スケルトン・キー
- サイコパス (23)
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次々とサイコパスによって殺人事件が起き、サイコパスは人の傷みがわからないから、何も感じることなく空気を吸うかのように当たり前に人を傷つけていく…そこまではありがちなのだが、それは実は主人公は双子でもう一人の方が犯人だった。二人の生い立ちは全く真逆でした…というストーリーなのだが話が出来すぎている気がした。 | ||||
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道尾秀介には大当たりと当たりしかない。これは当たりの方だ。 サイコパスの思考への理解とかいろいろ突っ込みどころはあるものの、それがどうした些細なことだと勢いよく物語に引きずりこまれる。 最後にもう少し、あと二行だけでも…と思ってしまう終わり方も秀逸。 | ||||
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敬称略。 道尾秀介の「スケルトン・キー」は、読者を一気に引き込むダークミステリー。 物語は19歳の坂木錠也を中心に展開されている。 彼は恐怖という感情が欠如しており、危険な潜入調査の仕事をこなしている。 天涯孤独の彼が唯一持っているのは、母から託された謎めいた銅製のキーだけ。 物語の始まりは、錠也が児童養護施設時代の友人から自身の出生の秘密を知らされるところから。 この情報が彼の人生を一変させ、衝動的な殺人の連鎖を引き起こす。 道尾秀介は、サイコパスの心理描写をリアルに描き出し、読者に強烈な印象を与える。 「スケルトン・キー」の魅力は、その緻密なプロットと予測不能な展開にある。 物語は二度読み必至の構成で、初読では見逃してしまう伏線が多く散りばめられている。 特に、物語の後半で明かされる真実は、読者を驚かせること間違いない。 道尾秀介の筆致は、サイコパスの冷徹な視点を通して描かれるため、読者は錠也の内面に深く入り込むことができる。 彼の行動や思考は、一般的な倫理観から大きく逸脱しており、その異常性が物語の緊張感を高めている。 また、物語の中で描かれる暴力シーンや殺人の描写は非常に生々しく、読者に強烈なインパクトを与える。 これらのシーンは、道尾秀介の卓越した描写力によって、まるで目の前で起こっているかのように感じられる。 「スケルトン・キー」は、単なるミステリー小説ではなく、人間の深層心理に迫る作品。 サイコパスというテーマを通じて、人間の本質や倫理観について考えさせられる一冊。 道尾秀介のファンはもちろん、ミステリー好きの読者にも強くお勧めします。 まとめると「スケルトン・キー」は、緻密なプロット、予測不能な展開、そして深い心理描写が融合した傑作。 読者は、錠也の異常な世界に引き込まれ、最後まで目が離せなくなる。 この作品は、道尾秀介の作家としての実力を再確認させる一冊であり、彼の他の作品にも興味を持たせる。 ぜひ、一読あれ。 あなたもこのダークミステリーの虜になること間違い無いかも。 | ||||
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パパラッチのバイト青年が巻き込まれた殺人事件をめぐるミステリ。 主人公は、胎児の時に母親が銃殺される、という不幸に見舞われ、恐怖という感情を無くしたという設定である。 ある日、同じ養護施設で育った男から、自分の父親が、主人公の母親を撃ったと告げられる。その加害者である父親が、何者かに殺害された事件に端を発し、主人公は自身の知られざる秘密にたどり着いていくことになるのだった…。 主人公が殺人犯?というミスリードは弱めなのは良いが、では誰が、は少々脱力。正当なミステリとしてはアンフェアだが、見るべきはそこではないのだろう。 第二の殺人、そして、思いもよらぬ人物参入のハラハラの修羅場と、見せ場はあるのでフーダニットじゃないと思えば愉しめる。常軌を逸したキャラたちも良い味を出している。 タイトルの意味は、主人公の出生に関わってるのだね。 | ||||
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「カラスの親指」が面白かったので目に留まったこちらも読んでみた。 文章が入ってこないし描写が分かりにくく、映像が頭になかなか浮かんでこなかった それでも序盤は幾分楽しめたが、もうひとりの登場人物が現れてからは特に真新しさも感じられず、退屈な内容だった せめて最後に軽くでもどんでん返しがあったらよかったかも 終わり方もスッキリせず、中途半端な印象だった | ||||
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