安楽病棟
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安楽病棟の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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表4の紹介文に「終末期医療の現状と問題点を鮮やかに描くミステリー」とある通り、痴呆老人の治療と安楽死をテーマにした作品。読む人それぞれの立場に応じて様々な問題を突きつけられるであろう作品だ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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認知症病棟の入院患者とそれを取り巻く家族や病院職員の苦闘と悩みを綿密に描写。文庫本600頁のぶ厚さだがその筆力が読む者を退屈させず、一つひとつのケースが伏線となる一級のミステリーを構成。 | ||||
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彼の小説はほぼ完読しています。今回unlimitedで読むことができうれしいです。人情味のある書きぶりで、心が温かくなるのですが、読後は宿題を与えられたような気がします。次の小説が楽しみです。 | ||||
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年老いて自分の意思で生活ができなくなっても生きるということに、私自身は生きる意味を見出すことができません。家族や介護の方に迷惑をかけるのであれば安楽死という選択もあってしかるべきかと考えてしまいます。これからの世の中、このようなことが現実的に多く起きてくるのかと予想されます。遺族にとっても、生きながらえる立場にとってもお互いが軋轢のない人生の終焉を迎えることを考えていくことが大事だと思いました。 | ||||
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看護大学を出て痴呆(認知症)病棟に配属になった城野看護師と病棟担当医香月医師をめぐる、痴呆病棟の患者たちの生活と看護と介護、そして現在の日本では犯罪である「安楽死」の問題を読者に鋭く、深く問い続ける重い一書だった。団塊の世代があと数年で後期高齢者となる現在こそ、改めて読まれるべき本である。 | ||||
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本作には、自分が何者かさえ把握できない登場人物が多く出てきます。 だからと言って、「生きている資格がない」ことにはなりません。 生死の自己決定を他人(ここでは医師)に、勝手に判断される筋合いもない訳です。 そんな当たり前が「滑り坂理論」を根拠に、呆気なく忘れ去られてします。 人の奥底に眠る狂気を再認識させられる、作品です。 | ||||
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