R.I.P. 安らかに眠れ



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    R.I.P. 安らかに眠れ
    (違う表紙に投票したい場合もこちらから)

    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    5.67pt (10max) / 3件

    Amazon平均点

    3.91pt ( 5max) / 11件

    楽天平均点

    3.79pt ( 5max) / 32件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []D
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2021年11月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,280回
    お気に入りにされた回数2
    読書済みに登録された回数3

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    R.I.P. 安らかに眠れ

    2021年11月26日 R.I.P. 安らかに眠れ

    優しかった兄が、三人もの自殺志願者を殺めた――。世間から極悪人と糾弾される村瀬真也。連続凶悪事件を犯した兄が語り始める不可解な動機を解き明かそうと、妹の薫子は奔走するが、一線を越えてしまった真也の「知らなかった一面」に衝撃を受ける。自殺志願者を次々殺めた男の告白から見えてきた真実とは――。行きすぎた正義と、無関心な親切は、どちらが正しいのだろうか。誰もが目を逸らしたくなる問題に、著者自身も懸命に向き合い書き下ろした長編小説。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    R.I.P. 安らかに眠れの総合評価:7.82/10点レビュー 11件。Dランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.11:
    (4pt)

    だんだん最初の不気味さが作品から消えて行っている

    五番館や無痛のような背中がぞくぞくする作品の再登場を願いたい。あれは作者のらしさの表現。
    R.I.P. 安らかに眠れAmazon書評・レビュー:R.I.P. 安らかに眠れより
    4065261376
    No.10:
    (4pt)

    スッキリしないのが不満だが面白い

    SNSで自殺願望のある人とコンタクトを取り,実際に自殺の手伝いをして3人を殺してしまったという男の妹の手記みたいな形の小説。
    今までに実際の世の中でも似たようえな事件は色々あっているので,そんな事件を考えながら読むと,単に自殺ほう助?と言っても考え方がいろいろあるなぁ…と。

    死ぬ(死にたい)理由もまちまち。一人はいじめや失恋に耐え切れず自分なんていなければいいという感じ。もう一人は不治の病でだんだん弱っていき,間違いなく死ぬことがわかっているので,奥さんに迷惑かけたくないという理由。三人目はあまりに芸術的なセンスがありすぎて,この世ではやっていけないという感じ。
    殺された遺族の反応もまちまち。最初の人の周りの人は,乗り越えれば何ともないだろうにとか,次の人の奥さんは,どんな苦労でも耐える覚悟があったのに…と自殺を助けた兄を糾弾するが,三人目の親は,あの子は黙っててもいつか自分で死んだろうから…とあきらめ気味。

    それぞれの事情を読むと,手伝った方が本当に悪いのか…という想いも出るが,やった本人は何も悪い事をしたとは思っていなくて,相手が真剣にお願いするから手伝った,いわば善行だ…。何度もやめるように説得もした,でも懇願されたから…。という感じで,罪の意識は全くない。

    そんな中3人以外にも自殺しようとしたが たが,犯人の説得で思いとどまって元気に生きている犯人には感謝しているというような証人が現れたりして,果たして判決は…。

    このやり取りに加えて,実は兄をそのように追い込んだ人物の登場もあり盛り上がる。ただ最後の最後に書いていた妹が失踪するような事になってしまい(多分自殺しているのだが),スッキリしないのが不満でもある。
    R.I.P. 安らかに眠れAmazon書評・レビュー:R.I.P. 安らかに眠れより
    4065261376
    No.9:
    (5pt)

    読み応えのある作品です。

    連休中に、1日で一気に読みました。久坂部さんの書籍は多数読ませて頂いていますが、自殺というデリケートなテーマを慎重に扱われており、丁度デビュー作の「廃用身」のように重厚で意欲的な作品でした。
    読者によって感覚は様々でしょうが、単に自殺を美化してしまわないように配慮しつつも、全否定を否定したいという著者のメッセージを私は受け取りました。各登場人物の立ち位置や、本全体の構成も、その微妙なバランスを取る上で見事に配置されていると感じました。
    R.I.P. 安らかに眠れAmazon書評・レビュー:R.I.P. 安らかに眠れより
    4065261376
    No.8:
    (4pt)

    終盤で評価が変わった

    主人公(被告)の一見理解し難い「良識」を際立たせるためか、その妹や検察官などがあまりに浅薄に描かれており、これはハズレかなと思いつつ読み進めた。
    物語が進むにつれ各登場人物の序盤には見えてなかった感情等が明らかになり、妹の考え方も少しずつ変化していき…。どうなることかと思いきや終盤にある人物の意外な側面が立ち現れ、これには完全に意表をつかれた。
    結果としてまぁまぁ心に残る本になりそうなのでこの評価です。
    R.I.P. 安らかに眠れAmazon書評・レビュー:R.I.P. 安らかに眠れより
    4065261376
    No.7:
    (3pt)

    自殺幇助を取り上げた問題作。ただし、起伏の乏しいストーリーとよくわからないキャラ設定で、小説としては今ひとつです。

    三人の自殺幇助をして殺人事件として裁判になった次兄、その真相を知りたくていろいろ調べる妹を軸に、長兄や父母などがからんでストーリーが進行する。ストーリーに起伏はあまりなく、また、裁判で自己弁護をまったくしない次兄、よくわからない性格の長兄など、よくわからないキャラ設定。そして最後に明かされる殺人の理由も説得力に乏しい。小説としては今ひとつですね。
      小説としては退屈だけど、いろいろと考えさせられる問題作でもある。自殺幇助は安楽死とある意味では同じ問題なんだなぁ、といろいろ考えさせられた。
    R.I.P. 安らかに眠れAmazon書評・レビュー:R.I.P. 安らかに眠れより
    4065261376



    その他、Amazon書評・レビューが 11件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク