■スポンサードリンク
147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 1~20 1/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
虫(とくに蜘蛛)が苦手な岩楯刑事による推理直観と、生粋の昆虫生態学者の赤堀涼子先生による学術的見地で、女性殺害の犯人を追及していく過程が秀逸です。法医学的なマニアックな内容ばかりではなく、二人のコミカルな関係性も見どころで、読んでいてハートフルな気持ちになり読後感が非常に良い。昆虫学を捜査の軸にする推理ものは、実際あるようでない(羊たちの沈黙はガジェットとして使われてる)ので、新鮮な感覚で読むことができた。今後も期待したい作家です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
法医昆虫学、虫オタクでなければなれない。 鰐川刑事は涼子先生に振り廻されてる。 良いコンビ誕生。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
命ある生物に、必ず起こりうる理に耳を傾ける。 それができるのが、虫の声を聴ける女。 結果には、それにそぐう理由がある。 なんかよくわからんけど、海外じゃあ成果をあげてるジャン的な雰囲気に、安易に上層部の一部が流され、結局わりをくうは、いつも下っ端なり。 本当に戦力になるのかよ? 子守りかよ!・・・からの信頼感、期待感に依存。 専門家ならではの洞察力と観察眼・・・ハンパないって! 結果がすべての世界において、いま、あらたな扉が開かれた。 向こう見ずに突っ走るのか、たまにキズだけど・・・そこが、また、かわゆい。 やってることは、キモいけどね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
事件に関わった昆虫の生態を研究することにより、死亡時間を確認し、全く予想もつかない事件の背景を発見する法医昆虫学の面白さを伝えてくれる。主人公の法医昆虫学捜査官の個性も面白い、このシリーズを 読み始めるきっかけになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物や場面解説など、全てが細かく丁寧に書かれています。内容も読み応えがあり、読み終わった後、しばらく余韻に浸りました。 赤堀さんが魅力的なキャラクターで好きになりました。 シリーズ化されているみたいなので、また読んでみたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昨今、捜査する者を異様に飾り立てマウント取ろうとする小説が目に付く ハードボイルド推しのやたら強い無法男や抜群の推理力を持つ非常識系とか 加害者や被害者心理をないがしろにした小説にウンザリしていたところだが… この法医昆虫学捜査官シリーズもそんな感じだったら嫌だなと思いながら読み始めたが想像を覆してくれた 冒頭発見された被害者に対する読者感情を操るかのような展開にニンマリ 岩楯刑事と赤堀准教授?の個性も際立って非常に完成度の高いシリーズだと二度目のニンマリ シリーズ1作目なのでこれからまだまだ楽しめそうです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
非常に面白かった。「法医昆虫学」初めて目にする言葉であったので調べてみると、米国では研究が進んでおり裁判の証拠になることもあるが、日本ではまだ発展途上の学問である。と書かれてあり、小説だけの内容でない事に興味津々で読み始めました。 グロい焼死体やウジ、蠅、蜘蛛やら、やたらえぐいシーンが出てきて、登場人物が嘔吐、読んでいる自分も気持ちが悪くなる中、主人公の赤堀涼子はお構いなしに無邪気に喜び、捕まえるわ、食べるわ(笑)と、ウジ虫をこの子達扱いする、なかなかのキャラクターである。もしドラマ化したら誰が彼女の役を出来るのだろう? 長編小説でなかなか事件解決まで辿り着かないのですが、どの過程も面白く飽きさせないストーリー、出てくる個性的な登場人物と主人公赤堀涼子の軽妙なやりとりに思わず声を出して笑ってしまう。警察ミステリー小説というと、どこかどんよりと重くなってしまいがちですが、この本はとにかく楽しい、読み始めると止まらない。シリーズ本も楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
法医学 昆虫学者という面白い視点からの犯罪捜査を描いた小説である。 実に面白い。 本作は 被害者の死体から蛆虫が検出され その蛆虫の形態の変化から 思わぬ 凶暴な薬物が捜査線上に浮上し一気に重大な展開を迎える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新しい視点の警察小説で、シリーズ全部買ってしまいました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりに夢中になって読んだ新しいシリーズ本です。 同じ時期に初見の違う作家の同じようなミステリーを買い、そっちを先に読み始めたが30ページほどで、余りのつまらなさにがっかりと、時間のもったいなさの中で、この本を読み始めました。 改めて、こんな次をまた読みたいって思った初見の作家さん久しぶりでした。 これからも楽しみに待ってます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本ではまだあまり馴染のない学問分野、法医昆虫学を中心に添えた推理小説。法医昆虫学を警察捜査の中で、確立しようと、女性昆虫学者が奮闘する。焼死体の中から蛆虫の塊を発見することで、焼かれる前に死んでいたこと、蛆虫の成長スピードから死亡推定時刻や事件関係者を推理する。とても面白かった。ただ、主人公の女性昆虫学者が三十代半ばの准教授、脇の男性キャラも四十代前後と、年齢が割と高く、恋愛事情も夫婦との不和や不倫の予感といったフレッシュさに欠ける人間関係だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここ数年読んだ警察ものでは最高のシリーズ。登場人物の個性も素晴らしい。残念なのは、描写的にドラマ化は難しいところかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんとなく選んだ一冊でしたが、なんと!これが面白いこと。 ストーリーもしっかりしていて飽きさせない。 登場人物も可笑しいけど魅力的。 岩楯刑事と赤堀さんのやりとりにわらってしまいます。面白くてシリーズを読み進めているところです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
子供のころから昆虫が好きで、大学もその方面に進みました。昆虫を指標にした推理小説はあるようでここまで本格的なものは無かったと思います。川瀬七緒はその経歴を拝見すると、特に昆虫と交差しているとは思えないのですが、「ムシ屋」の心理を的確に捉えています。余程取材をしたか、そもそも七緒自身が「ムシ屋」ではないかと思えるほどです。伏線の張り方、キャラの設定とも推理小説の王道を行っており、大変面白く読ませて頂きました。シリーズ化になっていますので、しばらく楽しませていただきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
乱雑に袋の中に4冊の本を押し込んだのか 本の帯がクシャクシャに破れてました! 帯も本の1部です。なんかがっかりしました! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
法医昆虫学というまったく新しい分野からの捜査はとてもおもしろいですね。昆虫の世界がこんなにすごいとは知りませんでした。また、登場人物もけっこう個性的です。すぐにでもテレビドラマ化されるんじゃないでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
キャラクター作りで成功しているのが主人公で、学者探偵にありがちな、クールで孤高な雰囲気がかけらもなく、「無人島でも太れる女」「騒々しくも愉快な女」と言われてしまう弾けた人物。刑事二人との掛け合いがトリオ漫才みたいで(後輩の大吉が加わるカルテット漫才も)実に楽しい。主人公でありながら昆虫分析に徹してメイン捜査パートには加わらず、登場は半分以下という構成で、事件の暗黒部分にはタッチしない能天気キャラクターを通すとすれば、面白い趣向だと思ったが、後半この棲み分けが崩れ、同時に失速感が出てしまうのは惜しい。真犯人をまったくの●から持ってきてしまうのは何となく察しがついたので失望感はなかったし、エンディングの苦さは主人公とミスマッチとはいえこれはこれでいいとは思うが。 なお、ラストには主犯者が大部分の犯行で直接手を下していないことで重刑を免れそうなもやもや感も添えられているが、殺人1件は明白な共同正犯で、これに現住建造物等放火罪と、もひとつ某重罪(量次第で無期懲役)の共同正犯、殺人未遂の単独主犯。立証しやすい4つだけで殺人3件相当の重みがあるので、これは検察がどんなにもたついても「一生涯、鉄格子のある部屋に」という岩楯警部補の願いは鉄板で叶えられると思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
事件は複雑で解きほぐすのは手が掛かるがその手法は科学的である。人間心理の基をしっかりと確立させており昆虫の生態と二本立ての面白さがある。後半で新人物が出てくるのは理解できるがもっと早くに仄めかして貰うと更に面白みが増す。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人的に僕は昆虫大好きで、子供時代はあらゆる昆虫を飼育した末に、一般的な子供は手を出さないと思われる『蜘蛛や山ゴキブリ』まで飼育した事がある程度には変人だったので、 昆虫変人を極めたヒロインは物凄く魅力的でした! 加えて、様々な昆虫知識がきちんと事件の捜査に活かされていく過程も素晴らしく、相棒の二人の刑事も魅力的ですし、 サイコで恐ろしい犯人の邪悪ぶりは勿論、他の関係者たちの壊れ具合も見事で、 昆虫好きな心を見事に満たしてくれつつ、サイコミステリーとしての怖さも秀逸な神作品です(^-^*)/ この面白さレベルがシリーズ続刊でも保たれている事を願いつつ、続編を読むのが楽しみですし、 サイコミステリーを読みたい時に是非オススメしたい神作品でした! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もともと興味があった分野なので、面白く読めました。 ただ、ラストにかけての怒濤の盛り上がりが、まるでシリーズ最終章みたいで、「これ、シリーズ1作目だったよね!?」と何度も確かめ直してしまいました。 で、その怒濤の盛り上がりの後が、軽く流されちゃって、次回に続くこともわかって、ホッとしたというか、気が抜けたというか。 このまま、シリーズを追っかけて行きたいと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!