147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官



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初公開日(参考)2012年07月
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長編小説

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法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)

2014年08月12日 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)

全焼したアパートから1体の焼死体が発見され、放火殺人事件として捜査が開始された。遺体は焼け焦げ炭化して、解剖に回されることに。その過程で、意外な事実が判明する。被害者の腹腔から大量の蠅の幼虫が発見されたのだ。しかも一部は生きた状態で。混乱する現場の署員たちの間に、さらに衝撃が走る。手がかりに「虫」が発見されたせいか、法医昆虫学が捜査に導入されることになる。法医昆虫学はアメリカでは導入済みだが、日本では初めての試み。赤堀涼子という学者が早速紹介され、一課の岩楯警部補と鰐川は昆虫学の力を存分に知らされるのだった。蠅の幼虫は赤堀に何を語ったのか!(「BOOK」データベースより)




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147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官の総合評価:8.34/10点レビュー 56件。Aランク


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全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(8pt)

新・必読書 『147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官』

詰めが甘い。今後に期待。

フェルマーを愛する一人
BQY6QLCN
No.6:
(7pt)

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官の感想

虫が嫌いなので、読むのをためらっていたが
登場人物の4人のキャラと会話が良いので
おもしろい。
2作目に期待してしまう。

jethro tull
1MWR4UH4
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官の感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官の感想

 
 アパート火災の遺体より不可解な蛆の塊が発見された。 屍体に密接する昆虫からアプローチを試みる「法医昆虫学」が導入され、変わり者女学者が蟲を手掛かりに捜査を始める。 147ヘルツの羽音を持つ虫が教えてくれるのは・・・?

 「法医昆虫学」 これは当然絵空事ではなく、犯罪捜査の新たな境地であります。 死体に虫が湧くのは周知の通りでそれを調べれば遺体が辿った場所、死から経過した時間が判明しそうなのはなんとなく分かるでしょう。 専門的なテーマなようでも容易に想像できてしまうのは虫という存在が私達の生活に深く蔓延っているから、生態系のサイクルにおいて決して切り離せない関係にあるからでしょうか、そしてそれは屍となっても例外でないのです。
 さて、この新境地のテーマがそもそも面白いのですが、それ以上に物語の展開とキャラクターが素晴らしいです。 捜査や犯罪についてはまったくの素人ながら虫については熱心すぎる「研究者」と 学術的な事には関心はないが一定の正義感と冷静な観察眼を持った「警察官」、それぞれの立場、考え、視点、行動が上手く書き分けられてると思います。 サスペンスな部分も申し分ないです。
 超々当たりシリーズ、★は9つです!!


りーり
9EDFH0HC
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官の感想

シリーズ最新作を先に読んでしまったが面白かったので1作目を早速読んでみた。やっぱ面白い。
やはり、主人公・赤堀涼子がいいですね。
1作目という事もあり、より変人ぶりが際立って描かれてます。
周りから認められていない変人法医昆虫学者がその活躍によって偏見を覆していく。
日本人はこういうの好きなんでしょうね。
蛆ボールのグロさに耐えて読み進めると・・・意外と読後感はいいんですよ。
ただ表紙の赤堀涼子、これはない。
私は、小柄なゆりあんレトリィバァをイメージしてるのですが・・・

それにしても賞受賞後の2作目に、こんな作品を描くなんて凄いと思います。
Wikiで調べると、女性でしかもデザイナー。
生物学者だった父親の影響のようですね。
また楽しみなシリーズを見つけてしまった。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官の感想

これは面白かった。斬新で知的好奇心をくすぐられました。法医昆虫学を扱ったミステリ。
科学捜査系の小説で、焼死体を解剖すると中の内臓は荒らされ、異様なウジの塊が見つかる――。

前半の導入から虫達のウネウネと気持ち悪い雰囲気を醸し出して敬遠されそうですが、この虫が何故こういう成長を遂げているのか?現場の虫の生態系に変化がないか?など、虫を基点に推理を進めていくのが斬新で、気持ち悪いよりも虫から導かれる科学捜査の流れに興味津々で楽しめました。

また、虫の気持ち悪い雰囲気を払拭するかの如く、捜査依頼された昆虫学者が底抜けに明るい性格の女性に設定されているのも良いです。
虫が大好きで生態系を楽しく解説してくれたり、おもむろに網で虫を採集しだすわと、変人ぷりも活き活きしてます。警察が、うげーっこの人は住んでる世界が違う!というやり取りがユーモア溢れて楽しめました。

TVドラマでも楽しめそうだなーと思いましたが、虫の映像がちょっとNGか...。
類似作品が思い浮かばない斬新な小説で面白かった。次作も楽しみ。

egut
T4OQ1KM0
No.1:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官の感想

乱歩賞をとった『よろずのことに気をつけろ』はちょっとこじつけ的なところがあって今一つと思っていたのですが、こちらは構成も登場人物の描写もよくそれぞれの個性が際立っていてとても面白かったです。
法医昆虫学と言う珍しい分野で、それが実際にあるのかどうかはわかりませんが(全部科学捜査の範疇だと思っていたので)描写がリアルでとても説得力がありました。アメリカなんかでは専門分野がいろいろわかれているので実際にありそうですが、閉鎖的な警察機構に外野からの協力の入りにくさなんてところも現実にありそうな話ですが、一般人ならどう考えてもおぞましいとしか思えない、死体につくウジから死亡時刻やその他色々な情報を導き出すという珍しい観点からの作品で読みごたえがありました。

虫の苦手な人には冒頭からちょっと辛い表現が続きますが、そこはフィクションであり本からは臭ってきたりしないのでご安心を。
かなり変人ですが、明るく元気なキャラである赤堀さんと言う学者さんがとても魅力的です。

たこやき
VQDQXTP1
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