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スケルトン・キー



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【この小説が収録されている参考書籍】
スケルトン・キー
スケルトン・キー (角川文庫)

スケルトン・キーの評価: 3.46/5点 レビュー 35件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全35件 1~20 1/2ページ
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No.35:
(4pt)

話が出来すぎてるような。

次々とサイコパスによって殺人事件が起き、サイコパスは人の傷みがわからないから、何も感じることなく空気を吸うかのように当たり前に人を傷つけていく…そこまではありがちなのだが、それは実は主人公は双子でもう一人の方が犯人だった。二人の生い立ちは全く真逆でした…というストーリーなのだが話が出来すぎている気がした。
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No.34:
(5pt)

最後にもう少し

道尾秀介には大当たりと当たりしかない。これは当たりの方だ。
サイコパスの思考への理解とかいろいろ突っ込みどころはあるものの、それがどうした些細なことだと勢いよく物語に引きずりこまれる。
最後にもう少し、あと二行だけでも…と思ってしまう終わり方も秀逸。
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No.33:
(4pt)

サイコパスの深層心理と予測不能なダークミステリー

敬称略。

道尾秀介の「スケルトン・キー」は、読者を一気に引き込むダークミステリー。

物語は19歳の坂木錠也を中心に展開されている。

彼は恐怖という感情が欠如しており、危険な潜入調査の仕事をこなしている。

天涯孤独の彼が唯一持っているのは、母から託された謎めいた銅製のキーだけ。

物語の始まりは、錠也が児童養護施設時代の友人から自身の出生の秘密を知らされるところから。

この情報が彼の人生を一変させ、衝動的な殺人の連鎖を引き起こす。

道尾秀介は、サイコパスの心理描写をリアルに描き出し、読者に強烈な印象を与える。

「スケルトン・キー」の魅力は、その緻密なプロットと予測不能な展開にある。

物語は二度読み必至の構成で、初読では見逃してしまう伏線が多く散りばめられている。

特に、物語の後半で明かされる真実は、読者を驚かせること間違いない。

道尾秀介の筆致は、サイコパスの冷徹な視点を通して描かれるため、読者は錠也の内面に深く入り込むことができる。

彼の行動や思考は、一般的な倫理観から大きく逸脱しており、その異常性が物語の緊張感を高めている。

また、物語の中で描かれる暴力シーンや殺人の描写は非常に生々しく、読者に強烈なインパクトを与える。

これらのシーンは、道尾秀介の卓越した描写力によって、まるで目の前で起こっているかのように感じられる。

「スケルトン・キー」は、単なるミステリー小説ではなく、人間の深層心理に迫る作品。

サイコパスというテーマを通じて、人間の本質や倫理観について考えさせられる一冊。

道尾秀介のファンはもちろん、ミステリー好きの読者にも強くお勧めします。

まとめると「スケルトン・キー」は、緻密なプロット、予測不能な展開、そして深い心理描写が融合した傑作。

読者は、錠也の異常な世界に引き込まれ、最後まで目が離せなくなる。

この作品は、道尾秀介の作家としての実力を再確認させる一冊であり、彼の他の作品にも興味を持たせる。

ぜひ、一読あれ。

あなたもこのダークミステリーの虜になること間違い無いかも。
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No.32:
(3pt)

フーダニットじゃないと思えば愉しめる

パパラッチのバイト青年が巻き込まれた殺人事件をめぐるミステリ。

主人公は、胎児の時に母親が銃殺される、という不幸に見舞われ、恐怖という感情を無くしたという設定である。

ある日、同じ養護施設で育った男から、自分の父親が、主人公の母親を撃ったと告げられる。その加害者である父親が、何者かに殺害された事件に端を発し、主人公は自身の知られざる秘密にたどり着いていくことになるのだった…。

主人公が殺人犯?というミスリードは弱めなのは良いが、では誰が、は少々脱力。正当なミステリとしてはアンフェアだが、見るべきはそこではないのだろう。

第二の殺人、そして、思いもよらぬ人物参入のハラハラの修羅場と、見せ場はあるのでフーダニットじゃないと思えば愉しめる。常軌を逸したキャラたちも良い味を出している。

タイトルの意味は、主人公の出生に関わってるのだね。
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No.31:
(2pt)

描写がわかりづらい

「カラスの親指」が面白かったので目に留まったこちらも読んでみた。
文章が入ってこないし描写が分かりにくく、映像が頭になかなか浮かんでこなかった

それでも序盤は幾分楽しめたが、もうひとりの登場人物が現れてからは特に真新しさも感じられず、退屈な内容だった

せめて最後に軽くでもどんでん返しがあったらよかったかも
終わり方もスッキリせず、中途半端な印象だった
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No.30:
(3pt)

絶賛するほどでも

帯が煽りすぎで期待値が上がってしまった。タネも途中で匂わせる描写があったのでピンときてしまい、「ああやっぱり」という感想になった。つまらなくはないのだが、意外性に乏しい。
最後の寓話的な一節はちょっとがっかりした。サイコパスの物語に感傷的なシーンはいるのだろうか。オチが思いつかず、無理矢理タイトルと絡めたように見えるのだが。
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No.29:
(5pt)

本物のサイコパスを描いた作品なのに、ほんの少し温かい

趣味でサイコパス関連の研究書を何冊か読んだが、この小説は巷に広まる血に飢えた凶暴な殺人鬼像ではなく、淡々と損得を勘定しつつ惨事もためらいなく行う、本来のサイコパス像を丁寧に描いている。それに加えて、独特な感情の機微や、演出を巧く利用した展開等、読者を飽きさせない工夫で物語を進めていく。なにより血なまぐさいサスペンスでありながら、小さな希望を抱かせるラストに本当に感動した。この作者の本は初めて読んだが、いつかサイン会に行きたい。
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No.28:
(4pt)

面白いけど難しい

読者に考えさせるスタイルなのでしょうが、もう少しレベルを落としてほしかったなぁ。。。と思いました。他作品で感じたような、なんと!そうだったのか!と言うような驚きも今回は少な目です。
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No.27:
(2pt)

ごちゃごちゃしてわけがわからない

物語のハイライトの部分がごちゃごちゃしていて楽しく読めなかった。
物語の描写もイメージしにくく、何度も挫折しそうになった。
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No.26:
(5pt)

サイコパス

サイコパスな人を理解するのは難しいのでしょうね。
後悔したり罪悪感がないので、自分の都合で何人でも殺人が出来る。
有名人にサイコパスな人がけっこういるようで、両極端なのか、興味深い。
この話はいったん終わりですが、数年後か何かあるかもしれません
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No.25:
(4pt)

こういう仕掛けのミステリも、このように細やかな配慮のもとに構築されていれば、素直に楽しめます

他の作家さんの書いたこういう仕掛けのミステリを何冊か読んだことがありましたが、それらは、読んでいてモヤモヤして、あまり気持ちのいい読書体験ではありませんでした。なので、自分とは相性が悪くて楽しめないテーマなのかと、やや諦めてしまっていました。
が、この小説は、細やかに読者に気配りしながら丁寧にすっきりと構築されていて、私にも十分楽しめました。面白かったです。

物語の後半は、謎解きよりもスリルとサスペンスの展開で、ハラハラしながら読みました。
暴力的なアクションシーンがある小説なので、苦手なひとは少し気をつけて。
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No.24:
(4pt)

健人はどうなったのか

小説界には、双子の関係するストーリーを書くときには、双子に関連していることをはじめに明記しなくてはならないルールがある、と聞いたことがあるが、この小説はうまく一人をふたりに分けていく。
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No.23:
(3pt)

サイコパスの一人称という挑戦的な作品だが… ※激しくネタバレ含みます

核心部分に触れたことを述べています。
未読の方は読まないでください。

本作は、19歳のサイコパス青年が主人公という意欲的かつ、挑戦的な作品となっています。
なぜ挑戦的かというと、一般的に考えて、サイコパスの1人称には次のようなデメリットがあります。

1 読者が共感できない(サイコパスの行動原理がわからないから)
2 悪漢小説になってしまう
3 そもそも作者がサイコパスの心理を把握できていないと書けない

他にもありそうですが、主だったものはこんなところでしょうか。
これだけ見てもエンタメとして成立するのはハードルが高そうですが、
本作ではかなりの部分でその問題点を乗り越えていると感じました。

『サイコパス』という著書のある脳科学者中野信子先生のお墨付きも解説にある通り、サイコパス性の描き方は秀逸だと思います。問題点1に関しても、著者の熟練のストーリーテリングで上手く読ませてきます。素晴らしい。

しかし、おそらくエンタメ的サービスなのでしょうが、双子の叙述トリックがこの作品には含まれています。確かに手が込んであり、驚きはあるのですが、飛び道具的な使用であり作品をチープにした感は否めず、せっかくサイコパスの1人称が上手く描けているのだから、主人公が自身のサイコパス性と向き合う話にしてほしかったと個人的には感じました。
それが、☆を2つ下げた理由です。

とはいえ、総じて、出来の良い作品であり、サイコパスに興味のある方には、おススメです。
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No.22:
(4pt)

感情

騙された。
気づいたら最後まで読んでしまった。そんな内容でした
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No.21:
(5pt)

いつもどおり

どんなに注意して読んでいても、見事に騙される。
嫌な騙され方じゃないので、また読みたくなるんだけど。
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No.20:
(3pt)

残念ながら

サイコパスを物語地、するのは、難しい、最終章を残して、リタイア!
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No.19:
(3pt)

トリックがイマイチ

道尾も大分衰えたか、途中どんでん返しがあるのだが余りにもチープ、必然性もひねりもオチもなく、サイコパス物として切れ味を薄くして最後の謎解き寓話も意味が全く通じない。初めて星を落とした感想になった。
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No.18:
(5pt)

相変わらず騙された

道尾秀介は裏切らない
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No.17:
(3pt)

○○でないほうが良かった

施設で育ったサイコパスが殺人を続けながら重大な事実に気づく物語。読みやすくて途中までは主人公がどうなるのかととても面白い展開でした。でも途中で主人公が○○だと分かると興醒めして、終盤の攻防戦では残念な気持ちにもなった。もっと犯罪者の心理を突き詰めて欲しかったのに、もったいない。
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No.16:
(5pt)

怖かった

この小説を元にした曲を聴いて気になって買ってみました。サイコパス過ぎて怖かったです。
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4041069173

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