骸の爪



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初公開日(参考)2006年03月
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長編小説

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骸の爪 (幻冬舎文庫)

2009年09月01日 骸の爪 (幻冬舎文庫)

ホラー作家の道尾は、取材のために滋賀県山中にある仏像の工房・瑞祥房を訪ねる。彼がその夜見たものは、口を開けて笑う千手観音と、闇の中で血を流す仏像。しかも翌日には仏師が一人消えていた。道尾は、霊現象探求家の真備、真備の助手・凛の三人で、瑞祥房を再訪し、その謎を探る。工房の誰もが口を閉ざす、二十年前の事件とはいったい。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.20pt

骸の爪の総合評価:6.72/10点レビュー 36件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(6pt)

骸の爪の感想

シリーズ2作目でありますが、前作よりホラーテイストが抑えられている感じです。数多く張られた伏線がすべて回収されて行く、良く出来た本格推理だと思いました。結構読み易いし。
ただ、名探偵らしい名探偵なのでしょうが、あまり魅力を感じ無かったのが残念。
ストーリーは哀しい雰囲気で、読後感はあまり良くないかも知れません。個人的には、あまり面白いとは言えなかったですね。

なおひろ
R1UV05YV
No.4:
(8pt)

骸の爪の感想

背の眼に続く真備シリーズ2作目。丹念に作り込まれたストーリーで、細部に渡って仕込んである伏線が生きてます。
サイトでの評価はあまり良くないようですが、個人的には面白く読めましたよ!

ひろゆき
44KMPFT3
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

骸の爪の感想

シリーズ物の前作が面白かったのでこちらも読んでみましたが、個人的には前作『背の眼』よりもミステリー寄りに感じられました。
半分ほど読んだ所で犯人の検討はついてしまったのですが、物語全般における作者の仏教や仏像に関する深い知識には感嘆しました。


▼以下、ネタバレ感想

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ちんちろりん
NLFRSLFL
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

骸の爪の感想

「背の眼」に続く真備シリーズ第2弾。
しかしながら、ホラー要素を取り入れつつ、論理的に謎解きをするという前作のパターンを期待していると肩透かしを喰らいます。
笑う千手観音、血を流す仏像等とホラー要素は用意されているものの、その解明には、道尾作品によく見られる意外性がありません。
前作のような心霊現象は影を潜め、おどろおどろしい雰囲気もなく、かなり作品のイメージが異なる印象を受けました。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

期待はずれ。

文学賞によくエントリーされているので期待して読んだが
犯人も読み始めて直ぐ検討がつき、途中の謎に対する解も強引すぎ。
他の作品も読んだが、読者を引き込む筆力が感じられない。
なぜ、このレベルの作者が騒がれるのか理解できない。

kazu1059
JJLJSJ1W
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.31:
(3pt)

騙すための小説

ミステリとしての風格や、ホラーとしてのレトリックやうんちくの面白さも、すべては読者を騙すことに主軸が置かれているためか、非常に中途半端。おそらく読者を混乱させるためか、すべての登場人物が共感できない叙述をされている。詳しくはふれないが、クライマックスの殺人幇助はひどい。読者の膝を打たせるには、逆にトリックを絞って、そこを強調したほうがよかったのでは。
骸の爪Amazon書評・レビュー:骸の爪より
4344011392
No.30:
(4pt)

ドキドキワクワクハラハラ、犯人は果たして誰でしょう?

背の眼、花と流れ星、と読んで最後にこの本を読みました。真備シリーズの3つの作品はどれもなかなかおもしろかったです。私個人的には背の眼が一番面白くドキドキしながら読みました。また花と流れ星は短編なので毎夜、少ない時間で一話ずつ読むのにちょうど良かったです。骸の爪はその中間、結構短時間で読みました。つまり犯人や結末が知りたかったから。そういう意味ではとてもドキドキハラハラさせられる面白い本と言えます。送って来られた本はほぼ新品同様の綺麗な状態の本でとても良かったです。
骸の爪Amazon書評・レビュー:骸の爪より
4344011392
No.29:
(4pt)

前作同様独自性は弱いが本格としてよくできている

ホラー的な導入から快刀乱麻の謎解き、そしてダークなオチ。実に巧い。端から終わりまでよくできている
……けれど、ホラーとミステリの融合や、真犯人が二転三転する様は三津田信三には叶わないし、登場人物たちの複雑な心理が絡まって奇妙な事件を作ったという構図や、民俗学的蘊蓄の謎解きは京極夏彦の二番煎じ感がある。独自性が弱い。

とはいえそんな本書最大の魅力は、何といっても仏所という舞台だろう。寺が神社はよく舞台になるが、仏所とは珍しい。しかし考えてみれば怪しい物語との相性もバッチリで、なぜ今までに使われてこなかったのだろうと驚くくらい。なによりその舞台の得意性が、事件の動機やトリックもよく結びついている。
なにより感心したのが死体の隠し方。これ、本当に完全犯罪できるんじゃないか、という説得力がある。道尾秀介のトリックの中でも一番白眉だと思う。大胆かつ本格かつ独自性がきちんとある
骸の爪Amazon書評・レビュー:骸の爪より
4344011392
No.28:
(5pt)

後ろがきになるような不気味な感じが怖くて夜に読むのをやめた本。

読んでいると背筋がゾクゾクする。

一度や二度で終わらない衝撃の事実は、まさに推理小説の醍醐味。唐間木老人の最後の言葉が悲しい。
骸の爪Amazon書評・レビュー:骸の爪より
4344011392
No.27:
(3pt)

ホラーではない

ホラー風味のミステリーです。
ホラーを期待してるとがっかりします。
素人探偵(もどき)が、小さな伏線(わかりやすい)を最後に全部回収して真相を関係者全員の前で露にするという王道パターン。
なるほどという点もたくさんあり感心しますけど、よくまとめました以上のものがなかったです。
過去の恨み、復讐ものというのもありきたりですし。トリックも細かいというか小さいというか・・・あっと驚くような大胆なものではないし。
最後のアレも、警察って証拠の凶器をあんな簡単に持ち主に返すものなのか!?という疑問が出てきて・・・
(実際どうなんでしょうか・・)
殺人に使われた凶器をそのまま受け取るのもおかしいし・・・なんか興ざめしました。
骸の爪Amazon書評・レビュー:骸の爪より
4344011392



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