サーモン・キャッチャー the Novel



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    初公開日(参考)2016年11月
    分類

    長編小説

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    サーモン・キャッチャー the Novel (光文社文庫 み 31-5)

    2022年12月13日 サーモン・キャッチャー the Novel (光文社文庫 み 31-5)

    神様の通う屋内釣り堀カープ・キャッチャーの景品棚には、高得点でもらえる伝説の白い箱があった。箱の中身を知りたいバイトの明、箱を狙う父親、店主を脅す女性、幽霊を撮影する兄妹、謎のヒツギム人らが釣り堀に集う時、運命は動く。一匹の鯉を巡り、悩める者たちが人生をかけた大勝負。怒涛の展開で大興奮、超絶技巧、名手道尾秀介の人生を変えるミステリー。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    サーモン・キャッチャー the Novelの総合評価:7.50/10点レビュー 6件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    サーモン・キャッチャー the Novelの感想

    人と場面がころころ変わるので
    メモリながら読まないと私はついていけなかった。
    でもこの展開好きですね。
    面白い本で楽しませていただきました。

    jethro tull
    1MWR4UH4
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.5:
    (4pt)

    群像劇らしい,いいエンタメ作品

    ※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

    『Prologues』と複数形で記された通り,様々な人たちの様々な状況が語られる冒頭.
    少しゴチャつき気味にも映りますが,ここで群像劇スタイルであると想像が付くため,
    彼らがどう繋がり,まとめられるのかと,主に前半はそれぞれの言動に意識が向きます.

    また,すれ違いや,勘違いを繰り返しながら,徐々に接点が生まれていく中盤以降,
    気が付けば,一つの場所,一つのアイテムを巡る騒動へと連なっていく後半の流れは,
    あの人とあの人が,あの人があの人の…など,繋がりを増していく様子に違和感がなく,
    都合が良すぎる面もありますが,予定調和というより,期待通りの畳まれ方には満足です.

    このほか,おふざけが満載の,架空の国の架空の言葉には,何度も吹き出しましたし,
    人間ドラマとその交差を織りまぜた,群像劇らしい,いいエンタメ作品だと思いました.
    サーモン・キャッチャー the Novel (光文社文庫 み 31-5)Amazon書評・レビュー:サーモン・キャッチャー the Novel (光文社文庫 み 31-5)より
    4334794548
    No.4:
    (5pt)

    最高のエンタメ

    面白いとしか言いようがない!
    通勤途中の電車の中、職場の休憩中、そこかしこで吹き出しました。
    センスが秀逸で、手のひらで転がされるかのようにまんまと楽しませていただきました。
    いやぁ〜、傑作です。
    荻原浩さんの作品が好きな方はきっと好きだと思います!
    サーモン・キャッチャー the Novel (光文社文庫 み 31-5)Amazon書評・レビュー:サーモン・キャッチャー the Novel (光文社文庫 み 31-5)より
    4334794548
    No.3:
    (3pt)

    異色のコラボ作品

    道尾さんとケラさんの共同企画で、それぞれ小説版と映画版が創作される企画の小説版。

    お2人の組み合わせは意外で、何となく映画を先に観たかったので長年積読状態でしたが、映画の情報がなく順番を諦めた次第です。

    総じてダメな状況にある冴えない複数の人物が別々に登場し、終わりにかけてくしゃっと繋がっていくコミカルなストーリー。

    視点は次々に変わりながらも、混乱せずにスッと読めるのはさすがで、ソフトな感じで読んでいくと時々ちゃんとサイコな場面、切ない場面、じんわり感動する場面など小説ならではの楽しさもあります。

    途中途中に出てくる架空の言語、ヒツギム語とその和訳は、小ネタ集のよう。
    これについては、バカだな〜めちゃくちゃ遊んでるな〜と楽しみましたが、賛否ありそうですよね。

    終わりに向けての怒涛の回収、対するゆったりとしたエピローグが心地良く、
    ダメな自分、冴えない自分に落胆しても実はそんなに不幸な事ではないんじゃないかとも思わせてくれます。
    サーモン・キャッチャー the Novel (光文社文庫 み 31-5)Amazon書評・レビュー:サーモン・キャッチャー the Novel (光文社文庫 み 31-5)より
    4334794548
    No.2:
    (4pt)

    熟練の技

    プロローグからいろいろな人物が登場し、何の話なのかよく分からない。

    どうやら、何人かの登場人物と場面が切り替わりながら話が展開していくようだ。

    まずはヨネトモ。かつては社会人の陸上選手だったのだが、引退してからは日雇いの仕事で食いつないでいる。彼の特技は釣りで、カープキャッチャーという屋内釣り堀で魚を釣り、ポイントを稼いで日用品やスナック菓子を手に入れている。

    そして場面は変わり、大洞(おおぼら)という男の話になる。健康ランドを宿代わりにして、便利屋のような仕事をしている。無口すぎるという理由で妻と離婚し、娘のブログをチェックするのが日課である。その娘、明(めい)はカープキャッチャーでバイトをしており、ヒツギム語という言語を勉強している。そのヒツギム語では、「ちょっと違う」が「クサッテラ」、「いいね」が「クサ」なのだ。そんな言葉あるか!と突っ込みを入れたくなる。

    次は内山賢史。対人恐怖症で、大型安売り店の倉庫でバイトをしている。最近、妹の智(とも)に、池本という社員が目をつけて、何とか智にコンタクトを取ろうとしている。何とかそれは防げた。

    そして市子。汚い格好をしているので、ヨネトモがスナック菓子とオーブントースターをやったのだが、実は、彼女は金持ちの家の主婦だった。そしてその息子が、明の利用しているオンライン語学会話教室を運営している。

    賢史は智に誘われて、金目当てでフェイクの心霊現象ビデオを作る手伝いをすることになった。

    そのうちにある事件が起こり、上記の人たちがそれを解決しようとしてどたばたした展開となる。

    ・・・と、まあこんな感じで、これらの人物が複雑につながりながら物語が展開していくのだが、前半はあまり面白くはない。面白くなるのは、いろいろなことがつながり出す後半からラストにかけてである。

    ミステリーでもサスペンスでもない。重すぎないエンターテインメント、という言葉が一番当てはまるだろうか。

    人物はしっかりと描かれているし、関係ない人たちの物語をうまく関連させながら一つの作品を構成していく技は見事だ。

    バラバラだった話が一つにつながり、一気にラストに向かって収束していく。道尾さんらしい展開とラストだなと感じた。
    サーモン・キャッチャー the Novel (光文社文庫 み 31-5)Amazon書評・レビュー:サーモン・キャッチャー the Novel (光文社文庫 み 31-5)より
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    No.1:
    (3pt)

    題名通り!?

    まぁいつも通り伏線はしっかり回収!話はまさにサーモンキャッチャーでした。映像化されてもレンタルまで待ってる内に忘れちゃうかな...
    サーモン・キャッチャー the Novel (光文社文庫 み 31-5)Amazon書評・レビュー:サーモン・キャッチャー the Novel (光文社文庫 み 31-5)より
    4334794548



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