破裂



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初公開日(参考)2004年10月
分類

長編小説

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破裂

2004年10月31日 破裂

医者の診断ミスで妻を傷つけられた元新聞記者の松野は、“医療過誤”をテーマにしたノンフィクション執筆を思いつく。大学病院の医局に勤務する若き麻酔科医・江崎の協力を得て、医師たちの過去の失敗“痛恨の症例”や被害患者の取材を開始した。その過程で、「父は手術の失敗で死んだのではないか」と疑念を抱く美貌の人妻・枝利子が、医学部のエリート助教授・香村を相手に裁判を起こす。が、病院内外の圧力により裁判は難航。その裏で医療を国で統制しようと目論む“厚生労働省のマキャベリ”佐久間が香村に接触を始める…。枝利子の裁判の行方は?権力に翻弄される江崎と松野の運命は?そして佐久間の企図する「プロジェクト天寿」とは?大学病院の実態を克明に描き、来る日本老人社会の究極の解決法まで提示する、医療ミステリーの傑作。 (「BOOK」データベースより)




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破裂の総合評価:7.86/10点レビュー 69件。Cランク


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No.69:
(5pt)

この作品で一休止

医療ドラマが好きで、エッセイから始まり短編、中編と久坂部氏の作品を立て続けに読みました。面白くてたまらないけれど、その分疲れました。この長編を以て一休みしようかなという気分です。それほど満足感の深い作品でした。
破裂 下 (2) (幻冬舎文庫 く 7-3)Amazon書評・レビュー:破裂 下 (2) (幻冬舎文庫 く 7-3)より
4344409892
No.68:
(5pt)

老人介護問題や、自分の老後が心配になりました。

老人介護問題は深刻です、政治家や教授クラスの医者が真剣に裏工作や駆け引きなしで取り組むべき問題だと実感しました。
破裂 下 (2) (幻冬舎文庫 く 7-3)Amazon書評・レビュー:破裂 下 (2) (幻冬舎文庫 く 7-3)より
4344409892
No.67:
(5pt)

長寿社会に対する重い問いかけがされている

医療事故の真相の解明が軸になっているが、著者が本当に語りたかったテーマは、その医療事故を起こした医学部のエリート香村が研究していた画期的な心臓病治療法を悪用して、日本の長寿問題を解決しようとした厚生労働省の佐久間の行動の是非についてである。

佐久間のキャラクターは不気味で独善的で好きになれる人はあまりいないだろうし、行動も極端かつ時に暴力的であり、これだけを見れば著者は佐久間を悪人として描き、佐久間の行動を批判するスタンスのように見えないこともないが、本当は佐久間の主張に共感しているのではと感じる場面が結構ある。特に老人が息子にののしられる場面が最後に置かれたのを見た時にそれを確信した。

それにしても、医療事故や安楽死という重いテーマを一級の娯楽作品に仕上げた著者の力量は素晴らしい。難しいことを考えなくても楽しめる作品である。
破裂〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:破裂〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344409884
No.66:
(3pt)

破裂〈上〉

過失による患者の死に平然とする医師たちに怒りがたぎる元新聞記者・松野。心臓外科教授の椅子だけを目指すエリート助教授・香村。「手術の失敗で父は死んだ」と香村を訴える美貌の人妻・枝利子。医療の国家統制を目論む“厚労省のマキャベリ”佐久間。医療過誤を内部告発する若き麻酔科医・江崎。五人の運命が今、劇的にからみ転がり始めた。
破裂〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:破裂〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344409884
No.65:
(3pt)

破裂 下

枝利子の裁判は、病院内外の圧力で難航する。その裏で厚労省の佐久間が香村助教授に接触を始めた。それが国家権力による高齢者抹殺計画=「プロジェクト天寿」だと見抜いたジャーナリストの松野は、発表する矢先、何者かに殺される……。裁判の結末は? 権力に翻弄される江崎の運命は? そしてプロジェクトの行方は?
破裂 下 (2) (幻冬舎文庫 く 7-3)Amazon書評・レビュー:破裂 下 (2) (幻冬舎文庫 く 7-3)より
4344409892



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