生かさず、殺さず
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久坂部先生の作品は全て読んでます。何も読み応えがあり素晴らしいです。 こちらは、坂崎の話が入るたびゲンナリしてしまいました。まとまりがなくなってしまった感じ。 個人的には残念でした。 | ||||
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現役の医者で作家という久坂部羊さん。いつも面白い作品を提供してくれます。今回は認知症専門病棟の医師と看護師、家族の壮絶な生き様をほぼリアルに描いてらっしゃる気がする。多分現実こんな状況なんだろう。認知症専門病棟に入院している患者さんは,ただボケているわけではなく,癌や糖尿の病気を抱えた人がいるわけで,その治療に関してインフォームドコンセントとか言ってられない。まじにどうしているんだろうと思ったら,この本読めばよい(笑)。しかし自分がその立場になったら嫌だなぁ。 とにかく,病院の様子がリアル。看護婦さんたちと患者のやり取り,看護婦さんたちの本音…。さすが現役の医者である。そこに,同僚だったが医者をやめて小説家になった元同僚がやって来てから,おかしな話になって行く。小説で一発当てたので気を良くして作家で食っていくため医者をやめたのだが,後が鳴かず飛ばず。で,最後に認知症患者専門病棟について渾身の作品を書きたいから協力して欲しいと。 評判が悪かった元同僚を最初は断ろうと思ったが,人が良い主人公はうまく丸め込まれた形でOKしてしまう。それから身の回りにどんどんおかしい事が起こり始め,イライラしながら読んでいて,結局あいつが全部仕組んでいるのだから…ともう読むのをやめようかと思ったが,最後の最後で全く別次元の感動的な出来事が。この部分を読ませるために他の部分は伏線となっていたのだ…と考える事も出来るくらい感動。この部分読むためにぜひ最後まで読んで欲しい。 | ||||
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いつも、面白くてつい読んでしまう。 これからも、面白い作品をお願いしますね! | ||||
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認知症患者専用病棟の通称「にんにん病棟」で繰り広げされる、認知症患者と医師、看護師、家族の関わりを描いた医療小説。 認知症患者を相手にする医療従事者の苦労が切実に描かれていて、認知症患者の対応がどれほど大変か痛感した。 にんにん病棟の看護師が認知症患者のケアの苦労話を披露するカンファレンスは壮絶な内容だった。 本来、医療が進歩すれば安心が増えるはずなのに、患者本人が理解しないまま苦痛のある治療や検査をする意味を考えると、不安の方が大きくなるという矛盾があって、医療や延命の限界というものを考えさせられる。 本書の終盤に出てくる認知症患者さんにとって必要なことを過不足なくする「ほどよい医療」という考え方には共感できた。 医師や看護師と、患者や家族の対応、やりとり自体は読み応えがあったが、医療小説を描こうとしている坂崎の件が中途半端だったのが残念だった。 | ||||
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味噌汁ベットにぶちまける程度の事で安楽死させてくれるんなら喜んでやらかす 暴れて暴言吐いたら強力鎮静剤盛ってくれるなら、喜んで暴れる …動かせるの頭と手だけだったし、口も聞けない状態だったから、ミトン嵌められて手縛られて痛くて苦しいだけだったけど セデーションしてくれればどれだけ楽だった事か… 常日頃から、死にかけてたら息の根止まる迄見て見ぬふりをして置け。と言い続けていたのに、意識が戻ったら身体全く動かなくて、中心静脈+尿道バルーン+胃液チューブ突っ込まれておむつされてる事に気づいて絶望した…10年来、待ちに待った「楽に逝ける」チャンスを、寄ってたかって潰されたんで「捕まってしまった」としか思えなかった 身内も含め、周囲の医療者の「生きてて良かったね」の空気に反発しか感じなかった 意思表明しようが、紙に書いておこうが、意識不明状態で病院に運ばれたら無駄だと実感した 読んでる内に↑もろもろの私怨ばかりが沸き起こって「誠実な医者」の誠意は「予後、普通に自分で生活するのに支障がないと見込める」場合限定で発揮される様にならないかなあ、と嘆息してみた 「余計なお世話」「えらい迷惑」と言いたいのを我慢するだけで精一杯 | ||||
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