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(短編集)

光媒の花



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【この小説が収録されている参考書籍】
光媒の花
光媒の花 (集英社文庫)

光媒の花の評価: 7.11/10点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.11pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

光媒の花の感想

ほどほどにつながった短編集
ほどほどに面白く読めました

jethro tull
1MWR4UH4
No.2:
(6pt)

光媒の花の感想

前の章に登場した人物が次の章のメインキャラとなる6編の短編連作集です。
最後の6章が再び1章に繋がっているという円状の構成になっています。
これだけ聞くと、どこか伊坂作品を思い浮かべてしまいそうですが、伊坂さんには決して描けない道尾さんらしい作品になっているように思います。
興味深いのは、前半の3章までが、如何にもこの作者らしい重く、何とも後味の悪い結末なのですが、後半の3章はどこか明るい出口を感じることのできる結末になっています。
前半が闇、後半が光。そして最初の闇に戻るという感じでしょうか。

「虫媒花」、「風媒花」という表現は作中に出てきただけでなく実際にある言葉ですが、作品タイトルである「光媒花」という言葉はないので作者の造語なのでしょう。
光により花粉が運ばれて生を繋げていく花という意味でしょうか。
人間の人生を表している気がしました。
闇ばかりじゃ続いていけない。そこに光が当たることにより続いていく。
というより、暗い影も光があるからできる、闇があるからこそ光は明るい。
難しいですが、このタイトルにはそんな深い意味が込められているように思いました。

一つ一つの章は淡々としていてヤマはないです。勿論ミステリでもない。
構成の妙と、作者が深い箇所に込めた意味を汲み取る事を楽しむ作品かと。
日本語だからこそ描ける最早芸術と評してもいいような作品。
ただ好きかどうかは別問題。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:
(6pt)

光媒の花の感想

ん。。。前編を通し不気味な雰囲気で始まり、そして終わりました。
ホラーは好きですが、精神的に少しきつかったです。(好みの問題かと思いますが)

フレディ
3M4Y9ZHL

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