(短編集)

光媒の花



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初公開日(参考)2010年03月
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短編集

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光媒の花

2010年03月26日 光媒の花

もう、駄目だと思った。それでも世界は、続いていた―少女は無限の想像力でこの世界を生き延び、少年はたった一つの思い出にしがみつく。一匹の蝶が見た悲しみの先に広がる光景とは…渾身の連作群像劇。 (「BOOK」データベースより)




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光媒の花の総合評価:8.00/10点レビュー 75件。Bランク


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全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(7pt)

光媒の花の感想

それぞれが少しずつ絡まる六編からなる短編集でした。

▼以下、ネタバレ感想

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conejo
ZYHEZN1P
No.8:
(7pt)

繊細さと残酷さ

優しいんだけど、悲しくなって
悲しいけど、希望が見いだせる・・・という繰り返しのようなお話
そういった意味ではつながりのある短編集なのかなぁと思いました
なんでかこの方の作品は、気づいたらほかの事を後回しにしてでも一気に読んでしまっています
それだけ惹かれるものがあるのですね♪

AYA
U7WWQHA8
No.7:
(5pt)

光媒の花の感想

ほどほどにつながった短編集
ほどほどに面白く読めました

jethro tull
1MWR4UH4
No.6:
(8pt)

光媒の花の感想

それぞれが繋がりをもった連作短編集。
読み手の気分を、前半三編は落とし後半三編は上げるような構成。
前半の不幸っぷりでうっかり騙されそうになるが、じつは登場人物たちはたいして幸せになっておらず、最悪の状態は脱した程度までしか書かないところがこの作者らしいといえばらしい。
六編全てに登場する蝶が円環とバタフライエフェクトを案じさせる作品。

ちんちろりん
NLFRSLFL
No.5:
(6pt)

光媒の花の感想

前の章に登場した人物が次の章のメインキャラとなる6編の短編連作集です。
最後の6章が再び1章に繋がっているという円状の構成になっています。
これだけ聞くと、どこか伊坂作品を思い浮かべてしまいそうですが、伊坂さんには決して描けない道尾さんらしい作品になっているように思います。
興味深いのは、前半の3章までが、如何にもこの作者らしい重く、何とも後味の悪い結末なのですが、後半の3章はどこか明るい出口を感じることのできる結末になっています。
前半が闇、後半が光。そして最初の闇に戻るという感じでしょうか。

「虫媒花」、「風媒花」という表現は作中に出てきただけでなく実際にある言葉ですが、作品タイトルである「光媒花」という言葉はないので作者の造語なのでしょう。
光により花粉が運ばれて生を繋げていく花という意味でしょうか。
人間の人生を表している気がしました。
闇ばかりじゃ続いていけない。そこに光が当たることにより続いていく。
というより、暗い影も光があるからできる、闇があるからこそ光は明るい。
難しいですが、このタイトルにはそんな深い意味が込められているように思いました。

一つ一つの章は淡々としていてヤマはないです。勿論ミステリでもない。
構成の妙と、作者が深い箇所に込めた意味を汲み取る事を楽しむ作品かと。
日本語だからこそ描ける最早芸術と評してもいいような作品。
ただ好きかどうかは別問題。

梁山泊
MTNH2G0O
No.4:
(6pt)

光媒の花の感想

ん。。。前編を通し不気味な雰囲気で始まり、そして終わりました。
ホラーは好きですが、精神的に少しきつかったです。(好みの問題かと思いますが)

フレディ
3M4Y9ZHL
No.3:
(9pt)

光媒の花の感想

久しぶりに道尾秀介の作品を手にしてみました。ページ数は300弱で6章からなる構成となっているので、サクサク読み進むことができました。
章ごとが少しずつ絡み合っていて、とても良くできた話の流れでした。
なぜか、読み終わった時に大好きな「ナミヤ雑貨店の奇跡」を読み終えた同じ感覚になり…なんと言っていいかわかりませんが、とにかく「光媒の花」はとても素晴らしかったです。

マグル
ZH9M7YFR
No.2:
(8pt)

光には影がつきもの、影の中に光が生まれる

少しずつつながりがある物語の短編連作。
前半は救いようがない話ばかりで、相変わらずの人間の機微に優れた表現はさすがだと思うが、それだけに重い。後半はうってかわって、救いのある若干前向きな内容。
大きなトリックやどんでん返しはないが、表現の巧さが楽しめる。読み終わった後に美しくも儚い様子の表紙を見つめると、何とも言えない気分になる。

風の森
8BZ4CWPR
No.1:
(8pt)

光媒の花の感想

とても質の高い短編集で、一作一作大切に読みました。

アルバトロス
CRRRDTJB
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