.6:
(5pt)

子供を書かせたらやっぱり凄い道尾秀介

読んでいて、直木賞に選ばれそうな作品だなぁと直木賞をよく知りもしないが勝手に思っていた。
途中の描写にストーリーの本筋に関係のないものがあると、その暗示を深く考えてしまうのは私の読書の仕方であるが、この作品もそんなところが非常に多い。単に情景を捉えたものではなくて、確実に主人公の精神とリンクしたものが目立つ。祖父の髭が白くてベッドの白さと重なってよく見えないシーンはとりわけ印象的であった。まだ小学生である子供故に見える景色であったり、捉え方であったりがとても瑞々しく、こういうことってあったなぁと振り返りながら小学生時代を懐かしく思った。
小学生特有の狭い世界というのは十分に表現されていたが、ストーリーも同様に幅のないもので退屈ではあった。ヤドカリ焼いての繰り返し。なんだかとても美しいのだけれど、面白みは薄かった。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.5:
(1pt)

月と蟹の感想

ミステリーじゃないです。

すいか
CCPM8SSG
No.4:
(7pt)

月と蟹の感想

子供たちの背景の重さにうんざりし、前半はなかなか読み進めず。この作者は、いつもストーリーを簡単に展開させる為に、安易に子供を辛い目に遭わせると言うイメージが有り、好きではない。しかしながら今作は、途中から先が気になり、手が止まらなくなりました。
どうしても上手く行かない理不尽は、どこにでも誰にでも常に有る事。大人も大変だけど、子供もやっぱり大変。三人とも幸せになって欲しい、とすっかり感情移入してしまいました。

なおひろ
R1UV05YV
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

月と蟹の感想

タイトルにもある「蟹」は、人間の身体を蝕む、癌や脳の中でじわじわ広がっていく出血の影の比喩として用いられています。
また、「月の光が上から射して、海の底に蟹の影が映ったとき、その自分の影があまりにも醜いもんだから、蟹は身を縮こませてしまう」
とあるので、人間の体内に巣食う「醜いものの象徴」と考えていいのかも知れません。
作品では蟹ではなく実際はヤドカリですが、殻に身を隠す様や、殻から炙りだされて慌てふためく様など、人間の暗の部分の象徴としてより効果的であったように思います。
醜さを自覚しているという点でヤドカリは大人を象徴していると思うのですが、それが無色透明の人型生物である子供の浅はかな儀式であざ笑うかの如く焼き殺されるというのは、何を意図しているのでしょうか。


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

月と蟹の感想

恥ずかしながら作者の作品を読むのはこれが初めてであります。さすが直木賞と思いきや、直木賞とはなんぞやと思わされる作品です。最後だけはエンタメ度上がりますが?純文学としてもかなり行けてますよ。これからホラーから始まりミステリーを極めた彼の作品群を楽しみに読んで行こうと思いました。

supoo0331
76NSOQ3P
No.1:
(4pt)

直木賞おめでとうございます

ミステリーというよりは純文学作品でしたね。主人公の幼いながらも複雑で、危うく揺らぐ心境がとても重厚に描かれています。ただ純粋に面白かったか、と聞かれると、あまり好みではありませんでした。

アルバトロス
CRRRDTJB
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!



その他、Amazon書評・レビューが 92件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク