受命
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寂しさ、心細さ、一体誰を信じたらよいのかわからないという恐怖。 想像以上に壮大な話だけれど、リアリティーがあり、読み出したら止まりませんでした。 | ||||
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この作家のファンです。今まで読んだ物はなかなか勉強にもなるし、面白い読み物であった。しかしこの小説は酷い。全く酷い。 主人公たちが、その行動を起こす必然性が全くわからない。 筋が通らなくても、ただただ面白ければ良いという馬鹿馬鹿しい物語りである。 | ||||
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朝鮮半島の北部(あえて国名を避けています)の国の内情をいくつかの視点、立場で描いており、その国の最高権力者がいかに無策無能で国を駄目にし、国民を飢餓に追いやっているのかということについて、怒りを持って描かれています。 婦人科の外科医として国賓あつかいで招かれ、飛行機で入国する医師、在日朝鮮人として財をなした企業家と一緒に万景峰号で入国する若き女性、特命を受けて、陸路密入国する男女。3組がそれぞれの立場でそれぞれの視点で、その国の内情に触れ、感じたことを描いています。そして、その3組が受命を感じ、ひとつの事件に繋がっていきます。受命とは、人生の中で必然的に選ぶべき、極めて重要な使命のことだと思います。 ネタバレは避けますが、後半部分で驚くべき、ジェットコースター的な展開となっていきます。三組がそれぞれの立場での最高責任者との出会い。本当に、こんなことがあってもおかしくないこと。 今まで、何冊もこの国の書籍を読んできましたが、フィクションとは言え、その国情、庶民の生活が目の前に見えるように描かれているのは、この作家のさすがの筆致です。 私個人的には、一生に一度は読むべき書籍だと感じています。もう少し、この作家の書籍を続けて読んでみようと思います。 | ||||
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この本すごいのが、北朝鮮の金正日の暗殺のシナリオを立てて、実際に実行しているところ。物語の中では金正日一家が毒殺されてしまう。 それに加えて、まさに北朝鮮の国はこのような状態なのだろうという描写。これを読むとドキュメンタリーの映像を見ているような感じで入ってくるくらい、見事に描かれている。 どうしてこの作者はこんな事が書けるのだろう。 前に読んだ三度の海峡とかも北朝鮮の話だったが、この本ではほとんど北朝鮮の中でのやり取りだけを描ききっている。 北朝鮮のカースト制度のことや、軍部や一部の裕福な階層の人たちの暮らし、事情があって地方に追いやられて土を食べるような生活をしている多くの 虐げられた人たち、こんな現状を憂い何とか国を変えようと立ち上がる有志、それに利用されたような感じで結果的に暗殺に関わってしまった日本人医師たち。 結局フィクションなのだがノンフィクション以上の感動とショックを与えてくれる。 今の北朝鮮がどうしてあんなことをしているのかもこれを読むとわかります。本当にすごい作者だ。 ただ意外だったのが、金正日は徹底的にこき下ろして書かれているが、父親の金日成 に関してはある程度評価しているというところ。さらに金日成は金正日の無能さに気づき粛清しようとして逆に殺されたのだというような事も書かれている。実 際のところはどうかわからないが、いずれにしても金正日が最低の指導者だという事は間違いないのだろう。 早く何とかしなければ、金正日は何をしでかすかわからない。死ぬなら全世界を道連れに…とか思いそうな感じ。そんなことさえこの本を読むと感じてしまう。 | ||||
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北朝鮮を舞台にしたミステリ。塗炭の苦しみに喘ぐ国民の生活・指導者への恨みの描写が非常に生々しい。 最高指導者のバックグラウンドにまつわる「適度なフィクション」は物語のスパイスとしてけっこう効いているとは思います。 同じ作者の「総統の防具」を彷彿とさせますね。ただミッション遂行に至るまでのプロセスが淡々としすぎてサスペンス感、 「感動」はさほどなく、この内容でこの長さは少々冗漫さを感じました。 | ||||
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