絵馬と脅迫状
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| 久坂部羊さんの短編集。 アニメになる話と若返りの泉の話が面白かったです。 アニメの話は製作委員会や映画関係者にお金を分配しないといけないので、普通は原作者は本の印税以外はあまりもらえないかと。 ヤマザキマリと同じく100万円程度でしょう。 | ||||
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| 最近の小説ではあまりお目にかからなくなった吃驚するくらい傲慢でうぬぼれた人物がほぼ全話に出てきて不愉快な言動を繰り広げ、病院や医療を背景に不穏なストーリーがどんどん展開していくので次どうなってしまうんだろうとハラハラドキドキページを繰る指が止まらない。 そしてどの話も「そう来たか~」と見事な幕切れで、ある種ざまあ系のスッキリ感。初めて読んだ作者でしたがお医者様がこんなにストーリーテリングに優れた作品を生み出せるなんて凄いです。綺麗事のない人間観は長年の臨床の賜物なのでしょうか(笑) | ||||
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| ブラックユーモアの強い医療を題材にした短編小説集。 全く傾向の違う話がエンタメを意識して書かれた感じ。 さすが現役の医師から小説家になっただけあって、医療関係の種々の小道具を使うのが上手い。 そこに親子・友人・夫婦・恋人・師弟関係を織り交ぜた悲喜交々、 病そのものや金銭、目に見えない信仰さえ絡ませて話を盛り上げる。 社会系の正論や理想を述べるのではなく、オチを楽しむ感じの作品集。 | ||||
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| 医療と病の闇を描いた6つの短編集。 どの話も自尊心が強くプライドが高い人物が登場するが、何かしらのトラブルに巻き込まれていく展開は楽しめた。 個人的には「絵馬」が好きだった。 絵馬の奉納による神頼みと医療の成否を問う内容で、うまくいかないと神頼みし、うまくいくと自分の実力だと過信するご都合主義が最後まで楽しめた。 ただ、著者の昔の作品「嗤う名医」、「反社会品」に比べると、ブラックユーモアが薄れているように感じられたので、もっとブラックな方向に踏み込んでほしかった。 ちなみに、6つの短編の一つ「闇の論文」は、医師作家アンソロジーとして書かれた「夜明けのカルテ」にも同一の内容が収録されていた。 | ||||
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| 特に「闇の論文」の”不都合な真実”の畳みかけるような列記と 「貢献の病」の”貢献病”にざぶとん1枚!って感じ 特に、己が満ちてないのに分け与えたがるタイプ増えたよな~ 人や社会はどうでもいいから、まずは自分で立てるようになれ。話はそれからだ みたいな 軽快に楽しく読みました 「貢献病」は是非とも実地で使ってみたい語彙のリストに加えます 軽快に楽しみました | ||||
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