第五番
- ウイルス (65)
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新型コロナ禍において、数年ぶりに再読すると本書の記載が現状を適確に予測・描写している事に驚く。P364「新しい疫病が発生し」「メディアの過剰反応で、人々は過剰に恐怖心を煽られ」「テレビで医師への感謝を繰り返したり」「医師の活動を称賛する特集が組まれたりもしております」。これが2012に出版されたことが信じられない。 | ||||
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新型コロナの日本人の対応を見ていると「守健奴」という言葉がぴったり。 こんなもん寝て食ってりゃ治るし死んじゃう人は自然の摂理。 医療が万能と信じる人間はこの本読んで悔い改めよ。 | ||||
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「青いビニール袋を頭にかぶせられ、顔の皮膚ははぎとられていた。 」この事件。 第五番の前編の「無痛」とこの作品「第五番」をまねて起きた事件なのでしょうか。 だとすれば、犯人はこの作品を読んでいる。 | ||||
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病の性質展開は面白い。 「自閉症」という言葉の使い方がよく分からなかった。(←自分的には「脳の機能障害」と認識してるんで、「治療」で治る場合は「心因性」で「自閉症」とは言わない感じ。故に「昔、自閉症だった」的使い方には違和感を感じる)皮膚科医で野望持ちってのもピンと来なかった(眼科と皮膚科は「他の科より楽だろう」的選択の印象が強い)。 サトミは絡ませたいのは分かるが、サビーネと伊部はいなくても良かった感じ。印象が散らばる感じで邪魔だったw グロ描写に「グロ」しかないトコが惜しい感じ。グロの中に耽美とか抒情が欲しい気がする。もしくは簡潔なグロ(ヘンな言い方ですが)の方がいいなあ。「前の日の酔っ払いのゲロを朝の通勤時に目撃してしまった」的グロなんですよねー。氏のグロは。これは単に自分の好みの話です。 イバラの処遇は安易。「危険な人物が自ら危険な存在と悟って退場しました」では、何の為に39条提起したのか。まあそれ以外にやりようないとは思いますが。正直なトコが「面倒な問題が自ずから片付いてくれて良かったね」ですから。 概ねは楽しんで読んだ | ||||
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新型カポジ肉腫が急速に広まりパニックとなる日本. 一方,「無痛」の事件の関係者たちに再び起きる事件. すべてを支配する黒幕は? グロテスクで悪性度の高い新型肉腫の描写と 治療の内容はなかなかリアルで真に迫っている. 医学サスペンスではここにリアリティがないと白けてしまうが, その点ではかなりレベルが高い. 一方,世界の医療をコントロールするらしいメディカーサには 少々違和感を感じる. 「病気は自然現象だから仕方がない」とは この作品の前作に当たる「無痛」で出てきたセリフだが, 感染性病原体が計算通りに機能するとは限らず, いくらなんでも医学を過大評価した内容に感じられる. 為頼とイバラを中心とした「無痛」の後日談も然るべき結末を迎える. その結末は,それぞれの苦悩が解決されないまま,悲劇的とも言える形ではあるが, これしかないと納得できる結末でもある. | ||||
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