球体の蛇



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初公開日(参考)2009年11月
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長編小説

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球体の蛇 (角川文庫)

2012年12月25日 球体の蛇 (角川文庫)

幼なじみ・サヨの死の秘密を抱えた17歳の私は、ある女性に夢中だった。白い服に身を包み自転車に乗った彼女は、どこかサヨに似ていた。想いを抑えきれなくなった私は、彼女が過ごす家の床下に夜な夜な潜り込むという悪癖を繰り返すようになったが、ある夜、運命を決定的に変える事件が起こってしまう―。幼い嘘と過ちの連鎖が、それぞれの人生を思いもよらない方向へ駆り立ててゆく。最後の一行が深い余韻を残す、傑作長編。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt

球体の蛇の総合評価:7.08/10点レビュー 66件。Cランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

球体の蛇の感想

ミステリではないかもしれない。最後どんでん返しがある訳でもない。
でも、道尾さんらしい作品です。

作品全体を通して、道尾作品らしい窒息しそうな重苦しい雰囲気があります。
テーマは「嘘」ですかね。
正直この作品、何が嘘で何が本当かわからないです。
そして、それを象徴するのが作品タイトルにも関連する「ゾウを飲み込んだウワバミ」のくだり。読中頭から離れません。

悪意のある嘘、相手を思いやっての嘘、嘘にも色々あります。
何気に発した言葉が、思い込みや迷い、誤解を生み予想外に相手に重くのしかかる事があります。
それが思わぬ事態を生み、取り返しの付かない最悪の局面を迎えてしまう。
皆が自分のせいではと恐怖する。窒息しそうな苦しみを皆抱え込み、吐き出す事ができずに、じっと光が射すのを待つ。
登場人物中、光が射し込んだのは彼女だけか。
とすると、あれも嘘、これも嘘だった事になるけど・・・

「龍神の雨」もそうだったけど、恐ろしいようで普通に有り得る話。
こういうの描かせたら上手いなぁ。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:
(3pt)

球体の蛇の感想

想像した展開から遠く離れて、何と無くズルズルと話が進んで行って、残念な印象を受けた。

ビッケ
K1LY4PU3
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.64:
(5pt)

良かった

え?そうなの?と思わせられる所が何か所かあって面白かった。
最後にタイトルの意味がわかり、読後感も良い。
球体の蛇 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:球体の蛇 (角川文庫)より
4041006198
No.63:
(4pt)

儚い

儚い。
ちょっとしたことで崩れそうな人間関係を間近で見ているようでそわそわする。
球体の蛇 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:球体の蛇 (角川文庫)より
4041006198
No.62:
(5pt)

楽しみました。

よかったです。
球体の蛇 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:球体の蛇 (角川文庫)より
4041006198
No.61:
(5pt)

ラストの救いは心に響く

離婚した両親と離れ、近所の家で暮らす高校生の主人公。あかの他人でありながら、害虫駆除業者のおじさんと、年下の幼馴染のコと温かい家庭を築いている。

しかし、主人公が好意を寄せている女性の放火殺人を犯した現場に遭遇してから、仲睦まじい生活が徐々に変化していくのだった…。

主人公が抱える闇が明らかになるとともに、衝撃的なシーンを目撃したり(読者にも衝撃的!)、それに追い討ちをかけるような事実が次々と主人公に突きつけられるという重い展開である。ページを繰る手も止まりがち。

幼い頃の一言が、大好きな人を死に導いてしまったのではないか、そして、また…、という主人公の懊悩が切な過ぎる。やがて主人公が自立していっても、やもやが晴れていかない。それゆえに、ラストの救いは心に響く。
球体の蛇 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:球体の蛇 (角川文庫)より
4041006198
No.60:
(5pt)

切なすぎる

世の中にこれほどまで切ないお話ってあるの?
まあ、小説だからと言われればそれまでなんですけど。
自分が若かった頃を思い出して、主人公に猛烈に感情移入してしまいました。
道尾さんって本当に振り幅の大きい方なんですね。
ガラスのように繊細で壊れやすい女性を描かせたら、この方の右に出る人はいないんじゃないでしょうか。
余韻が長く残る良い作品でした。
球体の蛇 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:球体の蛇 (角川文庫)より
4041006198



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