第五番



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
第五番
(違う表紙に投票したい場合もこちらから)

オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

7.67pt (10max) / 3件

Amazon平均点

4.36pt ( 5max) / 22件

楽天平均点

3.00pt ( 5max) / 1件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
6pt
サイト内ランク []B
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2012年02月
分類

長編小説

閲覧回数5,325回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数6

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

第五番

2012年02月10日 第五番

誰より医者が、劇烈な疫病を望んでいるベストセラー『無痛』の続編にして久坂部羊、第五の問題作。書き下ろし990枚。 エボラ出血熱(1967年ドイツ)、エイズ(81年アメリカ)、狂牛病(93年イギリス)、SARS(2002年中国)に次ぐ、つくられた“悪魔の疫病”No.5が突如、日本を襲った!--その名は、「新型カポジ肉腫」。 私立医学部の雄・創陵大学皮膚科の准教授教授・菅井憲弘【すがい のりひろ】のもとに送られてきた患者の病変は、これまで見たことのないものだった。表面には真っ黒いシイタケ状の肉腫。エイズ患者が発症するガンの一種「カポジ肉腫」と似ていたが、ウイルスがまったく別ものだった。さらに腫瘍が骨を溶かし、数日で全身に転移し、意識障害を起こして死に至る。エイズの、ガンの特効薬がまったく効かない。そして、数カ月のうちに日本列島に患者が同時多発したが、国も医療界もまったく手だてがなく、日本人を恐怖のどん底に陥れた。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

第五番の総合評価:8.73/10点レビュー 22件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.22:
(5pt)

新型コロナ禍において。

新型コロナ禍において、数年ぶりに再読すると本書の記載が現状を適確に予測・描写している事に驚く。P364「新しい疫病が発生し」「メディアの過剰反応で、人々は過剰に恐怖心を煽られ」「テレビで医師への感謝を繰り返したり」「医師の活動を称賛する特集が組まれたりもしております」。これが2012に出版されたことが信じられない。
第五番Amazon書評・レビュー:第五番より
4344021274
No.21:
(5pt)

風邪で病院行く奴はアホ

新型コロナの日本人の対応を見ていると「守健奴」という言葉がぴったり。
こんなもん寝て食ってりゃ治るし死んじゃう人は自然の摂理。
医療が万能と信じる人間はこの本読んで悔い改めよ。
第五番Amazon書評・レビュー:第五番より
4344021274
No.20:
(3pt)

福生市でおきた殺人事件はこの作品をまねたもの?

「青いビニール袋を頭にかぶせられ、顔の皮膚ははぎとられていた。 」この事件。 第五番の前編の「無痛」とこの作品「第五番」をまねて起きた事件なのでしょうか。 だとすれば、犯人はこの作品を読んでいる。
第五番Amazon書評・レビュー:第五番より
4344021274
No.19:
(3pt)

邪魔な枝葉が多かった感じ

病の性質展開は面白い。
「自閉症」という言葉の使い方がよく分からなかった。(←自分的には「脳の機能障害」と認識してるんで、「治療」で治る場合は「心因性」で「自閉症」とは言わない感じ。故に「昔、自閉症だった」的使い方には違和感を感じる)皮膚科医で野望持ちってのもピンと来なかった(眼科と皮膚科は「他の科より楽だろう」的選択の印象が強い)。
サトミは絡ませたいのは分かるが、サビーネと伊部はいなくても良かった感じ。印象が散らばる感じで邪魔だったw
グロ描写に「グロ」しかないトコが惜しい感じ。グロの中に耽美とか抒情が欲しい気がする。もしくは簡潔なグロ(ヘンな言い方ですが)の方がいいなあ。「前の日の酔っ払いのゲロを朝の通勤時に目撃してしまった」的グロなんですよねー。氏のグロは。これは単に自分の好みの話です。
イバラの処遇は安易。「危険な人物が自ら危険な存在と悟って退場しました」では、何の為に39条提起したのか。まあそれ以外にやりようないとは思いますが。正直なトコが「面倒な問題が自ずから片付いてくれて良かったね」ですから。
概ねは楽しんで読んだ
第五番Amazon書評・レビュー:第五番より
4344021274
No.18:
(4pt)

あまりにも陰謀史観的

新型カポジ肉腫が急速に広まりパニックとなる日本.
一方,「無痛」の事件の関係者たちに再び起きる事件.
すべてを支配する黒幕は?

グロテスクで悪性度の高い新型肉腫の描写と
治療の内容はなかなかリアルで真に迫っている.
医学サスペンスではここにリアリティがないと白けてしまうが,
その点ではかなりレベルが高い.

一方,世界の医療をコントロールするらしいメディカーサには
少々違和感を感じる.
「病気は自然現象だから仕方がない」とは
この作品の前作に当たる「無痛」で出てきたセリフだが,
感染性病原体が計算通りに機能するとは限らず,
いくらなんでも医学を過大評価した内容に感じられる.

為頼とイバラを中心とした「無痛」の後日談も然るべき結末を迎える.
その結末は,それぞれの苦悩が解決されないまま,悲劇的とも言える形ではあるが,
これしかないと納得できる結末でもある.
第五番Amazon書評・レビュー:第五番より
4344021274



その他、Amazon書評・レビューが 22件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク