命の終わりを決めるとき(終の信託)
- 安楽死 (29)
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「終の信託」は、読後なんとも言えない不条理を突きつける 人と心の真髄で繋がることの描写に涙が溢れるほどの感動を覚えたのだが、後半は現実にはそうは許さない展開にせき立てられるように物語を閉じられた 実際の案件に関連した小説と後で知り、自分に少し嫌悪感が残る | ||||
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長く、文学を読んできて、どうしても忘れることのできない登場人物やシーンがある。 ホールデン・コールフィールドが、ジェーン・ギャラハーとチェッカーをやっていて、突然、ジェーンがチェッカー盤に、涙を一滴、ポツンと落とし、指でチェッカー盤に刷り込んでしまう場面。 チャーリー・ゴードンが、高知能になってから、再び、知能の低い状態に戻り、それすらも忘れて、昔通っていたミス・キニヤンの夜学へ行き、キニヤンが「ロバート・・・」と絶句して、泣きながら教室を走り去る場面。 そういうコレクションに、新たに、この、折井綾乃と検事・塚原のと調べの場面が加わった。 ・・・ 塚原はここに呼んで取り調べた江木馨が、「あの女医は、父の喉からチューブを抜いたり、注射をしたりする時、泣きながら変な唄を歌ってた。『もう、子守唄にしましょうね』と言ったり、頭がおかしいのかと思った」と言っていたのを思い出した。 ・・・ 後書きの周防監督の最後の一言が、さらに、重い追い打ちをかける。 「『終の信託』は、間違いなくラブ・ストーリーなのだ。」 | ||||
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この作者は好きで読んでいました。作者の名前と、奥付の2012年初版というのを見て、ここ一年この作者の本を買っていないと思い、家に帰って読んでいたら、途中で読んだ気がしてきて、まさかと思いつつ、蔵書を見たら中身が同じでタイトルが『命の終わりを決めるとき』と違う物がありました。焼き直しでタイトルを変えただけなら、本の目立たないところに、『命の終わりを決めるとき』と書かずに、正々堂々と表紙に書けばいいものを…。良い商売していると思いました。このあざとい作者の本は、もう卒業します。こういうことをする人の本は、二度と買いません。 | ||||
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安楽死を含む終末医療について、実際にあった事件をもとにして深く掘り下げて考えたいと購入しましたが、作者の立場や考察を全く感じることができませんでした。少なくとも実在する人物を題材に取り上げるのなら、終末医療について自分の考えを述べるべきです。まるで週刊誌の記事のように無責任にセンセーショナルな話題を下世話に、興味本位で取り上げただけで、一読して失望しました。登場人物たちに対する深い考察や愛情を少しも感じ取れませんでした。こんなものをお金を払って購入した自分がバカでした。題名に騙されました。この作者は実際に起こった事件によりかからなければ、自分の物語を描けないのかしら、、、執念深い検事の描写だけは生き生きとしていましたが、無意味です。 | ||||
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私がこの本を選んだのは終末医療の問題に関心があったからです。 その点だは検察の在り方の方に重点があるように思いました。 朔立木さんの作品を読んだことがありませんでしたので・・・ | ||||
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