襲名犯

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評判

襲名犯の評価:

2.64/5点 レビュー 28件。 B ランク

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平均点2.64pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全55件 1〜20 1/3ページ
No.55
(2pt)

いやいや複雑というか混乱というか

読みながらいろいろな疑問が湧き出てくる作品だった。
「これは誰がしゃべっているの?
この人誰だっけ?
今どこにいるんだっけ?」
そんなこんなで、話の筋を追いかけるので手いっぱい。
読み終えるのに苦労したあげく、読み終えても、なんでこうなったのかわけわからない。
整理がつかないままの読書はくたびれました。
襲名犯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 襲名犯 (講談社文庫)より
4062931680
No.54
(2pt)

いやいや複雑というか混乱というか

読みながらいろいろな疑問が湧き出てくる作品だった。
「これは誰がしゃべっているの?
この人誰だっけ?
今どこにいるんだっけ?」
そんなこんなで、話の筋を追いかけるので手いっぱい。
読み終えるのに苦労したあげく、読み終えても、なんでこうなったのかわけわからない。
整理がつかないままの読書はくたびれました。
襲名犯 Amazon書評・レビュー: 襲名犯より
4062185091
No.53
(1pt)

警察考証が出鱈目

県警捜査一課にキャリアが出てくるが、有り得ない。キャリアが出てくるとしたら捜査二課。こんな初歩的な間違いを指摘できない選考委員も講談社の編集部も、情けない。
襲名犯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 襲名犯 (講談社文庫)より
4062931680
No.52
(1pt)

警察考証が出鱈目

県警捜査一課にキャリアが出てくるが、有り得ない。キャリアが出てくるとしたら捜査二課。こんな初歩的な間違いを指摘できない選考委員も講談社の編集部も、情けない。
襲名犯 Amazon書評・レビュー: 襲名犯より
4062185091
No.51
(3pt)

オーケストレーションからの失速。題材は面白い。

切り裂きジャックを思わせるプージャム。目の付け所は面白い。前半から中盤、つまり新田祐子に会いに行く場面までは終盤に向けてのオーケストレーションを感じ、終盤の怒涛の展開を予期させたが、まさかの失速。エモーショナルな歌を16ビートで奏でるような違和感。もう少し終盤に力を入れるとさらに盛り上がったかと思うと惜しい作品。ただまだ30代の若いミステリー作家だけにこれからに期待持てるかも。
襲名犯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 襲名犯 (講談社文庫)より
4062931680
No.50
(3pt)

オーケストレーションからの失速。題材は面白い。

切り裂きジャックを思わせるプージャム。目の付け所は面白い。前半から中盤、つまり新田祐子に会いに行く場面までは終盤に向けてのオーケストレーションを感じ、終盤の怒涛の展開を予期させたが、まさかの失速。エモーショナルな歌を16ビートで奏でるような違和感。もう少し終盤に力を入れるとさらに盛り上がったかと思うと惜しい作品。ただまだ30代の若いミステリー作家だけにこれからに期待持てるかも。
襲名犯 Amazon書評・レビュー: 襲名犯より
4062185091
No.49
(3pt)

このネタにしてはケレン味が足りない

すっかりベストセラー作家の登竜門という売りを同じ講談社のメフィスト賞に譲り渡した感のある21世紀に入ってからの乱歩賞。
本作も最終候補作の作者の平均年齢が50歳以上という憂うべき状況の中、選考委員評ではほぼ褒めている人がいないが、作者が一番若いという事で選ばれたようだ。
設定自体はなかなか近年の乱歩賞作品としては鮎川賞寄りの技巧派サスペンスミステリーになっていて面白そうなのだが、後半になるに従って話のスケールが身内のレベルに収束していき、真犯人も最初から明らかに変な設定の人がそのままということもあり、尻すぼみである。
作者が司書なので図書館員を主人公にしているが、ミステリーで司書が主人公ってほぼ意味がないような・・・。
乱歩賞に顕著な特定業界を舞台にしないと受賞できないパターンを意識して取りあえず自身の仕事を入れ込んだのが見え見えであまり効果を上げていない。
視点描写が入り混じる一種の叙述トリック系で、折原一とかがよく書きそうなパターンのミステリーだが、それにしては落ちがこじんまりとし過ぎでこのネタならもっと結末にウルトラCが欲しいところだ。
が、それやると乱歩賞は取れないしな・・・・・。
この堅苦しさと息苦しさが若手作家志望者がほぼ現在メフィスト賞にばかり応募するという乱歩賞の危機的状況を招いていると感じさせる。
襲名犯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 襲名犯 (講談社文庫)より
4062931680
No.48
(3pt)

このネタにしてはケレン味が足りない

すっかりベストセラー作家の登竜門という売りを同じ講談社のメフィスト賞に譲り渡した感のある21世紀に入ってからの乱歩賞。
本作も最終候補作の作者の平均年齢が50歳以上という憂うべき状況の中、選考委員評ではほぼ褒めている人がいないが、作者が一番若いという事で選ばれたようだ。
設定自体はなかなか近年の乱歩賞作品としては鮎川賞寄りの技巧派サスペンスミステリーになっていて面白そうなのだが、後半になるに従って話のスケールが身内のレベルに収束していき、真犯人も最初から明らかに変な設定の人がそのままということもあり、尻すぼみである。
作者が司書なので図書館員を主人公にしているが、ミステリーで司書が主人公ってほぼ意味がないような・・・。
乱歩賞に顕著な特定業界を舞台にしないと受賞できないパターンを意識して取りあえず自身の仕事を入れ込んだのが見え見えであまり効果を上げていない。
視点描写が入り混じる一種の叙述トリック系で、折原一とかがよく書きそうなパターンのミステリーだが、それにしては落ちがこじんまりとし過ぎでこのネタならもっと結末にウルトラCが欲しいところだ。
が、それやると乱歩賞は取れないしな・・・・・。
この堅苦しさと息苦しさが若手作家志望者がほぼ現在メフィスト賞にばかり応募するという乱歩賞の危機的状況を招いていると感じさせる。
襲名犯 Amazon書評・レビュー: 襲名犯より
4062185091
No.47
(4pt)

文章が難解でナルシスティックな印象も受けるが、骨太のストーリーである。Titain`s Moonの部分にはすごいと思った。

数多くの乱歩賞受賞作というのは(個人的には、ほとんどの作品があまり面白いとは思わない)、記憶に残らない。池井戸潤の受賞作”果つる底なき”さえ、いまいち面白くなかったし、記憶に残らない。記憶に残っているとすると、最初の殺人が蜂に刺されて殺されたということぐらいである。しかし、その後の池井戸氏の活躍は周知のとおりである。

この作品、襲名犯、は多少の批判はあるだろうが、記憶に残る推理小説だと思う。おそらくTitain`s Moonという英語から、新田、霜野という登場人物、二人のプージャムといわれる人物の名前を設定することからこの小説は始まったと想像する。エピローグにでてくる月の話は後付けだとしても。一読の価値はあると思う。

”ただし、容疑者が簡単に二人に絞れます。そして、推理小説に慣れた人なら、簡単に犯人が特定できます。そういった意味では、推理小説として、少々残念と言わざるを得ません。”などとおっしゃっている方もいらっしゃるようですが、本質的に推理小説はそのようなものである。しかし、そのような展開で、いかに読者をとらえるかどうかが作者の腕の見せ所である、ということをご理解されていないようである。こんなことをいう人は、もっと推理小説を読んでから言ってほしい。
襲名犯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 襲名犯 (講談社文庫)より
4062931680
No.46
(4pt)

文章が難解でナルシスティックな印象も受けるが、骨太のストーリーである。Titain`s Moonの部分にはすごいと思った。

数多くの乱歩賞受賞作というのは(個人的には、ほとんどの作品があまり面白いとは思わない)、記憶に残らない。池井戸潤の受賞作”果つる底なき”さえ、いまいち面白くなかったし、記憶に残らない。記憶に残っているとすると、最初の殺人が蜂に刺されて殺されたということぐらいである。しかし、その後の池井戸氏の活躍は周知のとおりである。

この作品、襲名犯、は多少の批判はあるだろうが、記憶に残る推理小説だと思う。おそらくTitain`s Moonという英語から、新田、霜野という登場人物、二人のプージャムといわれる人物の名前を設定することからこの小説は始まったと想像する。エピローグにでてくる月の話は後付けだとしても。一読の価値はあると思う。

”ただし、容疑者が簡単に二人に絞れます。そして、推理小説に慣れた人なら、簡単に犯人が特定できます。そういった意味では、推理小説として、少々残念と言わざるを得ません。”などとおっしゃっている方もいらっしゃるようですが、本質的に推理小説はそのようなものである。しかし、そのような展開で、いかに読者をとらえるかどうかが作者の腕の見せ所である、ということをご理解されていないようである。こんなことをいう人は、もっと推理小説を読んでから言ってほしい。
襲名犯 Amazon書評・レビュー: 襲名犯より
4062185091
No.45
(1pt)

星ひとつでも勿体ない

時間を無駄にしてしまいました。 まさか最後までこんな調子で終わるはずがない。 そう思っていたのですが 結局はダメでした。 評価に値しないので星も付けたくなかったのが本音です。 乱歩賞の名が廃ります。 こんな低レベルで賞が与えられたことにショックを受けました。 審査員は何を考えているのか。 自分に酔ったような文章。 構成も下手です。 読者に何を訴えたいのか も不明。  思うに、審査員は将来目がでそうなライバルを蹴落としてレベルの低い作品を推しているのでは ないでしょうか。 そうでなければこのミステリーの秘密は解けません。 桐野さん、流石です。
襲名犯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 襲名犯 (講談社文庫)より
4062931680
No.44
(1pt)

星ひとつでも勿体ない

時間を無駄にしてしまいました。 まさか最後までこんな調子で終わるはずがない。 そう思っていたのですが 結局はダメでした。 評価に値しないので星も付けたくなかったのが本音です。 乱歩賞の名が廃ります。 こんな低レベルで賞が与えられたことにショックを受けました。 審査員は何を考えているのか。 自分に酔ったような文章。 構成も下手です。 読者に何を訴えたいのか も不明。  思うに、審査員は将来目がでそうなライバルを蹴落としてレベルの低い作品を推しているのでは ないでしょうか。 そうでなければこのミステリーの秘密は解けません。 桐野さん、流石です。
襲名犯 Amazon書評・レビュー: 襲名犯より
4062185091
No.43
(3pt)

恐怖の連続殺人鬼《ブージャム》が蘇った!…「襲名犯」によって!!

猟奇的連続殺人事件を犯し、警察に逮捕され、死刑となった伝説の殺人鬼《ブージャム》
 平穏を取り戻したかに思えた街で、《ブージャム》そっくりの手口で、またもや連続殺人事件発生!
 今回の犯人は、幼い日に出会った《ブージャム》に魅入られ(?)、彼を「襲名」して新たなる《ブージャム》として蘇った「襲名犯」なのだ!

【感想】多分、叙述トリックを使いたかった作品なのでしょうが、上手く行っているとは言い難いです。主人公が街の図書館司書の青年で、初代のブージャムとも因縁浅からぬ人物なのですが、過去の人物配置・人間関係を「見せる・読ませる」工夫が如何せん足りないので、クライマックスが弱くなっています。
 図書館でのスタッフによる調べ物(レファレンス・サービスといいます)を織り込み、襲名犯に迫って行くまでのサスペンスは良いのですが、途中で「この街のみんなの平和を守る!」という主人公の決意が、やや上滑りしているのは、ちょっと頂けないかも。
 むしろ純然たるホラー色を濃くした方が、作品としてはまとまったかも知れません。問題はここ。恐怖のドン底に陥れられる割には、街のみんなが比較的平穏に暮らしている様で、何となくこじんまりした印象を与えるのが良くないです。群像劇のファクターがほんの少しあっても良かったのでは?
襲名犯 Amazon書評・レビュー: 襲名犯より
4062185091
No.42
(3pt)

恐怖の連続殺人鬼《ブージャム》が蘇った!…「襲名犯」によって!!

猟奇的連続殺人事件を犯し、警察に逮捕され、死刑となった伝説の殺人鬼《ブージャム》
 平穏を取り戻したかに思えた街で、《ブージャム》そっくりの手口で、またもや連続殺人事件発生!
 今回の犯人は、幼い日に出会った《ブージャム》に魅入られ(?)、彼を「襲名」して新たなる《ブージャム》として蘇った「襲名犯」なのだ!

【感想】多分、叙述トリックを使いたかった作品なのでしょうが、上手く行っているとは言い難いです。主人公が街の図書館司書の青年で、初代のブージャムとも因縁浅からぬ人物なのですが、過去の人物配置・人間関係を「見せる・読ませる」工夫が如何せん足りないので、クライマックスが弱くなっています。
 図書館でのスタッフによる調べ物(レファレンス・サービスといいます)を織り込み、襲名犯に迫って行くまでのサスペンスは良いのですが、途中で「この街のみんなの平和を守る!」という主人公の決意が、やや上滑りしているのは、ちょっと頂けないかも。
 むしろ純然たるホラー色を濃くした方が、作品としてはまとまったかも知れません。問題はここ。恐怖のドン底に陥れられる割には、街のみんなが比較的平穏に暮らしている様で、何となくこじんまりした印象を与えるのが良くないです。群像劇のファクターがほんの少しあっても良かったのでは?
襲名犯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 襲名犯 (講談社文庫)より
4062931680
No.41
(1pt)

乱歩賞受賞作といわれても首をかしげてしまう。

作品の構想としては大変興味をそそられるところを突いてきているなと思うが、如何せん、内容が伴っていない。
まずは、登場人物に魅力がない。
そして、作中の記述に筆者の独りよがりな部分が多々出てきて、読み手を困惑させてしまう。
私は素人の読者だが、こんなことを書かなくてもいいのではないかと読みながら首をかしげてしまった。
読み手が存在しての小説であると私は思う。
筆者は、もっと、読者に解りやすく伝えるということを心掛けるべきではなかったのだろうか?
巻末の選評を見ると、この作品をあまり推している選考委員が少ないことに驚く。
最終候補作が不作であり、今後の可能性という部分で消極的賛成をして授賞となったのであれば、
乱歩賞にとっても不幸なことではないだろうか。

高野和明氏の「13階段」や薬丸岳氏の「天使のナイフ」レベルの作品を毎年出してくれとは言わない。
だが、もし一定のレベルに達する作品が最終候補作になかったのなら、受賞者ナシでも、私は構わないと思う。
ただただ、乱歩賞の魅力が失われていく気配に、寂しさを感じる。
襲名犯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 襲名犯 (講談社文庫)より
4062931680
No.40
(1pt)

乱歩賞受賞作といわれても首をかしげてしまう。

作品の構想としては大変興味をそそられるところを突いてきているなと思うが、如何せん、内容が伴っていない。
まずは、登場人物に魅力がない。
そして、作中の記述に筆者の独りよがりな部分が多々出てきて、読み手を困惑させてしまう。
私は素人の読者だが、こんなことを書かなくてもいいのではないかと読みながら首をかしげてしまった。
読み手が存在しての小説であると私は思う。
筆者は、もっと、読者に解りやすく伝えるということを心掛けるべきではなかったのだろうか?
巻末の選評を見ると、この作品をあまり推している選考委員が少ないことに驚く。
最終候補作が不作であり、今後の可能性という部分で消極的賛成をして授賞となったのであれば、
乱歩賞にとっても不幸なことではないだろうか。

高野和明氏の「13階段」や薬丸岳氏の「天使のナイフ」レベルの作品を毎年出してくれとは言わない。
だが、もし一定のレベルに達する作品が最終候補作になかったのなら、受賞者ナシでも、私は構わないと思う。
ただただ、乱歩賞の魅力が失われていく気配に、寂しさを感じる。
襲名犯 Amazon書評・レビュー: 襲名犯より
4062185091
No.39
(1pt)

不快な気持ち悪さ

一貫して不快な気持ちの悪さを感じながら読みました。
ホラー小説を成り立たせる「気味の悪さ」ではなく、
不快な違和感ということです。
主人公やその友人の造形や心理描写、「ブージャム」と称される殺人犯の言動、
それを模したと思われる殺人事件の様相などが原因だと思われます。

さらに、文章表現が拙劣で、安っぽい印象を強めています。
例えば「破壊衝動という足枷の中で、思考を巡らせる行為は一つの知的遊戯のようで楽しかった」
という一文(219頁)。
このように妙に力の入った、読者がすんなりと共感しにくい文章が散見されます。

ミステリとしてはB級以下。読後のカタルシスは得られません。後味も良くありません。
また、終盤(第四章 結末)になって、「今となってはわからない」という台詞が
1頁に2度出てくるところがあります(300頁)。これでは興醒めです。

作品自体ではありませんが、「受賞の言葉」がひどい内容です。
作者は今回の受賞で「作家の世界に身を置くことができた」と思っているようですが、
勘違いも甚だしい。作家として認められるかどうか試される戦いの入口に立っただけ
であるという自覚がないと、すぐに干されるでしょう。
「毎回、自信作を書くつもり」だそうですから、お手並み拝見というところです。

最後に、選評について。本作を最も推しているのは桐野夏生さんです。
桐野さんは前回、前々回とも受賞作を推しています。
選考会における発言力が強いのかもしれません。
前々回から今回に至る受賞作品が首を傾げざるを得ないものであったことを思うと、
桐野さんの選者としての適格性に疑問を感じざるを得ません。
乱歩賞が往年の輝きを取り戻すことができるよう、早く委員を外れて欲しいものです。
襲名犯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 襲名犯 (講談社文庫)より
4062931680
No.38
(1pt)

不快な気持ち悪さ

一貫して不快な気持ちの悪さを感じながら読みました。
ホラー小説を成り立たせる「気味の悪さ」ではなく、
不快な違和感ということです。
主人公やその友人の造形や心理描写、「ブージャム」と称される殺人犯の言動、
それを模したと思われる殺人事件の様相などが原因だと思われます。

さらに、文章表現が拙劣で、安っぽい印象を強めています。
例えば「破壊衝動という足枷の中で、思考を巡らせる行為は一つの知的遊戯のようで楽しかった」
という一文(219頁)。
このように妙に力の入った、読者がすんなりと共感しにくい文章が散見されます。

ミステリとしてはB級以下。読後のカタルシスは得られません。後味も良くありません。
また、終盤(第四章 結末)になって、「今となってはわからない」という台詞が
1頁に2度出てくるところがあります(300頁)。これでは興醒めです。

作品自体ではありませんが、「受賞の言葉」がひどい内容です。
作者は今回の受賞で「作家の世界に身を置くことができた」と思っているようですが、
勘違いも甚だしい。作家として認められるかどうか試される戦いの入口に立っただけ
であるという自覚がないと、すぐに干されるでしょう。
「毎回、自信作を書くつもり」だそうですから、お手並み拝見というところです。

最後に、選評について。本作を最も推しているのは桐野夏生さんです。
桐野さんは前回、前々回とも受賞作を推しています。
選考会における発言力が強いのかもしれません。
前々回から今回に至る受賞作品が首を傾げざるを得ないものであったことを思うと、
桐野さんの選者としての適格性に疑問を感じざるを得ません。
乱歩賞が往年の輝きを取り戻すことができるよう、早く委員を外れて欲しいものです。
襲名犯 Amazon書評・レビュー: 襲名犯より
4062185091
No.37
(3pt)

次回作に期待します。

読んで面白かった方、ごめんなさい。

 他のレビューにもありますが、良く読まれている方なら途中で犯人が絞られてしまいます。
最初から犯人がわかった上で主人公逃げてぇぇぇ〜!の方が面白かったかも?っと思ってしまいました。
 
 選評をじっくり読んでしまったのも、この評価になってしまったと…
影響しているとは思います。
襲名犯 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 襲名犯 (講談社文庫)より
4062931680
No.36
(3pt)

次回作に期待します。

読んで面白かった方、ごめんなさい。

 他のレビューにもありますが、良く読まれている方なら途中で犯人が絞られてしまいます。
最初から犯人がわかった上で主人公逃げてぇぇぇ〜!の方が面白かったかも?っと思ってしまいました。
 
 選評をじっくり読んでしまったのも、この評価になってしまったと…
影響しているとは思います。
襲名犯 Amazon書評・レビュー: 襲名犯より
4062185091