空夜
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久しぶりに、夢中で読んでおります。いい作品です。 | ||||
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「不倫主題の軽めの作品」と言うのが初めの感想ですが、続く「空山」を読んで帚木 ファンとして納得しました。是非「空夜→空山」とお読みくださるようお奨めします。合わせ技☆5です。 | ||||
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舞台の福岡は作者の故郷だけあって四季の風景、人々の気風の 描写は丁寧で流れるように美しい。 主人公の病弱な素封家の清楚な美人お嬢様。31歳。親のいいなりに 婿養子にした相手が見栄っ張りのギャンブル依存症で借金癖があるため 冷たい関係になっている。そこに子供のころから中学まで思慕を寄せ合っていた 男性が医師となって村に戻ってきてから、俄然人生が変わってくる。 主人公が常連客になっているブティックの女主人。 40代だが美人でセクシー。相性が悪いデブの夫は女の住居にいりびたり。 千葉からきている恋人と温泉めぐりばかりしている。 四季を追って丁寧に二人の恋愛感情を中心とする生活が 書かれているのだが、最後になって突然ブティックママの恋人は 交通事故で死に、それを聞いた主人公は急に医師に愛を告白し その場で結ばれる。起承承承承。。ときて急に転で終わりの印象でした。 医師と研究員は主人公たちに純粋な恋愛感情を抱いているせいか 相手が人妻だということを完全に気にしていないところが 不自然と言えば不自然。 もう少し、ギャンブル夫(学歴や婿養子のコンプレックス)とか 情婦に入り浸りの夫の心情が書かれていれば、深みが出たと思う。 男女で一方だけが悪い、ということはないと思うので。 まあ、嫌いなタイプの人間は書きたくなかったのかもしれませんね。 余談ですが、これが家庭がうまくいっていない夫二人と もと同級生の女医、若い研究員だったら美しい恋愛小説にならないんだろうなあ と思ってしまいました。 | ||||
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移ろいゆく季節の中で密かに浮気を重ねる二人の女性の物語で、 普通のこういった作品のようなどろどろしたものはなく、まるで二人とも少女に戻ったかのような 初々しさと医学的要素はほぼないが帚木氏らしい風情のある描写が特徴的な作品 大きな盛り上がりどころはないものの、ワイン作りや葡萄の手入れ、潜爺の竹とんぼ作りなど そういったさりげないシーンが古きよき時代の日本を連想させこの作品の魅力を際立たせてる といえるだろう ただ全体的に素晴らしい作品ではあるが、終わり方は酷い まるで打ち切り漫画のようにラスト数十ページで話が急展開し中途半端な感じで終わる さすがにもう少し色々なことに決着をつけて欲しかった 二人の旦那もただダメ男という描写しかなく、浮気されて当然としか思えないのは 作者の狙いなのかどうか まあ帚木氏のファンの方なら満足できる作品だろう | ||||
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四季の移り変わりなど、目に浮かぶ景色はとてもきれいだが、話自体はどうにも中途半端な感じが最後まで拭えなかった。文章が読ませるので最後まで飽きることなく気が付けばあの大作(500頁くらい?)を読んでしまったが、最後に、あれ?そんで?と思った。そういう意味で消化不良。何が言いたかったのかはよく分からなかったが、読み物としてはよかった。 | ||||
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