水の柩
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.67pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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久しぶりの道尾秀介氏作品。 | ||||
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いい話なんだけど、引き込まれるようなものは感じなかったです。 | ||||
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最近道尾さんの作品はミステリ色がそれほど強くない作品が多いのですが、この作品もその一つのようです。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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この小説 小説現代で2010年位に載ってて 当時は途中で読み損なって最後までは読んで ない ちょっと気になってたんですが kindle 無料という事で 再読してみました。 改めて読むと当時、読んだ時より自分も年喰って しまい偏屈になったのか粗ばかり目立ったしまいました。 特にリアリティーの無さが要因のグタグタ感 所々は巧緻なのだが俯瞰してみると 現実味がない 漫画的なご都合主義のあらすじにモヤモヤ 感が募った 話が現在と過去行ったりきたりする 構成になっているが 冒頭で何となく敦子生きてるでしょ って分かってしまう 結局,やっぱり生きててそれがあざとく感じた ただ本心から生きててくれてよかった 最後までズンズン読み進められた動機は 結局は敦子の安否確認だったと思う これがもし死んでたら悪い意味では無く 別の評価になっただろう 致命的だったリアリティーの無さ 例を挙げれば 幾ら板長でもあれをやったらクビ 旅館で働いたことが無くても分かるでしょw 中学生が小学校に夜間に侵入して タイムカプセルを掘り起こす 有り得ない この作品は池田小事件の後で 監視カメラで学校なんかに 簡単に侵入できるわけがない 昭和じゃないんだからw 付き合ってもいない女の子の為にわざわざ そんな大それた事をやる動機が敦子の説明 通りなら弱すぎる 面倒くさすぎるでしょ 普通に考えて それに応じる逸夫どうした? 特に敦子の好意や関心を引こうとする 描写も無いわけで、、、 逸夫、大丈夫か? 当然ながらダムにも不法投棄やテロ防止で 監視カメラは付けられてる 更に不法投棄は犯罪 いい年をしたいくが孫の中学生と ダムへ不法投棄なんかする訳がない バレたら警察沙汰 旅館へのダメージが計り知れない それから 結局、9か月後も父の良平に嘘をついて 一晩どこかで過ごしたことの 理由は説明されていない様子 そんな事は有り得無いだろうw もし自分が親なら問い質すに決まってる 更に敦子の学校内で自傷行為 学校側が敦子のあの説明を信じるだろうか? 学校内に刃物で人を傷つけるかもしれない メンヘラ少女を放置して置くわけがない 強制入院ですよ タイトルの上手さや 巧妙で美し文章は所々あるのだ こういった現実性のなさが 致命的 終章も冗長すぎ もっとすっきり終わらせた 方が良かった 長びけば長引くほどシラけてしまった。 結局この小説の核は敦子の安否確認 それのみに尽きる この作家さんミステリーホラー的なモノが評価されてる ようなので他の作品も読んでみたい | ||||
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サスペンスでも、ホラーでも、なかったです。 ドキドキする場面もありましたが、全体的に、メリハリがないように感じました。 主人公の少年が、成長するストーリーですが、困難な場面に遭遇しても、なんだか頼りなく、距離をおいている感じがしました。 きっと、この近すぎない距離感が、現代的なんですね。 | ||||
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水の柩はミステリー要素は少なめで、主人公や周りの人間の成長を描いた物語でした。過去の罪や嘘と向き合い、今をどのように生きて、未来へ繋いでいくのか、そこに希望は見えるのか、と言った内容ですかね。 「普通」に退屈した逸夫、「普通」を手に入れたかった敦子の対比、祖母と敦子が各々、いかにして過去のわだかまりを浄化させていくのかの対比は読んでいて面白かったです。 また、タイトルや物語に登場する物が何のメタファーになっているかのを考察するのも道尾作品を読む上での醍醐味だと感じます。 是非、一度手に取って道尾ワールドに浸ってみてはいかがでしょうか。 | ||||
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道尾秀介さんは本当に昭和的なレトロな感じがする少年少女を描くのがうまいです。 この作品では、普通の少年と薄幸な少女との距離感がとても上手に描かれている思います。 やるせない感情とわずかな光明、心に湿っぽい翳りが差す美しく切ない物語です。 | ||||
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ネタバレ注意です。 ハッピーエンドでもバッドエンドでも無く、読み終わった後に哀感が残るようなお話。思い出してじんわり涙が滲むような、でも不快ではなくこれで良かったのだと納得してしまう終わり方でした。いじめのサインや敦子のおかしな様子に中々気付かない逸夫にハラハラしつつ、逸夫の本質的な優しさや不器用さに感情移入してしまいました。 途中退屈な文章もありましたが、それでも読んで良かったと思える読後感のある小説でした。 | ||||
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