閉鎖病棟



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初公開日(参考)1994年04月
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長編小説

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閉鎖病棟 (新潮文庫)

1997年04月25日 閉鎖病棟 (新潮文庫)

とある精神科病棟。重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠ざけられながらも、明るく生きようとする患者たち。その日常を破ったのは、ある殺人事件だった…。彼を犯行へと駆り立てたものは何か?その理由を知る者たちは―。現役精神科医の作者が、病院の内部を患者の視点から描く。淡々としつつ優しさに溢れる語り口、感涙を誘う結末が絶賛を浴びた。山本周五郎賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.20pt

閉鎖病棟の総合評価:8.63/10点レビュー 138件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

閉鎖病棟の感想

サスペンスものだと思って読んだら。全然違ったパターン。群像ドラマって言うんですかね。青春もののような感情にもなります。
ミステリーを求めていたのでこの点数ですが、とても良い作品です。
他のレビューにも書かれていますが感動しますし、考えさせられもします。特に後半はグッとくるものがあります。読めて良かったと思える作品です。

しん
WCNZKBHI
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

閉鎖病棟の感想

著者の作品は初めて読みましたが、随分優しい視線で書かれており感動的でした。ミステリーだと思っていたので、事件が起きるまで長いな、と思ってましたが違いましたね。それぞれの患者にも同情すべき事情がありますが、患者の家族の苦悩にも共感出来、少々複雑な思いにもなりました。

なおひろ
R1UV05YV
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

閉鎖病棟の感想

閉鎖病棟というタイトルですが、とても心温まる話です 今まで読んだ本の中で一番涙腺を刺激されたかもしれません
この作品から感じられるのは閉鎖病棟で暮らす登場人物たちが健常者からの冷たい視線や扱いに耐えながらも、互いを労わり励まし合って生きていることです チュウさんが他の患者をニックネームで読んでいることも、相手の事を好意的に理解しようという姿勢を感じました
泣けるシーンはいくつもあるのですが、チュウさんの妹夫婦を主任が説教するシーン、裁判の最後でチュウさんが秀丸さんに伝えた言葉には涙が溢れました 良書だと思います


最終列車
KU3TJU3C
No.2:
(6pt)

閉鎖病棟の感想

純粋、誤解、嫌悪、不知、逡巡

この小説を読み進めると、閉鎖された空間でそれ以外の空間よりも純粋な人間の生き方があることに、自分の不知を思う。
知らないことは、誤解を生み嫌悪さえ覚え、それが差別につながっているのではと思う。

病院を取り巻いて行われるやり取りは、誤解と不知が錯綜し、ある者は、敢然と拒否し、ある者は逡巡する。
壮絶な過去を背負い、それらに苦悩する人たちとそれを包容する人たちの関係性に、自分の浅はかさを突きつけられた。

分からないものへの恐怖は知ろうとする努力によってのみ克服できるのだ。良い小説だった。

塞翁
6AR0FFJN
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

閉鎖病棟の感想

元精神科医である作者が、精神病院の実態を患者の立場から描いた作品です。
精神疾患系の作品にありがちな、読んでいるこちらも息苦しくなるような差別的描写も(殆ど)なく心温まるお話です。
患者達のその独特な思考や心理の描写が精神科医にしか描けないとまでは言いませんが、その描写に患者達を包み込むような優しさや暖かさを感じられたのは、この作者でこそではないでしょうか。

クライマックスで涙腺が緩むのですが、逢坂剛氏の解説がそれに追い打ちをかけます。
是非解説まで読んで下さい。
扱っている内容に若干デリケートな一面もあるためか、作者は問題提起こそしますが、最後少々あやふやに終わらせているところがあります。
そこを逢坂剛氏がズバリ突きます。 泣けます。


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梁山泊
MTNH2G0O
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未読の方はご注意ください

No.133:
(5pt)

ホラー物語?いや違う。

怖い本かなぁと思っていました、が、違いました。感動的な作品でした。あまり多くは語りませんが、読み終えて泣いてしまいました。素晴らしい本。おすすめの本ある?と聞かれたらお勧めしたいほどです。
閉鎖病棟 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070
No.132:
(3pt)

技巧的すぎませんか?

悪いとは思いません。
話の流れが、凄く技巧的に感じてしまいます。
閉鎖病棟 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070
No.131:
(3pt)

普通

時代も場所も違ういくつかの話から始まり、一つに繋がっていきます。
半分くらいまで読まないと、メインとなる事件は起きません。
謎や犯人を解明していく話ではありませんでしたが、切なくなる、最後まで読んで良かったと思える作品でした。
閉鎖病棟 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070
No.130:
(1pt)

本当に酷い。

今の日本の書き手と読み手のレベルを象徴する作品。
少し法律をかじった者なら「ちょっと待て」となるような、とても基礎的な事実確認がごっそり抜け落ちている。そもそも小説だけを読んで生きている視野の狭い人間だけが如何に多いかよくわかる。
また、現役の現役の精神科医が執筆したというところで安心仕切っていたのだろうが、医師と法律は全く別世界。書き手としては、最低限の事実確認は行うべき。

 死刑執行後、医官が死亡を確認します。死亡を確認してから5分経過しないと絞縄を解くことはできません(刑事収容施設法第179条)。死亡を確認してから遺体をおろし、死刑執行が完了します。死刑に立ち会った検察事務官は、執行始末書を作成し、検察官および刑事施設の長またはその代理者とともに署名押印します(刑事訴訟法第478条)。

少しググればわかる死刑執行の手順について全く調べず、誰のツッコミもないまま山本周五郎賞受賞し、そして映画化までされてしまう始末。
書き手も読みてもレベルが低すぎる。
日本の文学も地に落ちたものだなと、痛感出来る。
閉鎖病棟 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070
No.129:
(5pt)

人間愛

著者の人間に対する、優しさ文面から感じます。又悪人にも、情けを、そそいでいます。悲しい内容ですが、さわやかな
エンドでした。あと、各人物の、年齢、姿がもう少し解りづらかった。
閉鎖病棟 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:閉鎖病棟 (新潮文庫)より
4101288070



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