受難



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    受難
    受難 (角川文庫)
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    初公開日(参考)2016年06月
    分類

    長編小説

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    受難 (角川文庫)

    2019年03月23日 受難 (角川文庫)

    韓国沖合で大型旅客フェリー世月号が沈没、多くの犠牲者が出た。船会社のオーナーは事故直後から姿を消し、その杜撰な管理体制が次々と明らかになっていく。同じ頃、韓国で細胞工学の治療院を経営する津村のもとに、溺死して冷凍保存された少女の遺体が運ばれた。津村はiPS細胞と3Dプリンターを駆使して少女のレプリカを作ることに成功。彼女は記憶を呼び覚ましながら、自分が世月号に乗船していた事実を知るが―。(「BOOK」データベースより)




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    受難の総合評価:7.00/10点レビュー 2件。-ランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (5pt)

    社会派の側面も

    著者の作品には朝鮮半島を舞台にしたものが何点ある。この「受」シリーズと三度の海峡が、そうだろう。三度の海峡は背筋の凍る思いがした。また受シリーズで金正日の暗殺を書いていた。誰も書かない、いや書けない、あるいは書くことを避けるテーマをズバリ扱っている。
     どれも絵画で言えば描くタッチが違っていることに驚かされる(さすが精神科医、多重人格者か?)。本作の場合、女子高生を主人公としており柔らかい雰囲気の中にもやはり最後はキッチリ締めている。テーマの一つは再生医療に対する警鐘か?
     私は、マスコミが自分達の不利益になることは書かない・伝えない(命を懸けない)ということを韓国を借りて日本の実態を示していることに共感を覚えた。また訴訟について日本も勝つことが優先され、結局は政治家や企業は傷まず、まじめに働いている稼働年齢層に重荷を背負わされている。これは被害を被った人達に口をつぐめと言っているのではない。補償も大切だが、言いやすい人ばかり攻撃するのではなく、本作にあるよう問題の本質をえぐって行ってほしい。
    受難Amazon書評・レビュー:受難より
    4041042054
    No.1:
    (2pt)

    期待が大きかっただけ失望した

    セオール号の事故に題材をとった小説。
    瀬オール号の船長は逮捕されたが実はもっと大きな黒幕は瀬オール号の船主であるという視点から物語を書いている。そのぬ名主は脂肪と報道されているが、実は身を隠して生きている。
    物語の始まりは有名な実業家からの依頼で少女の水死体を生き返らせる業務を引き受けるのが博多にある研究所。遺体の三次元コピーによって、まったく同じ少女が作られ、しかも生命まで与えられる。生き返った少女は依頼主である祖父のもとに送られ一緒に暮らすことに。その少女は春花と名付けられる。ところが、春花はしだいに自分が暮らしている男が祖父ではなく父親だと知る。最後にはこの祖父こそ瀬オール号の船主だということがわかるという設定。
    遺体から命を吹き込まれた同じ人間のコピーをつくるということのリアリティが欠けている。さらに500ページを超える対策ではあるがどうでもよい描写が多すぎる。春花が祖父と京都見物したというくだりはながながと退屈。やたら食事のシーンが多くてこれまたうんざり。長編だから読むのにも時間がかかったけど、読後の満足感はあまりなかった。
    受難Amazon書評・レビュー:受難より
    4041042054



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