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空の色紙
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本書の前に読んだ『閉鎖病棟』が顔面中涙と鼻水だらけした感動巨編であっただけに、この中編集『空の色紙』は第一話『空の色紙』を読んだ後、”積ん読”状態になりそうだ。 精神鑑定事件2件と知覧特攻隊を巡る主人公の心の葛藤・事件との対比は分からなくもないが、”事件との対比"を描こうとしたのならやや強引というか、無理があるように思える。 どうせならテーマを知覧特攻隊一本に絞ったほうが良かったのではと私は感じる。 この作品に対する諸先生・諸先輩方からの同様に指摘があり、それが肥やしとなり、 今の箒木先生があるのではと勝手に想像する | ||||
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古書店でも買えたので、ダブってしまいました。 | ||||
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図書館にも無かったので探して購入できました。 とても良い状態で、大満足です。 | ||||
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帚木さんの短編集で図書館で借りて読みました。いつもダイナミックで問題提起的な作品だったり、歴史背景を交えたミクロな人間模様だったりを描いているのですが、この作人に限っては小さな関係でしかも人間臭くて暗い。 何作品かあったのですが、残念ながら一番強烈に覚えている「空の色紙」しか覚えていません。 「空の色紙」はどうも、夏目漱石のもっと暗いバージョンという印象を受けた。主人公の妻は実は戦死した実兄と嫁だった(うるおぼえで正確にはちょっと違うかもしれない)という、強い嫉妬をモチベーションに書かれていて終始暗い。 帚木氏が書くものとはちょっと志向が違って意外でした。人間臭い暗い作品は傑作というものがいくつかあるからあえて帚木氏がトライすることもなかったのではないのかと思いました。そういうこともあって、すごい面白かったというほどでもなかった。 | ||||
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箒木さん作品を色々読みましたが、デビュー当時の短編ということで、迷わず買いました。著者自身のあとがきを読むと「稚拙な表現があって恥ずかしい」等のコメントが載っておりますが、箒木さんの他の作品と比べても、まったく遜色の無い戦争物、医学系ものの短編です。特に表題にもなっている「空の色紙」は第二次世界大戦中の特攻隊についての回顧されており、いままで、祖父から伝聞でその存在は知っていましたが、特攻隊搭乗者の心理に触れることができました。いつも箒木篷生さんの作品を読むと、口をつぐんで、眉間に皺がより、色々考えてしまいますが、今回は、青空を見上げてしまいました。 | ||||
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